ソニー、”True RGB”という商標を出願。”TRILED”と同じく、次期4KテレビBRAVIA 新RGB 独立駆動LED バックライト システム向け名称?

ソニーは、テレビジョン受信機、LEDディスプレイ、電気通信機械器具向けの商標として”True RGB“という名称を出願。
テレビ関連の名称として今後”True RGB“を使用していく可能性がある。
以前から「TRILED(トライルド、トリエルイイデイ)」という商標を出願していて、それに関連した名称とも考えられる。
ソニーは、高密度LEDバックライトをR (赤)、G (緑)、B (青) の色ごとに個別に制御可能なRGB独立駆動パネルを採用し、大画面化にも適したディスプレイシステムを開発中。
各色が独立して発光するパネルのため、色の純度が高く、映像をより鮮やかに広色域で再現することができるというもので、パネルの特性を最大限に引き出すために、ソニーが独自に開発した最新のバックライト制御技術を搭載している。
2025年中に量産を開始し、家庭用テレビやコンテンツ制作用ディスプレイへの搭載拡大を目指すとしていることから、おそらく2026年前半に発表されるテレビ・ディスプレイに搭載されると思われる。
今回の”True RGB”も、新RGB 独立駆動LED バックライト システムの関連商標と思われる。
・独自の信号処理で高密度LEDバックライトをRGB各色で個別に制御可能な次世代ディスプレイシステムを開発
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目次
●”True RGB”(トゥルーRGB)ソニー商標出願
商標は「True RGB」となり、日本語でどう読むのかは不明だが、普通に読めば”トゥルーアールジービー”となる。
「True RGB」という名称から、純粋なR (赤)、G (緑)、B (青) の発色をする機器となるはず。

ちなみに、以前から出願されている「TRILED」(”トライルド”、”トリエルイイデイ”)の商標情報を見ると、同じテレビジョン受信機、LEDディスプレイ、電気通信機械器具向けの商標として出願されている。
TRI(トライ)は”3″を意味してそれにLEDとつながる造語とすれば、3つのLED、3原色のLED、RGB LEDと考えると、「新RGB 独立駆動LED バックライト システム」として相応な名称になっている。
もちろんどちらの商標も、「新RGB 独立駆動LED バックライト システム」とは全く関係ない可能性もある。

「新RGB 独立駆動LED バックライト システム」は、非常に楽しみな技術で期待値だけが高まるものの、商標から期待できる性能を考えると気になってくるのは販売価格。
現行のBRAVIA 9ですら非常に高価格帯であるうえに、それを超える高い制御と高コストなバックライトを搭載となるとさらなる超付加価値となるディスプレイになるのは間違いない。
絶対にこのブラビアが欲しい!という人は、相応の価格を覚悟して今から貯金をしておいたほうがいいかもしれないし、そこまで性能を求めないのであれば、現行のブラビアも十分に高性能でおすすめできる。
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●高密度LEDバックライト制御からさらに色ごとの発光制御

今回の発表は、簡単に言うと今まで白色で液晶に光を出していたバックライト+QDシートを、バックライト自体を色をつけた状態で発光させて色純度の高い高輝度の映像表現を行なうというもの。
プレスの画像でも今まで青色のLEDを使用していたバックライトが、エリアごとに異なる色で発光していることが確認できる。
![]() 新RGB 独立駆動LED バックライト システム |
![]() 従来のLEDバックライト システム |
上のイメージ図をみるとわかりやすい。
従来のLEDバックライト システムの場合、青色LEDをQD(量子ドット)シートを使って白色光(RGBが組み合わさったもの)に変えている。
そのため青→白→RGBと変更して色を作るため、無駄になる光が出てきてしまう。
新RGB 独立駆動LED バックライト システムでは、バックライト自体に色のついた発光を行なうことでそのムダを削減。
各色が独立して発光するため、色の純度が高く、DCI-P3 99%以上、ITU-R BT.2020約90%の広色域をカバーできる。
イメージ図でも、LCD側の映像の色づきの違いを表現しているのでわかりやすい。

