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「Xperia 1 V」発売直前、Xperia 1シリーズ「Xperia 1 III」と「Xperia 1 IV」のベンチマークテストと、ゲームプレイ時のFPS変動を調べてわかってきた発熱と冷却の課題。

 

Xperia 1 V」発売直前ということで、従来モデルのXperia 1 IV(XQ-CT44)」と「Xperia 1 III (XQ-BC42)」の性能を前もってベンチマークで計測してみた。

すでに既出ネタではあるものの、改めてベンチマークテストやゲームプレイ時のFPSの変動について調べてみると、スマートフォン特有の問題点が見えてきた。

・Xperia(TM) スマートフォン | ソニー

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●Xperia 1 III、Xperia 1 IVのベンチマークテスト

Xperia 1 III (XQ-BC42)のSoCは、Qualcomm社製「Snapdragon™ 888 Mobile Platform」

CPUのクロック速度は最大2.84GHz、GPUはAdreno 660。

メモリー(RAM)は12GB。

Xperia 1 IV(XQ-CT44)のSoCは、Qualcomm社製「Snapdragon® 8 Gen 1 Mobile Platform」

CPUのクロック速度は、最大3.00GHz、、GPUはAdreno 730。

メモリー(RAM)は16GB。

本来のベンチマークテストとしては「PCMark」や「3DMark」を利用するのだけど、今回はあえて簡易に「AnTuTu Benchmark」で計測。

Xperia 1 III(XQ-BC42)ベンチマーク結果

Antutuベンチマーク(V10.0.1-OB1)
1回目:827613
2回目:688167(-16.8%)

「AnTuTu Benchmark」は、高負荷になるためか本体の温度によってスコアが変動してしまう。

そのため、2回連続でベンチマークテストを計測したスコアを掲載。

まず、「Xperia 1 III (XQ-BC42)」では、1回目が約83万、2回目が約69万となった。

1回目と2回目のスコアは約17%も減少している。

この要因として考えられるのは、スマホ本体温度によるCPUとGPUの動作周波数の制限にある。

温度グラフを見ると、1回目のテスト直後で13.9℃もスマホの本体温度が上昇している。

その後の2回目のテストでは、2.1℃の温度上昇。

Xperia 1 IV(XQ-CT44)ベンチマーク結果

Antutuベンチマーク(V10.0.1-OB1)
1回目:917468
2回目:752866(-17.9%)

Xperia 1 IV(XQ-CT44)」では、1回目が約92万、2回目が約75万となった。

1回目と2回目のスコアは約18%の減少。

Xperia 1 III (XQ-BC42)」同様に、こちらもスマホ本体温度によるCPU、GPUの動作周波数の制限がかかっている様子。

温度グラフを見ると、1回目のテスト直後で11.8℃も本体温度が上昇している。

その後の2回目のテストでは、1.2℃の温度上昇。

最も高くなった温度を比べると、「Xperia 1 III (XQ-BC42)」は43.9℃だったのに対して、「Xperia 1 IV(XQ-CT44)」は41℃。

これはスマホ本体の上限として設定されている温度という事になるので、「Xperia 1 IV(XQ-CT44)」のほうがより厳しく管理されているという事になる。

Xperia 1 IV(XQ-CT44)+ゲーミングギア「Xperia Stream」のベンチマーク結果

Antutuベンチマーク(V10.0.1-OB1)
Xperia Stream(ファン回転数全開)

スコア:1123489(+22.5%)

ここで、Xperia 1 IV(XQ-CT44)に専用のゲーミングギアXperia Streamを装着して改めてベンチマークテストをしてみた。

すると、スコアは約112万にまで跳ね上がり、素の状態よりも約23%もスコアが向上している。

これだけスコアが上昇した理由は、温度グラフを見ればわかるとおり、本体温度を最大38.3℃までに抑えられている事にある。

本体を冷やすことで、CPU、GPUともにフルパワーに近い性能を維持できた結果といえる。

(参考)Geekbench 6 CPU Benchmark

参考までに、別のベンチマークアプリ「Geekbench 6」で計測したスコアを比較。

Xperia 1 III (XQ-BC42)
Geekbench 6 CPU Benchmark
シングルコアスコア:1507
マルチコアスコア:3514

Xperia 1 IV(XQ-CT44)
Geekbench 6 CPU Benchmark
シングルコアスコア:1712
マルチコアスコア:3298

比較してみると、シングルコアについてはXperia 1 IV(XQ-CT44)のスコアが高くなっているものの、マルチコアでは逆に「Xperia 1 III (XQ-BC42)」よりも低くなっている。

