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ポータブルデータトランスミッター「PDT-FP1」実機開封レビュー。5Gミリ波対応&アンテナ強化、冷却ファン・HDMI入力・LAN端子・USB type-C x2 を搭載して、中身はまるまるXperia!


ソニーのポータブルデータトランスミッター「PDT-FP1」が、3月22日についに発売になった。

ソニーストア実店舗やCP+2024で先行展示されていた実機を触ったことはあるものの、やっぱりホンモノは別物。

製品パッケージを見るのは初めてなので、早速開封してみた。

・PDT-FP1 | デジタル一眼カメラα(アルファ) | ソニー

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●ポータブルデータトランスミッター「PDT-FP1」の実機を開封!

製品初開封

ポータブルデータトランスミッター「PDT-FP1」のパッケージは、カメラアクセサリーだから?か茶色の段ボールパッケージ。

Xperia によくある白箱は、竹やさとうきび、市場で回収したリサイクル紙をもとにしたソニー独自開発のオリジナルブレンドマテリアルを使ったエコなタイプだけどそれではないらしい。

上面の真ん中に本体をデザイン、サイド面に、SONYロゴや過型番があるだけのシンプルなもの。

似たところで言えば、CinemaLine 「FX3」や「FX30」と近い。

箱の中身は、本体とそれ以外には保証書やスタートアップガイドなどが付いてくるのみ。

ケーブルなどの付属品はないので、充電に必要なUSBケーブルやACアダプター、HDMIケーブル、有線LANケーブルは自前で用意する必要がある。

ポータブルデータトランスミッター「PDT-FP1」の外観をチェックする。

ソニーストア実店舗やCP+2024の会場でポータブルデータトランスミッター「PDT-FP1」を触った時はシールで塞がれて気づかなかったけれど、上部のサイド面にSONYロゴが入っていることを確認。

シボ加工されたボディに、彫り込まれたSONYロゴは、業務用というオーラを発していて実にカッコイイ!

かつての Xperia PRO を思い出させてくれて、どうしてXperia PRO II というネーミングにしなかったのかと問いたいくらい。


横からみると異形の形。

Xperiaシリーズのようなスマートさとは無縁で実用性を最優先にしたデザイン。

ヒートシンク、冷却ファン、有線LAN端子、USB Type-C端子x2、HDMI端子を備えて、明らかに普通のスマホじゃない感が漂う。

落下防止用のストラップホールや、三脚ネジ穴も備えて、機材との連携も考えられている。

同じSoC(Snapdragon 8 Gen 2 Mobile Platform)を搭載するXperia 5 VXperia 1 Vとサイズ感を比べてるとその巨大さがよくわかる。

画面サイズは、「Xperia 5 V」の6.1インチ(正確には6.05インチ)と同じなのにこんなに違う。

外観サイズは、「Xperia 1 V」よりも大きい。

Xperia 5 V」:約68mm×約154mm×約8.6mm、約182g
Xperia 1 V」:約71mm×約165mm×約8.3mm、約187g
PDT-FP1」:約80mm×約170mm×約26.6mm、約308g

Xperia PROにもHDMI入力はあったけれど、HDMI Type D端子(マイクロHDMI)。

けれどPDT-FP1にあるのは、ケーブルの選択肢も接続部の強度も格段に高い標準のHDMI Type A端子

HDMIの規格は、最大3840×2160(4K) 60pまで対応(YCbCr 4:4:4/4:2:2/RGB)で、USBストリーミングよりもはるかに使い勝手が良い。

LAN端子の規格は1000BASE-Tに対応して最大1Gbpsで通信ができる。

USB Type-Cから変換すればLANもHDMIも使えるとはいえ、わざわざ別途アダプターやハブを用意したり嵩張ってしまったり接続も不安定。

オプションパーツいらずで、確実につなげるということが「PDT-FP1」の最大のメリット。

5G対応ポータブルデータトランスミッター「PDT-FP1」の最大の特徴のひとつ内蔵ファン。

中央辺りのスリットから冷たい風を吸気して、発熱の主要部となるSoC回りを冷却して排熱。

わざわざ冷却装置をつけるのと違って、外装部分を冷やすのではなくて内部を直接冷やせるというのがキモになる。

設定から、冷却ファンの動作モードを「オート(バランス)」、「冷却優先」、「静音優先」の3つから選択もできる。

環境温度や実際の負荷によっては変わってくるとはいえ、ヒートシンクだけで自然に放熱を待っているスマートフォンと違ってかなりの冷却効果が見込める。

初期セットアップはXperiaとまったく同じ。

初期セットアップは、まるっきりXperiaシリーズと同じ。

進めるウィザードのたてつけも全て同じなので、Xperiaユーザーであれば既視感がありすぎるというか今までどおりセットアップすれば良い。

当然Googleアカウントが必要になるので、時前のアカウントでサインインすれば普通のAndroid端末と同様にアプリもインストールできる。

初期状態で入っているアプリはかなり少なくてすっきりさっぱり。

Xperiaシリーズに入っているソニー謹製アプリはなくて、あるのは、カメラと連携して利用するものばかり。

入っているアプリは、「Transfer & Tagging」、「Creators’ App」、「Creators’ App for enterprise」、「XDCAM pocket」、「2D Code Scanner」、「Network Visualizer」、「外部モニター」と、他Google系アプリ。

