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SIMフリーモデル「Xperia 1 VI(XQ-EC44)」対応バンドとキャリアで使用されているバンドの違い。「au(povo2.0)」と「楽天モバイル」の対応エリアの広がりを3年前と現在で比較。


SIMフリースマートフォン「Xperia 1 VI(XQ-EC44)」は、対応バンドの幅広さも魅力のひとつ。

NTTドコモ、au、SoftBankに続く国内通信キャリアの楽天モバイルについても幅広いバンドで対応。

また、デュアルSIMに対応しているため、維持費を抑えることができて契約も簡単でeSIMの発行もお手軽なpovo2.0をサブ回線として利用することもできる。

とは言え、楽天モバイルやpovoがリーズナブルでも、数年前まで5G対応エリアは場所によってはほとんど展開されていなかった事もあって、まともに使えるのか?

以前(3年前)、5Gエリアについて調べていたときの情報からどれほど改善されたのか?「Xperia 1 VI(XQ-EC44)」の対応バンドも含めて解説。

・Xperia 1 VI 製品ページ
・SIMフリーモデルXperia 1 VI 購入ページ

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SIMフリースマートフォン「Xperia 1 VI(XQ-EC44)」の対応バンドは?

SIMフリースマートフォンXperia 1 VI(XQ-EC44)」の対応バンドは、5Gでは「ミリ波」には対応はしていないものの主力となる「sub-6」についてはすべてのキャリアに対応している。

LTEについても全てのキャリアのプラチナバンドに対応、国内主要キャリアの販売するモデルが対応していない自社以外の他キャリアのバンドについてもほぼ網羅している。

対応から外れてしまいがちなNTTドコモのn79についても対応する対応の広さ。

これが国内SIMフリーモデルの魅力。

Xperia 1 VI(XQ-EC44)の日本で利用できる主要バンドと、現在日本のキャリアで使用されているバンドの一覧が以下の表となる。

あえて言えば、「Xperia 1 VI(XQ-EC44)」が対応していないのは、5Gのn40,n257とLTEのBand11のみ。

n40は、auが近年展開している2.3GHz帯(n40)で2024年から一般ユーザーも利用できる予定となっていて、今後エリアが少しずつ増えていく予定のもの。

Xperia 1 VI」キャリアモデル Xperia 1 VI」SIMフリーモデル

 

n257は、5Gミリ波の周波数帯でSIMフリーモデルでは対応しないことが多いが、エリアの展開状況は進んでおらず実用できるレベルではない。

ミリ波については通信速度のアドバンテージもあって対応して欲しさもあるものの、本体に追加で切り欠きが入ってデザインが阻害されてしまうという悩ましさもある。

Band11は、auとソフトバンクが利用している周波数帯となっているものの、こちらもエリアの展開は小規模。

これら3つのバンドに対応していなくても、日常的に使用する場所では体感することができないもの。

国内主要キャリアの販売するモデルと比べると、SIMフリーモデルは圧倒的な対応バンドの広さだと言える。

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●povo2.0(au)と楽天モバイルのエリア展開を確認する(2021年当時と2024年現在の比較)


いくら対応バンドが多くても、その対応エリアが実用レベルで展開されていないと意味がない。

2021年にXperia 1 IIIを使って確認していたpovo2.0(au)楽天モバイルのエリア展開について情報として保存していたので、チェックしてみた。

5Gがどこで使えるんだ?というような状況だった3年前とは違い、現在では対応エリアが大幅に変化している。

(Softbank系はSIMを持ち合わせていなかったため割愛。)

auの5G対応エリア拡大状況(2021年、2024年比較)

2021年当時にスクリーンショットしたauのエリア展開マップ 2024年現在auのエリア展開マップ

 

まず、auの関東エリアのエリア展開がどこまで進んだのかを見てみる。

赤いエリアが5G Sub6に対応したエリア、オレンジがドコモがかつてなんちゃって5Gと揶揄していた5G NR化(5G転用)のエリア、黄色が4G LTE。

この3年間で首都圏は5G sub6対応エリアが非常に広くなっているだけでなく、5G NR化したエリアが関東圏の広くをカバーしていることが一目瞭然。

3年前と比べて見違えるほどのエリア展開となっているので、スマートフォンがauの5Gバンドに対応している重要性も高くなっている。

 

さらに来年春以降の予定を見てみると、4G LTEのままだったエリアについても、5G NR化(5G転用)のエリアに置き換わっていたり、5G sub6対応になっているエリアが非常に多くなっていることがわかる。