これについても、おそらく温度上昇による影響でベンチマーク中に動作が制限されたものと思われる。

 

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●実際のゲームプレイの挙動、「原神」最高設定でFPSの変動を調べる。

さて、ベンチマーク結果だけでは、実際のスマートフォン利用時の制限などもわかりにくい。

そこで、「原神」をプレイしてゲーム中のFPSの変動を調べてみた。

原神」の画質設定は、ほぼすべての項目で最高、FPS上限も「60」とした。(モーションブラーはOFF)

また、今回は操作はせずにキャラクターを待機させた状態での挙動をしらべている。

Xperia 1 III(XQ-BC42)の挙動

Xperia 1 III (XQ-BC42)」は、本体のバッテリー温度が30℃のところでスタート。

開始温度が低かったこともあって、約2分ほど60FPSを維持。

ゲーム開始からCPU・GPU温度は上昇していき、2分を超えたあたりで急激に温度が低下すると同時に、FPSが30FPSへと急落している。

バッテリー温度が40℃を超えたタイミングで制限が掛かっているため、おそらくバッテリー温度もしくはそれに近い本体温度を検知して、スマートフォン側でCPU・GPUに制御がかかったのだと思われる。

その後、30FPS付近を3分ほど維持しているものの、バッテリー温度はどんどん上がって43℃になったあたりで、さらに20FPS以下に低下。

Xperia 1 III (XQ-BC42)」でも本体温度さえ高くならなければ、最高設定でも60FPS付近を維持したゲームプレイができそうだけれど、ネックは本体の発熱という事になる。

Xperia 1 III (XQ-BC42)」は、Xperia Streamに対応していないため、サードパーティ製のスマホ用クーラーを用意すれば、負荷の高いゲームでも安定して遊ぶことができるかもしれない。

Xperia 1 IV(XQ-CT44)の挙動

Xperia 1 IV(XQ-CT44)」では、本体のみ、Xperia Stream使用時(回転数Auto or 回転数全開)の3つの条件で調べてみた。

Xperia 1 IV(XQ-CT44)」は、アプリでCPU・GPU温度をモニターできなかったので、グラフでみるべきはFPSとCPU動作周波数の動き。

まずスマホ本体のみでの結果から。

本体のバッテリー温度が37℃のところでスタートしたためか、約30秒で60FPS付近から35FPSへと低下。

FPSの落ち込みと同時に、CPU動作周波数も大きく低下している。

Xperia 1 III 」よりもFPSの落ち込みが早い理由は、開始時点でバッテリー温度が37℃と高かったため、早期にFPSの低下が起こったものと思われる。(Xperia 1 IIIは開始時30℃だった。)

いったんは30FPS程度に落ち込んだものの、それ以降は約2.5分ほどは35FPSあたりを推移。

その後、さらにCPU動作周波数の落ち込みとともに、FPSも30付近を推移するように低下。

その約1.5分後には、バッテリー温度が43度近くになり、FPSが20以下に低下している。

おそらくGPUの動作周波数が低下したものと推測。

そのままモニタリングを続けたけれど、さすがにバッテリー温度が45℃を超えたあたりで本体への影響を考えて終了した。

結果を見ると、やはりバッテリー温度の上昇に伴って制限が掛かっていることがわかる。

Xperia 1 IV(XQ-CT44)+ゲーミングギア「Xperia Stream」の挙動

Xperia 1 IV(XQ-CT44)専用のゲーミングギアXperia Streamを装着して改めてモニタリングしてみる。

まずは、「ファンの回転数をAuto」設定。

60FPSを1分ほど維持した後に、40FPS付近に落ち込み、また冷却されると55FPSに復帰、熱くなって40FPSに落ち込んでという挙動を繰り返している。

これは、スマホ本体の発熱に、Xperia Streamの冷却が完全には追い付いていないということ。

しかも徐々に55FPSを維持する時間が短くなっている。

次は、ゲーミングギアXperia Stream「ファン回転数を全開」設定に。

こちらも、60FPSを1分ほど維持した後は、50FPS付近に落ちたのちに安定、冷却が追いつかなくなると一時的に35FPSに落ち込んで、その後すぐに50FPSを推移する動きが見える。