海外プレス画像では、LED単体の中にRGBの配列で発光しているイメージ画像を発見。
バックライト自体にカラーがつくのであれば確かに無駄になる光が減り、色の濃淡にも応じた輝度調整を行うことで、真っ青な空や真っ赤な紅葉など単色のシーンでも、明るく鮮やかな映像を再現できる。
ソニー製プロフェッショナルモニターで実現している4000 cd/m2以上のピーク輝度を出すことができ、ソニーのディスプレイ機器史上最高のカラーボリュームを実現する。
![]() 新RGB LED |
![]() 白色OLED |
![]() QD OLED |
![]() 従来のLED |
色表現の幅を表したイメージ図を見てみると、色の幅も階調表現も他の液晶や有機ELを凌駕している。
96ビットの高ビットレートで駆動し、漆黒とまばゆい白を同時に表現できるだけでなく、中間色の多いシーンでもその明暗の違いを繊細に表現。
既存の有機ELパネルでは技術的に難しい、明るさや彩度が控えめな色調を表現可能。
高ビットレートでの信号処理により、細部まで精密に階調を制御できるため、大画面においても斜めから見た際の色や明るさの変化が抑えられ、広い視野角を実現する。
新RGB 独立駆動LED バックライト システムを搭載したディスプレイはいつ出てくる?
ではこの新しいGB 独立駆動LED バックライト システムを搭載したディスプレイはいつでてくるのか?
プレスリリースには、「本システムは2025年中に量産を開始し、家庭用テレビやコンテンツ制作用ディスプレイへの搭載拡大をめざします。」と記述があることから、まだ量産すら始まっていない。
おそらく早くとも来年2026年のCESあたりでお披露目され、その後プレスされ発売というのが最速の流れだと思われる。
また、もちろん良いことばかりではなくてこのシステムの場合、ハローやフレアなどを完全には抑えることはできないとして、そのときに色の付いたハローフレアが見えてしまう可能性もある。
<ブラビア2024年モデル実機レビュー>
Mini LED 搭載フラグシップモデル 2024年最新の 4K 液晶テレビ BRAVIA 9「XR90シリーズ」を、ソニーストアで観てきたレビュー。
最新 2024年ブラビアに備わる「PS Remote Play」アプリ。 BRAVIA XR 4K有機ELテレビ「A95Lシリーズ」で、PS5とのPSリモートプレイを試してみた。
BRAVIA 2024年モデル の進化!ネックバンドスピーカー・イヤホン・ヘッドホンと直接つないで楽しめる3Dサラウンド(立体音響)、テレビスピーカーと同時音声出力。
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●BRAVIA ラインナップ
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4K液晶テレビBRAVIA 9「K-75XR90」【75型】 4K液晶テレビBRAVIA 9「K-65XR90」【65型】 ●長期保証<3年ベーシック>付 |
4K液晶テレビBRAVIA 7「K-75XR70」【75型】 4K液晶テレビBRAVIA 7「K-65XR70」【65型】 4K液晶テレビBRAVIA 7「K-55XR70」【55型】 ●長期保証<3年ベーシック>付 |
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4K有機ELテレビ「XRJ-55A95L」【55型】 ●長期保証<3年ベーシック>付 |
4K有機ELテレビBRAVIA 8「K-65XR80」【65型】 4K有機ELテレビBRAVIA 8「K-55XR80」【55型】 ●長期保証<3年ベーシック>付 |

4K液晶テレビBRAVIA 5「XR50シリーズ」(Mini LED)
4K液晶テレビBRAVIA 5「K-98XR50」【98型】
ソニーストア販売価格:1,100,000円(税込)
4K液晶テレビBRAVIA 5「K-85XR50」【85型】
ソニーストア販売価格:495,000円(税込)
4K液晶テレビBRAVIA 5「K-75XR50」【75型】
ソニーストア販売価格:429,000円(税込)⇒385,000円(税込) (-44,000円)
4K液晶テレビBRAVIA 5「K-65XR50」【65型】
ソニーストア販売価格:330,000円(税込)⇒308,000円(税込) (-22,000円)
4K液晶テレビBRAVIA 5「K-55XR50」【55型】
ソニーストア販売価格:253,000円(税込)
●長期保証<3年ベーシック>付
●ソニーストア割引クーポン10%OFF
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