「VAIO Fit 15E」新色ホワイト、Celeron、Office Premium搭載モデルをチェックみてみよう。
VAIO製、「VAIO Fit 15E」に、新たに追加カスタマイズとなった、ホワイトカラー、CPUにCeleron、OfficeアプリにOffice Premiumを搭したモデルを展示開始したので、新しい要素を確認しつついじってみた。
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●VAIO製「VAIO Fit 15E」の開梱とセットアップ
実際に購入して手元に届いた場合、黒いパッケージの「VAIO Fit 15E」の他、「ソニーストアでご購入いただいたお客様へ」という挨拶状、
「購入明細書 兼 納品書」、保証についての注意書きの紙、告知チラシ、VAIOのセットアップ用の紙面が入っている。
特に、「購入明細書 兼 納品書」は、ソニーストアの長期保証(ベーシック、ワイド)の証書になるので、絶対になくさないように保管。
それから、VAIOのセットアップ用の紙面には、VAIO製VAIOのサポートについてや、「まるまるアシスト ホームネットワークアシストプラン」の解説、VAIOを購入してセットアップしていく上での主なポイントと目安時間、万が一、VAIOに電源が入らなかった場合の対処法などが書いてあるので目を通しておこう。
VAIO製「VAIO Fit 15E」本体は、ディスプレイ天板には、ホワイトなボディの上にVAIOのルミナスロゴがただひとつだけ浮かぶ。開いた液晶ディスプレイの下とパームレストの上にVAIOロゴが入る。
内容物は、ACアダプター「VJ8AC19V77」、電源コード、HDMIをD-Sub15ピンに変換するVGAアダプター、「VJ8DA15」が付属する。
紙媒体としては、カスタマイズ時に選択した場合に付属するOfficeのプロダクトコードが記載された紙パッケージと、VAIOカード、保証書、取扱説明書が入っている。
Office Premiumは、当然ながらOffice 2013のパッケージとは異なる。
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電源を確保すると、まずはWindowsの初期セットアップ。
・VAIO製になった「VAIO Pro 13」の箱の中身をチェックする。
・VAIO製「VAIO Pro 13」の初期セットアップと中身をチェック。
・VAIO製「VAIO Pro 13」を開けてみる。 :Youtube
・VAIO製「VAIO Pro 13」をセットアップする。 :Youtube
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◆オールインワンスタンダードPC 「VAIO Fit 15E」
「VAIO Fit 15E」15.5型ワイド VJF1511 シリーズ
ソニーストア販売価格:74,800円(税別)~
VAIO製「VAIO Fit 15E」は、発売当初、プロセッサー選択にCore i3以上となっていたけれど、今回から「Celeron 2957U(1.40GHz)」の選択肢が増えたことで、価格もより安価に74,800円(税別)~からの購入が可能になった。
「Core i3-4030U(1.90GHz)」の価格と比べて、15,000円も安くなるので随分と買いやすくなるかわりに、タッチパネル搭載が選べない点にのみ注意。
カラーバリエーションに、ブラックに加えてホワイトの選択が可能になっていて、カスタマイズ内容を確認すると、ブラックは9種類からなる構成のスペックが存在するものの、ホワイトは 5機種とある程度絞られているので、場合によっては欲しいスペックを重視するかカラーを優先するかを検討する必要もある。
<展示モデルスペック参照>
型番 : VJF1511AK
カラー : ホワイト
タッチパネル : なし
ディスプレイ : 15.5型ワイド(16:9) 1366×768ドット
プロセッサー : Celeron 2957U(1.40GHz)
メモリー : 4GB(4GB×1)
ストレージ : HDD 約500GB
ドライブ : DVDスーパーマルチドライブ
プロセッサー ・・・5.7
メモリー(RAM) ・・・5.9
グラフィックス ・・・4.5
ゲーム用グラフィックス ・・・4.9
プライマリハードディスク ・・・5.9
実際、エントリーモデルの素モデルでも、一昔前とちがって最低限しっかりと動くスペックを保っていて、My Sony Club 特典の「VAIO 5%oFF」を利用すれば、Office付き税込みでも余裕で10万円以下から導入できる大画面ノートPCという事になる。
インターフェースとして、右側面に、光学ドライブ(DVDスーパーマルチドライブ)、USB2.0を2基、左側面にマイク端子、イヤホン端子、USB3.0を2基、HDMI出力、LAN端子、電源端子と並ぶ。
正面に、SDカードスロットと、電源/バッテリー/HDDアクセスランプと左右にステレオスピーカーを内蔵する。スピーカーは、大型BOXとなっていて、パワフルな重低音が楽しめるサブウーファーを搭載しているので、本体単独でも迫力のサウンドを再生する。
プリインストールアプリが非常に少なくてストレージが非常にクリーンな状態のため、Windows 8.1を搭載したモデルとしてビジネスアプリのインストール時の余計な干渉が今まで以上に起きにくい。
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◆新しくなったOffice Premiumをチェックしてみる。
さらに、Officeアプリに、従来の「Office Personal 2013」に加えて、新しく「Office Premium」が選択が可能になっていて、その「Office Premium」をチョイスした場合の手順を追ってみる。
