ソニーが基本的に好き!

「VAIO Phone」をセットアップして、スペックやアプリを調べてみよう。

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・ついにやって来た「VAIO Phone」の『箱』を開けて、中身をチェックしてみよう。
の続き。

さてようやく「VAIO Phone」ものセットアップをして、中身をいじってみる。

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●VAIO Phoneのセットアップと初期画面。

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まずは、「VAIO Phone」の電源ボタンを押して起動。最初にandroidロゴが出たあとは、画面中央にVAIOロゴ。あぁ、ここにはちゃんとVAIOロゴが入ってるのね!とちょっぴり嬉しがる。

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「VAIO Phone」を初めて起動してから初期セットアップ画面は。当然Android 5.0(Lollipop)なので、それ用のウィザードに。言語設定、Wi-Fi設定、Googleアカウント設定、アプリとデータ取得の有無、とすすめればセットアップ完了。超カンタン。

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ディスプレイサイズは、5インチあるのに、解像度が1280×720ってのは少ないなーと、Xperia Z3(5.2インチ:1920×1080)とつい比べてしまうのだれど、最近やたらとアイコンが巨大化していて、結局ホーム画面は4X4グリッドというのは一緒なので、操作系での解像度の差は感じなくてすむ。

それから壁紙は、新生VAIO㈱となってVAIOノートの壁紙に設定されているブラックを基調とした流れる3本のラインとVAIOロゴが配置されたもの。ただ、かなり残念なのはこれ1枚しか用意されてないという事。VAIOノートですら実はもう1枚の合計2枚用意されているのに、本当にコレ1枚しかない。出来るならライブ壁紙で白いラインが変化していく、くらいはやって欲しかった。

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 ドロワー(アプリ一覧)も4×5グリッドと、このあたりもXperia Zシリーズと同じ配列数。というか、本当にスッキリサッパリな素Lollipopで、一切の余計なアプリが入っていない。唯一「ファイルマネージャー」がインストールされている。

ここで初めて、Xperiaですっかり慣れ親しんでいた「ウォークマン」、「アルバム」、「ムービー」アプリあたりがないのかーと思わせられる。けど、まぁこれは最初からわかってたことか。

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 「端末情報」を確認。Android OSのバージョンは、Android 5.0.2(Lollipop)。初期のビルド番号は、「VA-10J-user 50.02 LRX22G-2035 .20150312.152914 release-keys」とやたらと長いけど、発表された日付が入ってるのでそのまんま初期のものって事がわかる。

規制情報をみると、当然ながら日本の技適認証マークが確認できる。

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ストレージ(ROM)は、総容量16GBのうち、機器として見える容量は11.15GBで、初期段階で利用できる空き容量は9.476GB。

メモリー(RAM)は、2GBのうち、初期設定明けの素の状態で、システムRAM250MB、アプリ197MB使用状態で、空きRAM1.4GBと表記されていた。

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「通知」は、Android 5.0(Lollipop)の仕様どおりで、画面の中央に現れるて2回タップでアプリ起動。ディスプレイの上から下にプルダウンすると、「通知」表示が現れて、さらに引き下げると「クイック設定ツール」が現れる。

 複数アプリを起動している場合も左上にある「全アプリ終了」アイコンで一発消去。

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バッテリーは、2,500mAh。バッテリーライフの推移をみると約7日間と表示されているのは、もちろん素で起動した状態での予測推移でしかない、というかこんなに持つわけがない。どれだけ持つからはこれから実際にこれから使ってみてから。

デフォルトのキー入力のIMEは、「Googleキーボード」、「Google日本語入力」、「Google音声入力」

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●ディスプレイや音、カメラをチェックしてみる。

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「VAIO Phone」のディスプレイは5インチのIPS液晶パネルを採用。解像度が1280×720(320dpi)。当然の事ならが、スマートフォンのフラッグシップたるXperia Z3と比べると精細感や発色の良さも多少劣ってしまうものの、さすがに現時点でのディスプレイだけあって一定のクオリティは保っていて、一般に写真や動画を閲覧するにも許容できる範囲。

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ディスプレイ設定には、特に静止画や動画に関するカスタマイズ設定はない。音声も、高音質化するアプリケーションや設定項目はなし。

音声を再生してみると、目一杯ボリュームを上げると背面にあるモノラルスピーカーでも大きめの音で再生してくれるので音量不足には感じない。ただし、フラットな背面にスピーカーがあるために、テーブルにペタっとくっつけて置いてしまうとスピーカーを塞いでしまって音が聞こえなくなるので注意。

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まずは普通に背面に13メガピクセル CMOSカメラで撮影してみたけれど、思っていたよりは良く撮れる。AFもそこそこ早いし、かなり近づいての撮影もできるし、ピントもタップで好みの箇所に合わせて撮影ができる。正面に5メガピクセル CMOSカメラは友達と一緒に自撮りしても背景も映り込むくらいにはワイドで使いやすい。

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撮影設定も細かく、コントラスト、露出、シャープネス、測光と好みで設定をいじれるし、HDR機能もある。感度はISO800まで手動で設定可能。

他にも、シーンセレクションや顔検出、ホワイトバランスをオートから手動設定、タイマー設定、フィルターをかける機能もある。

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●VAIO Phoneのスペックを確認しておく。

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プロセッサーは、Qualcomm Snapdragon 410(MSM8916)で、1.2GHz クアッドコア、GPUはAdreno 306。内蔵メモリ2GBのRAM。「Antutu」ベンチマークテストアプリをみるとスコアは「21030」となった。ASUS ZenFone 5とほぼ同等のスコアでミッドレンジのスマートフォンと言われる所以。

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ちなみに、国内のソニーモバイルコミュニケーションズから発売される「Xperia J1 Compact」のスペックは、プロセッサーにQualcomm Snapdragon 800(MSM8974) 2.2GHz クアッドコア、CPUはAdreno 330を搭載。内蔵メモリーは2GB。

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既に去年発売されているXperia A2と同じスペックで、手元にあるので、同じく「Antutu」ベンチマークテストアプリを走らせたところ、スコアは「41741」と、さすがに動作周波数が約2倍ある事もあってスコアも顕著に違っているのがわかる。

 あくまでもベンチマークスコアとしての比較であって、性能が半分しかないという事ではない点には留意する必要がある。実際、「VAIO Phone」を触ってもサクサク動作していて、一般的なアプリをひと通り使ってみてもひっかかる動作もなく全く問題ない。

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どうしてもこのスペックからすると、ASUS ZenFone 5と同等クラスのスマートフォンと見られるのは当然で、そうするとスペックで価格が比較されてしまうのも仕方ない。そのためのVAIOブランドであるなら、持ちたいと思わせる外観デザインだとか、「VAIO Phone」を使っているぞと思わせる演出(壁紙や独自のアプリでの魅せ方やカスタマイズ)というものがあっても良かったんじゃないかなという気もする。

ただ、さすがにMVNOのスマートフォンをこれらだけで割り切ってしまうわけにもいかないので、次は通信プランの維持費を含めて、またいろいろチェックしてみよう。

続く。

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MONSTER PC “VAIO Z” (13.3型ワイド)
ソニーストア販売価格:189,800円(税別)~

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