ついつい手に持ってウロウロ連れて行きたくなる「Xperia Z3 Tablet Compact」
・「Xperia Z3 Tablet Compact」、LTEを搭載したグローバルモデルの外観レビュー。
・「Xperia Z3 Tablet Compact」に使えるアクセサリー類いろいろ。
・「Xperia Z3 Tablet Compact」の基本性能をチェックしてみよう。
の続き。
Xperia Z3 Tablet Compactでいろいろ遊んでみた。
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●Xperia Z3 Tablet CompactがポータブルPS4になる!
・Xperia Z3シリーズで「PS4リモートプレイ」が楽しすぎる!外出先からもPS4のゲームができちゃうよ。
PS4を離れたところから操作できる『PS4リモートプレイ』。これがまたXperia Z3 Tablet Compactの大きい画面でやるとかなり面白い。
Xperia Z3 Tablet Compactの『PS4リモートプレイ』アプリを立ち上げると、自宅内のPS4を見つけて電源をオンにした後に、PS4の画面がXperiaに現れる。
PS4のゲームもそのまま表示されて、映像も綺麗だし、音声もXperiaのスピーカーから鳴っていて完璧にポータブルPS4状態!
縦持ちした場合、上に画面で下側にコントローラーが表示されるのだけど、Xperia Z3 Compactで試した時は、細かい文字やオブジェが何が何だかわからないくらい小さかったけれど、Xperia Z3 Tablet Compactだとこの状態でもわりと見えて、縦持ちでやるのもアリだなと。
そして、かなり感動するのがムービーシーン。ゲームの冒頭とか途中にはいるムービーシーンの映像も綺麗だし、音声もXperiaのスピーカーから鳴って、これくらい大きい画面になると、かなりの没入感が味わえる。
小さいとせっかくのPS4のゲームを進めちゃうのがもったいないなーなんてセコイ考えが横切ったりするのだけど、8インチくらいあると目に飛び込んでくる範囲が広くてかなり楽しい。
がしかし、やっぱりこのスクリーンに出てくるコントローラーは相当キツイ。アナログコントローラーってもともと微妙な動きを再現するものなのに、何もないスクリーンに指を動かしてもやったるうちに上下左右が微妙にズレてきてもう大変(;・∀・) 瞬時の判断が左右するゲームじゃなかったらのんびりできていいかもしれないけど、ウイニングイレブンやってみたらボコボコにやられてしまった…。
そこで登場、便りになる「DHUAL SHOCK 4」。もうコントローラーがあるのとないのとじゃ天と地ほどの差!
もちろん画面に集中もできるし、手元を見ずにコントロールできるし、間違いなく動かせるからこっちのほうがはるかにやりやすい。ほんの少しの遅延はあるので、これまた絶妙な駆け引きまで求めると、ちょっとしたラグにイラっとくる事があるかもしれないけど、もともとそこまでのレベルに到達してない自分の場合だと、普通に遊べててかなり満足。
これがぶっちゃけ、家の中に限らず、外出先からでもリモートプレイできてしまう(Wi-Fi環境に限る)のが凄くて、ゲームでちょいちょいメンテナンスするには持ってこい。
できるなら画面とコントローラーを一体化させて使いたいから、一刻も早く「DHUAL SHOCK 4」に装着するアタッチメントゲームコントロールマウント「GCM10」を発売しておくれ。
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●タブレットでもいい音で聴けるXperia Z3 Tablet Compact
Xperia Z3 Tablet Compactは、ハイレゾ音源対応。 今まではどっちかというと、データ量の少ないmp3やAACといった圧縮音源をたくさん詰め込むのがトレンドだったけれど、ここ最近盛り上がりをみせるのがCDを上回るハイレゾ音源。
絶対的なものじゃないけれど、新しく出てきたシングルとかアルバムをどうせ買うなら音質の良い音源で買っとくのは全然アリ。
ハイレゾ音源は、パッケージで売ってなくて、web販売サイト(例えばmora)から購入してダウンロードするだけ。(同じタイトルでも、ハイレゾ音源と圧縮音源の2種類を販売してるので、購入時に間違わないよう注意。)一度購入したら、10回までダウンロードできるし、DRMフリーなのでダウンロードした楽曲は、あとからPCにコピーして保存しておけばいいし、他のウォークマンに転送しても制限なく使えて扱いやすいのもマル。
唯一気をつけなきゃいけないのはデータ容量。1曲あたり例えば、FLAC(24bit、サンプリングレート96kHz)、4分23秒の曲で、約144MB。12曲、1アルバム単位になると、一挙に約2GB近くまでになる。気が付くとあっという間にいっぱいになってしまうので、たくさん持ち運ぼうと思ったら、大容量のmicroSDXCカード(最大128GB)を用意するのが賢明。
あとは、Xperia Z3 Tablet Compactに専用のハイレゾ対応ヘッドホンを直接つないで聴くだけでいつもに増してイイ音を楽しめる。
細かな事を言えば、ハイレゾ音源対応ウォークマン「NW-ZX1」、「NW-A10シリーズ」のほうがより高音質で聴けるよという話はあるけれど、ハイレゾ音源を聴けるファミリーの一員として使えるのがミソ。
また、ハイレゾ音源持ってないよーという場合でもお役立ちなのが、圧縮音源の高音域を24bit/192kHzへハイビット/ハイサンプリング化してハイレゾ音源を再現させる「DSEE HX」。
「DSEE HX」をオンにしておけば、手持ちのいまあるMP3やACCといった音源でもよりクリアな音質で聴けるのだけど、ただ、バッテリー消費が増えてしまうのでそのあたりはトレードオフで考えよう。
<詳しくは以下参照>
・ハイレゾ音源、ノイズキャンセリング機能、いい音で聴けるスマートフォンになった「Xperia Z3/Z3 Compact」
・Xperia Z2+DACアンプを使ってハイレゾ音源を聴いてみる!