先程の「ファン回転数Auto」設定に比べれば、長い時間50FPSを維持しているとはいえ、一時的なFPSの落ち込みがあったり、結局は60FPSを維持するだけの冷却ができてないという事がわかる。

正しくは、Xperia 1 IV」の発熱がXperia Streamの冷却性能を超えているために、こうしたFPSの変動が起きているものだと思われる。

まさかのゲーミングギアXperia Streamを使っても、「原神」を最高設定で60FPSを維持してゲームプレイする事が難しいとは。

※もちろん画質設定を下げて負荷を押さえれば、快適にプレイできる。

どのモデルにも言える事だけれど、パフォーマンスが低下する原因はスマホ本体温度の上昇であり、いかにSoCの発熱を抑えるか、本体を冷却するかが重要という事になる。

 

<ゲーミングギア「Xperia Stream 」レビュー>

・ゲーミングギア「Xperia Stream 」は「Xperia 1 IV」を本格的なゲーミングマシンへと変貌させる。高負荷なゲームを長時間安定してプレイできる冷却性能と、自由度の高いカスタマイズ性。
・「Xperia 1 IV」SIMフリーモデルのベンチマークはいかに?SIMフリーモデルとキャリアモデルの処理性能の差は軽微。ところがゲーミングギアを装着するとベンチマーク結果が35%向上!

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●スマートフォンの課題となる発熱と冷却のバランス。

Xperia 1 III (XQ-BC42)」、「Xperia 1 IV(XQ-CT44)」のベンチマーク結果のパフォーマンスは正直高いし、高負荷のゲームプレイ時でも短時間ながら高いFPSも出せている。

ただし、どちらもSoCの発熱によって制限がかかってしまっているのも事実。

ゲーミングギアXperia Streamを組み合わせることで大きな効果も見られるものの、それを超える本体の発熱があれば、最高のパフォーマンスを引き出すには難しい場合もある。

さて、CPUの電力効率が約40%改善したと言われるQualcomm社製「Snapdragon® 8 Gen 2 Mobile Platform」やら熱拡散シートの体積を約60%拡大して放熱性を上げたというXperia 1 Vの性能はどんなものなのか?

Xperia 1 V」を入手後に、改めて検証してみよう。

 

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●Xperia 1 V と、対応する関連アクセサリー


Xperia 1 V(XQ-DQ44)
ソニーストア販売価格:194,700円(税込)
カラー:ブラック、プラチナシルバー、カーキグリーン
発売日:2023年7月14日(金)

36回まで分割払手数料が【0円
月々の支払い 5,400円(税込)
1回目のみ 5,700円(税込)


Style Cover with Stand for Xperia 1 V(XQZ-CBDQ)
ソニーストア販売価格:4,730円(税込)
カラー:ブラック、プラチナグレー、カーキグリーン


Xperia Stream(XQZ-GG01)
ソニーストア販売価格:23,100円(税込)
カラー:ブラック
※ゲーミングギアのみ、別途Xperia 1 VまたはXperia 1 IVが必要


Vlog Monitor(XQZ-IV01)
ソニーストア販売価格:24,200 円(税込)

ソニーストア Xperia SIMフリーモデルラインナップ


Xperia 1 IV(XQ-CT44)
ソニーストア販売価格:174,900円(税込)⇒149,600円(税込)
カラー:ブラック/アイスホワイト/パープル
Xperiaケアプラン(月払い550円/年払い5,500円)

36回まで分割払手数料が【0円】
月々の支払い 4,100円(税込)
1回目のみ 6,100円(税込)

・「Xperia 1 IV」SIMフリーモデルのベンチマークはいかに?SIMフリーモデルとキャリアモデルの処理性能の差は軽微。ところがゲーミングギアを装着するとベンチマーク結果が35%向上!
・ゲーミングギア「Xperia Stream 」は「Xperia 1 IV」を本格的なゲーミングマシンへと変貌させる。高負荷なゲームを長時間安定してプレイできる冷却性能と、自由度の高いカスタマイズ性。