当然アンインストールもできるし、追加もできる。

スペックについて。

SoCは、Qualcomm社製「Snapdragon® 8 Gen 2 Mobile Platform」、メモリー(RAM)は8GB、ストレージは256GB

外部ストレージは最大1TBのmicroSDXCに対応。

OSのバージョンは、出荷時ではAndroid 13

ビルド番号は、67.0.G.0.257 release-keys

技適の認証を確認すると、当然国内に適したモデルのため当然ながらJP(日本)の認証を通過している。


SIMカードトレイの位置は本体側面にある。

カバー兼カードトレイは本体と一体化して、ツメのひっかける穴があるのでそこから引き出すタイプ。

一般的なスマートフォンのように取り出しにSIMピンは不要。

引き出したトレイを見ると、表裏に装着する仕様で、SIMカードもMicroSDカードもホールドする小さなツメでホールドして落ちないようになっている。

物理的なSIMに加えて、eSIMにも対応。


独自のアンテナ構造や配置ができて通信特性を高めて、より高速で低遅延通信ができる内部構造。

そして、5G対応ポータブルデータトランスミッター「PDT-FP1」は、国内外の5Gミリ波帯やSub6通信、スタンドアローン方式の5G通信、ローカル5Gといった幅広いバンドに対応。

海外向けのバンドも含めて対応幅が非常に広い。

対応バンド(4G):1, 2, 3, 4, 5, 7, 8, 11, 12, 13, 17, 18, 19, 20, 21, 25, 26, 28, 29, 30, 32, 34, 38, 39, 40, 41, 42, 46, 48, 66, 71
対応バンド(5G Sub6): NSA: n1, n2, n3, n5, n7, n8, n20, n25, n28, n30, n38, n40, n41, n66, n71, n77, n78, n79
SA:n1, n2, n3, n5, n7, n8, n20, n25, n28, n38, n40, n41, n48, n66, n71, n77, n78, n79
対応バンド(5G ミリ波):n257, n258, n260, n261
最大スループット(5G) : アップリンク:最大 1.1 Gbps / ダウンリンク:最大 8.1 Gbps

※5Gミリ波のn260, n261対応は、アメリカで使われているバンド。

対応バンドをみると、日本のキャリアが使用しているバンドならほぼ網羅。

上の表を見ると、モバイルルーターでも「Aterm MR51FN」はn257の5Gミリ波に対応していなかったり、「Wi-Fi STATION SH-54C」はキャリア販売モデルのため他キャリアのバンドの対応が貧弱だったり、「Nighthawk M6 Pro」は海外端末ベースのためLTE 11,21に対応していなかったりと何かしら穴がある。

また、主要なバンドを網羅しているだけでなく、通信速度の最大もアップリンク:最大 1.1 Gbps / ダウンリンク:最大 8.1 Gbpsとなっている。

カメラとの連携はXperiaを遥かに凌ぐ


「PDT-FP1」は、カメラとの連携を主目的としたデバイス。

そのため他の端末にはない「カメラ有線接続」設定機能という独自機能を持っている。

USBケーブルや、LANケーブルを接続するだけであらかじめ設定しておいたアプリが立ち上がって、カメラと「PDT-FP1」の接続が自動で行わえるというもの。

「PDT-FP1」を使って決まったワークフローを行なうなら、「カメラ有線接続」設定機能は強烈に便利。

例えば、USBケーブルを接続してUSBテザー撮影やデータの高速転送、LANケーブルを接続してFTP転送といった事ができる。

ケーブルをつなげるだけで、連携・転送できるといった流れは、作業工程を減らせるかつミスも減らせるので恐ろしく便利。

ポータブルデータトランスミッター「PDT-FP1」って、巷ではXperiaの余剰パーツで作られたとか、Xperia PRO II になりそこねたとか言われたり、そもそもそんなに話題になっていない空気感。

確かにこんなゴツいスマートフォンなんて、ポケットに入るわけもないし…とネガティブに思えてしまうけれど、この無骨さこそが最大の魅力。

5Gミリ波対応、アンテナ強化、冷却ファン、HDMI入力、LAN端子、USB type-C x2 ついてるXperia と考えると相当魅力的。

いや、誰もがあまり興味をもっていないからこそ、この変態スマホの素晴らしさを皆に伝えたい。

次回、冷却機構を持つことの素晴らしさについて解説する。続く。

 

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●ポータブルデータトランスミッター「PDT-FP1」


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●ポータブルデータトランスミッター「PDT-FP1」関連記事

・ポータブルデータトランスミッター「PDT-FP1」の実機を弄り倒してきたレビュー。お前さん、冷却ファン・HDMI・LAN端子・USB type-Cを備えた Xperiaじゃないのかい!?

・ポータブルデータトランスミッター「PDT-FP1」の実機を弄り倒してきたレビュー。(カメラ連携編)スマートフォンにはない豊富な端子とカメラ連携機能が魅力。

・まもなく発売のまるでXperiaな、PDT-FP1 の ヘルプガイドが先行公開!Android 14へのOSアップデートも確定か!

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