VAIOのカスタマイズ時に選択できる「Office Premium」は、以下の3種類のグレードがあって、注意点としては「Office Premium」を選ぶには、OSでWindows 8.1 を選択する必要があるということ。Windows 7選択時は、「Office Personal 2013」のみになる。
「Office Personal Premium」+18,000円+税
(Word、Excel、Outlook)
「Office Home&Business Premium」+23,000円+税
(Word、Excel、Outlook、PowerPoint、OneNote)
「Office Professional Premium」+48,000円+税
(Word、Excel、Outlook、PowerPoint、OneNote、Publisher、Access)
そして今回プリインストールされているモデルは、「Office Home and Business Premiumプラス Office 365 サービス」となっていて、Word、Excel、Outlook、PowerPoint、OneNote と、”Office 365コンシューマーサービス”が1年間利用できるタイプ。
「Office Premium」をカスタマイズで選択した場合、本体にプリインストールされた状態になっているので、Windowsのスタート画面にあるOfficeアイコンをクリックしてセットアップをする。オンライン接続するので、インターネット接続は必須。
ウィザードにしたがって進めて、付属のプロダクトキー25文字を入力、Microsoftアカウントでサインインと進めていくと、セットアップはほぼ完了。セットアップ直後に、バックグラウンドでOfficeのインストール作業を行っているので、しばらくはオフラインにしたり電源を切らないようにしておく。
セットアップ終了後には、プログラムに、Word、Excel、Outlook、OneNoteといったグレードに応じたソフトウェアが入っているので、好みでスタート画面に登録したりデスクトップ画面にショートカットを作っておくと今までのWindowsのように使いたいときにすぐに使える。
ちなみに、現時点でプリインストールされるのは、「Office2013」となっていて今までと変わらないぞ?と思ってしまうかもしれないけれど、「Office Premium」というのは、”Word、Excel、PowerPoint”がこれから先永続的にバージョンアップした場合でも最新版が使い続けられる。これがひとつの大きなメリット。
あくまでも、購入したVAIOに対してのみのライセンスとなっているので、他のパソコンには流用できないかわりに、こうした永続的なサービスが受けられる。
それから、オマケのプラスアルファとして、利用できるのが、クラウドストレージのOne Driveの1TB分や、毎月60分のSkype通話、テクニカルサポート、マルチデバイスといった”Office 365コンシューマーサービス”を1年間利用できる、というもの。
おそらく一番メリットがありそうなのがOne Driveの1TBが使えるようになる事なんだけれど、あくまでも1年間のサービスなので、それ以降使い続けたい場合は、”Office 365コンシューマーサービス”を年間5,800円(税別)で延長して使用する必要がある。
あともう一つ、AndroidやiPadといったタブレットでもOfficeを利用するのが「マルチデバイス」。PC で作成したドキュメントをクラウドに保存して、外出先でもタブレットからアクセスして、作業の続きを行うという事ができる。
若干ややこしいのが、現時点だとスマートフォンではすでに「Office for Android/for iPhone」が使えていているものの、アプリがまだタブレットに対応してないというオチが…。
※どうやら、タブレットに対応した「Office for Android」は、2015年初めに出てくる予定で、今のところ、Microsoftのサイト「Office for Android Tablet Preview Nomination」に申し込みすると、プレビュー版が入手できる模様。
今はタブレットにも対応待ちだけど、これはこれで利用可能になれば、Xperia Z3 Tablet CompactやXperia Z2 Tabletと連携させてもっと便利になるかもしれない。
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VAIO製「VAIO Fit 15E」は、大画面液晶、光学ドライブといったスタンダードなWindowsノートPCだけれども、Office Premiumをはじめとして最近はクラウドで連携できるサービスが非常に多くなってきたので、スマートフォンやタブレットとも連携して、うまくシチュエーションに合わせて相互に使い分けると、仕事もプライベートも効率よく使いこなせるようになってきている。
・VAIO製「VAIO Pro 11/13」、「VAIO Fit 15E」を今日から店頭展示開始。
・VAIO製「VAIO Pro 11/13、Fit 15E」の紙媒体カタログがキタ。
・「VAIO Pro 11/13」、「VAIO Fit 15E」、ソニーストアで発売前に値下げ!
・VAIO㈱の第1弾モデルとして用意された、クラムシェル型モバイル「VAIO Pro 11/13」
・VAIO㈱から、新しいVAIOに関してのアンケートが来たから自分の想いをぶつけてみよう。
・一人のVAIOファンとして、これからの「VAIO株式会社」に期待をよせて。
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