ここまで広がっているのであれば、関東圏であればpovo2.0のサブ回線としての役割はかなり大きい。

 

2021年当時にスクリーンショットしたauのエリア展開マップ 2024年現在auのエリア展開マップ

 

つぎに地方での状況。

地元である中国地方(広島、山口)のエリアを見てみると、2021年当時は5G sub6はおろか5G NR化のエリアもほとんどなかった。

こんな状態で5G対応スマートフォンを販売していたのかと思わなくもないけれど、3年が経過してそれなりには広がって来ている。

注目すべきは、来年春以降の予定。

中国地方(広島、山口)では5G NR化(5G転用)のエリアが大規模に拡大していることがわかる。

山間部は流石に手が入っていない所も多いものの、海側のエリアは5Gでの通信自体は今後改善する可能性が高い。

楽天モバイルの5G対応エリア拡大状況(2021年、2024年比較)


2021年当時スクリーンショットした楽天モバイルのエリア展開マップ

2024年現在楽天モバイルのエリア展開マップ

 

次に、楽天モバイルのエリア展開。

関東地域では、2021年でも楽天モバイルの自社回線となる4G LTEで埋まっていたけれど、5Gエリアの展開はほとんどなかった。

ところが現在では、5G sub6エリアが拡大していて、自社回線となる4G LTEについても拡大、まだ歯抜けになっているところはあるものの大幅に基地局が展開されていることがわかる。

2021年当時スクリーンショットした楽天モバイルのエリア展開マップ 2024年現在楽天モバイルのエリア展開マップ

 

また、中国地方(広島、山口)では、2021年の楽天モバイルの自社4G LTEエリアですらまだ発展途上だった。

2024年現在では、ほとんどのエリアが自社4G LTEエリアとなり、5Gエリアについても首都圏に比べると少ないものの明らかに増えている。

山間部の利用は少し不安な面もあるとはいえ、今後の展開次第では地方でもメイン回線として利用できるようになるかもしれない。

それほどに充実してきている。

 

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●地方の5Gエリア展開も加速、複数のキャリアを利用しやすいSIMフリーモデルはおすすめ。


Xperia 1 VI(XQ-EC44)はデュアルSIMに対応して、物理SIMとeSIMをそれぞれ使用できる。

特に契約がWEB上で完結して、eSIMを導入できるpovo2.0回線はサブ回線としては非常に有効。

物理SIMとeSIMの2回線を利用する場合でもmicroSDカードが利用できるので、本体ストレージに加えてデータ保存用にmicroSDカードを使えば、容量不足になることもまずない。

対応バンドについては、SIMフリーモデルならではの対応バンドの広さに加えて、4G周波数の5G転用バンド、5G sub6にまで対応している。

ミリ波・最近登場したn40については非対応ではあるものの、エリアの狭さと展開の遅さもあって実用としてはほど遠くかつ今後の発展もまだ不透明。

そう考えると、着実に利用できるバンドを網羅しているSIMフリーモデルであれば最大限の通信エリアと速度を活かして使えるという事になる。

いつ何時起きるかわからない通信障害も、2つの通信回線を使っておくといざという時にも助かるかもしれない。

SIMフリーモデル「Xperia 1 V(XQ-DQ44)」で、「povo2.0」のeSIM新規契約申し込みと登録、そして物理SIMとeSIMのデュアルSIM運用を試す。「データSIM自動切換え」が便利。

ソニー フラッグシップスマートフォン「Xperia 1 VI 」のことがわかる記事まとめ。実機レビュー、モデル比較、検証や設定チップスなど。

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●Xperia新製品、アクセサリー


Xperia 1 VI(XQ-EC44)
ソニーストア販売価格:
12GB/256GBモデル:189,200円(税込)
12GB/512GBモデル:204,600円(税込)
16GB/512GBモデル:218,900円(税込)
カラー:ブラック、プラチナシルバー、カーキグリーン、スカーレット

スペック:Snapdragon 8 Gen 3、メモリ12GB~16GB、ストレージ256GB~512GB、デュアルSIM対応

16GBモデルはブラック、カーキグリーンのみ

・Xperia 1 VI 製品ページ


Style Cover with Stand for Xperia 1 VI「XQZ-CBEC」
ソニーストア販売価格:4,950円(税込)
カラー:ブラック、プラチナグレー、カーキグリーン、スカーレット

※リングストラップ付属

・Style Cover with Stand for Xperia 1 VI「XQZ-CBEC」製品ページ

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