Xperia 5 IV(XQ-CQ44)
ソニーストア販売価格:119,900円(税込)
カラー:ブラック/エクリュホワイト/グリーン
Xperiaケアプラン(月払い550円/年払い5,500円)

36回まで分割払手数料が【0円】
月々の支払い 3,300円(税込)
1回目のみ 4,400円(税込)

・SIMフリーモデル「Xperia 5 IV(XQ-CQ44)」実機レビュー。余計なロゴや消せないシステムアプリもなく、ストレージ256GBへ大容量化、多バンド対応。「Xperia 1 IV」の性能をコンパクトボディに凝縮。


Xperia 10 IV(XQ-CC44)
ソニーストア販売価格:60,500円(税込)
カラー:ブラック/ホワイト
Xperiaケアプラン(月払い550円/年払い5,500円)

36回まで分割払手数料が【0円】
月々の支払い 1,600円(税込)
1回目のみ 4,500円(税込)

・5G対応 SIMフリーモデル「Xperia 10 IV(XQ-CC44)」をレビュー。約161gの軽さと5000mAhの大容量バッテリーを備えた扱いやすいミッドレンジスマホ。


Xperia PRO-I (XQ-BE42)
ソニーストア販売価格:139,700円(税込)⇒119,900円(税込)
カラー:フロストブラック
Xperiaケアプラン(月払い550円/年払い5,500円)

36回まで分割払手数料が【0円
月々の支払い 3,300円(税込)
1回目のみ 4,400円(税込)

・Xperia PRO-I(XQ-BE42) | Xperia(TM) スマートフォン | ソニー

・これを待っていた!悲願の1.0型イメージセンサーを搭載したスマートフォン「Xperia PRO-I」現る!ポケットから一瞬で取り出して撮れる静止画と動画に納得のクオリティ。
・「Xperia PRO-I」は1.0型センサーを有効活用できていないって本当?クロップは悪なのか?を考察。ガチカメラを搭載したソニー製スマホが欲しいという欲求の行く先。

・「Xperia PRO-I」は1.0型センサーを有効活用できていないって本当?クロップは悪なのか?を考察。ガチカメラを搭載したソニー製スマホが欲しいという欲求の行く先。


Xperia 5 III (XQ-BQ42)
ソニーストア販売価格:99,000円(税込)⇒89,100円(税込)
カラー:ブラック/ピンク/グリーン
Xperiaケアプラン(月払い550円/年払い5,500円)

36回まで分割払手数料が【0円】
月々の支払い 2,400円(税込)
1回目のみ 5,100円(税込)

・Xperia 5 III(XQ-BQ42) | Xperia(TM) スマートフォン | ソニー

・5G対応 SIMフリーモデル「Xperia 5 III(XQ-BQ42)」レビュー。フラッグシップモデル「Xperia 1 III」と同等のスペックと機能を詰め込んだコンパクトボディが魅力。


・スマホあんしん買取サービス


・「スマホあんしん買取サービス」&「Xperia乗り換えキャンペーン」


・24回まで分割払手数料が【0円】

 

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SIMフリーモデル Xperiaの使い方


・SIMフリーモデル「 Xperia 1 II (XQ-AT42)」のSIMカードの利用方法とAPN設置。データ通信や音声通話を使い分けできるデュアルSIMが最高に便利。5G利用時の注意点。
・国内SIMフリーモデル「Xperia 1 II (XQ-AT42) / Xperia 5 (J9260)」を買ったら、「モバイルSuica」の設定をしておこう。 Xperia 1 (J9110)は「おサイフケータイ」非対応なので注意。
・国内SIMフリーモデル「Xperia 1 II / Xperia 5」に「モバイルSuica」を設定したら、よりお得に使う方法を検討してみよう。「JRE POINT」の登録や、「ビューカード」、「楽天ペイ+楽天カード」との連携。
・SIMフリーモデル「 Xperia 1 II / Xperia 1 / Xperia 5」のデュアルSIMを活かす。サブ回線として、1年間無料&解約料無料の「Rakuten UN-LIMIT V」を使ってみる。

 

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●ソニーストア 直営店舗(銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神)


ソニーストア直営店(銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神)にて購入の際、ショップコード「2024001」を伝えていただくと当店の実績となります。
 ご購入される方はよろしければ是非ともお願い致します。

ソニーショールーム / ソニーストア 銀座
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営業時間:11:00~19:00

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