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もうひとつ使い勝手が良いのが、「ノイズキャンセリング機能」。
ノイズキャンセリングの原理は、イヤホンに搭載されたマイクから周囲の騒音を拾って、その騒音を打ち消す逆位相の波を発生させて騒音をカットするというものなので、専用のノイズキャンセリング対応のイヤホンが必要。
ノイズキャンセリングヘッドセットをXperia Z3 Tablet Compactにつなぐと自動的に「ノイズキャンセル」アイコンがステータスバーに現れて、ノイズキャンセルのON/OFFや、[電車・バス]、[航空機]、[室内]といった使う環境でより効果的に使える設定を選ぶだけ。これで、周囲のノイズを極力減らして音楽に集中できる。
この効果がなかなか威力が大きくて、電車の中でも飛行機の中でもザワザワとした雑音がさーっと消える。
音楽を聴くだけじゃなくて、電車の中で本を読みたい時、動画を見たいときに、周りの音が気になって集中できないわーという時でも、かなりの雑音を消してくれるので、これを使うとかなりやみつきになる。
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●水がかかっても誤動作しないXperia Z3 Tablet Compactのタッチパネル
このくらいのサイズになるとお絵かきができるといいなーと思いつつ、Xperia Z Ultra用スタイラスペン「ES22」をつかってみるとちっとも反応せず。
どうしてかな?と問い合わせた事があるのだけど、どうやらXperia Z Ultraと同じようにスタイラスペンを使って使えるようにとも検討されたみたいだけれど、水がかかった時の反応との感度が過敏になってしまうらしく、Xperia Z3 Tablet Compactはあえて指での使いやすさを優先したよという事らしかった。
ちなみに、Android専用のスタイラスだとスイスイ描けたので、緻密な絵じゃなければ描けるかな?程度。
そうそう、Xperia Z3 Tablet Compactの大きい魅力の一つは、防水防塵仕様。水の中にブクブクと沈んでも大丈夫。
以前のタブレットだと、水に浸かった瞬間とか水滴がかかった瞬間に、タッチと判断してページが勝手に動いてしまってアワワなんて事になる事があったけれど、Xperia Z3 Tablet Compactに水をかけたり、端っこから沈めていっても余計なご作動はしないっぽい。
ほうほう、やるじゃないか。さすがに水中に沈めた状態でタッチしてもうんともすんとも言わないのは当然か。水から引き上げてやれば元通り動作する。
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●持ち運べるワイヤレステレビになるXperia Z3 Tablet Compact
「nasne(ナスネ)」やソニー製BDレコーダー、BRAVIAがあると、壮絶に便利になる「TV SideView」。
Xperia Z3 Tablet Compactが、もうテレビとかDBレコーダーのリモコンになっちゃって、チャンネル変更はもちとん、番組表も手元でチェックして録画予約までできるし、テキスト入力したいときは、リモコンでチマチマやらなくても大きめのサイズのキーをタップして入力できるから全然スピードが違う。
さらーに、自宅でも外出先でも、今やってるテレビ番組も、録画した番組も見れてしまうからもうそのまんまワイヤレステレビ状態。テレビ今何やってるかな?と気になってもテレビのある場所まで行かなくても、Xperia Z3 Tablet Compactがそのまんま8インチのテレビになるから凄まじく便利。
しかも防水だからお風呂テレビにもなる。
<詳しくは以下参照>
・「TV SideView」がついにnasneに対応。Xperiaとの組み合わせが最高にツボになる。
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●本のビューワーに絶妙なサイズのXperia Z3 Tablet Compact
もうシンプルに本を読むには絶妙なサイズとおもわれるこのしっくり感。
もちろんXperia Z2 Tabletだったらまだ大きく見えるし、Xperia Z Ultraならもっと持ち運びしやすいし、それぞれのサイズなりの良さはありつつ、ペランと薄くてそれでいてこの軽さと、けっこう細部まで見えるこの大きさ、周囲を気にしなくていいサイズ。この落とし所がイイ。
小説もラノベも、タテヨコどっちも見やすくて、文字の大きさも7段階で変えられるから、まず好みのサイズで読める。
雑誌もカラーで見える。webブラウスズしている感覚なのにオフラインで雑誌を読めるリラックスさもあるし。
そして、マンガを読むにはぴったりサイズ。
せっかく読むなら、スマートフォンサイズじゃなくて少しでも大きくして作者さんが描いた絵のディティールを味わいながら読みたい。そこが視認できるサイズ。
片手で掴んでいても、親指でタップすればページがめくれて片手読みもできる。
こうなると、「Reader Store」でも「BOOK☆WALKER」でも「Kindle」でも、欲しいところからダウンロードして読みたくなるほど。
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●外出先から自分のデータにアクセスできるnasneが便利。
Androidアプリの「nasne ACCESS」を使うと、「nasne(ナスネ)」が録画機としてじゃなくて本当にナスとして使うこともできる。
「nasne」のHDDに画像/音楽/動画といったデータを保存しておくと、家の中でも外出先からでもどこからでもアクセスすることができる。 しかもものすごく高速レスポンスで、外出先からアクセスしてるとは思えないくらいのさくさくっぷり。
Xperia Z3 Tablet Compact内のストレージとかmicroSDの容量にも限界があるので、「nasne(ナスネ)」の中にお気に入りの写真、動画、音楽を入れておけば、いつでもほぼシームレスに使えてかなり便利。
<詳しくは以下参照>
・外出先からnasneにアクセスできる「ナスネアクセス」と「ナスポケット」を使ってみよう。
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それから、Androidの「Chromeリモートデスクトップ」アプリを使えば、出かけた先で自宅(仕事場)PCの中にあるあのデータをチェックしたい、という場合に重宝する。
もちろんスマートフォンでも全く同じ事ができるけれど、画面サイズが小さいと見えづらいから、画面がそこそこ大きいほうが擬似Windowsっぽく使える。
という事で、PCが操れるってことは、Windowsのブラウザゲーム(例えば”艦これ”とか)も遊べてしまう。万が一回線が途切れてしまっても、自宅(仕事場)にあるPCは安定してつながっているという安心感もあるし結構この使い方もアリだし。
<詳しくは以下参照>
・「Chromeリモートデスクトップ」を使って、自宅PCをXperiaで遠隔操作!
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最初は、Xperia Z Ultraに慣れ親しんでる事もあって、Xperia Z3 Tablet Compactはちょっと大きいなーと思っていたけれど、触りだすとこの大きさで何かしたくなる衝動が凄い。
このくらいの画面の大きさがあると、スマートフォンにはない満足感があるのは間違いなくて、ついつい漫画をダウンロードして読みなくなったり、動画チャンネル(バンダイチャンネルとかDアニメストアとか)で、見てないアニメを物色して消化したくなる。
しかも、これくらいのサイズがあれば縦持ちでも動画がそこそこな大きさを保っているし、上下に開いたスペースにスモールアプリを立ち上げて配置してしまえば、まさに動画を見ながらTwitterとかネットをちら見なんて事もできる。これが最高にハマる。
それでいて、手にしてるにはめちゃくちゃ軽いわ薄いわで、このくらいだったら持ち運んでやってもいいかと思わせらせるサイズ感と、もしも水がかかっても大丈夫という裏打ちがあるから、かなりイージーにどこにでも持っていってしまえる。
この絶妙なバランスがXperia Z3 Tablet Compactにはあるような気がする。
思いついたら、またいろいろやってみよう。
<Xperia Z3 Compact(D5833、D5803)グローバルモデルのレビュー>
・グローバルモデル「Xperia Z3 compact(D5803)」の外観ファーストインプレ。
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<Xperia Z3 Tablet Compact>
・「Xperia Z3 Tablet Compact」を実際に触ったら、ほらやっぱり欲しくなったじゃないか。
<Smart Watch 3(SWR50)>
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