デジタル一眼カメラ α1「ILCE-1」ソフトウェアアップデート（Ver. 2.01）で、「Creators’ App」アプリに対応。有線接続してUSBテザー撮影（リモート撮影）や画像の高速転送が超快適！

デジタル一眼カメラ α1 「ILCE-1」に本体ソフトウェアアップデートVer.2.01 が配信されて、大幅に機能を強化。

今回のアップデートでは、連携するスマホアプリが「Imaging Edge Mobile」から「Creators’ App」に変更。

より安定していて、かつ「Creators’ App」は、Creators’ Cloudのサービスに連携して、ソニーカメラの標準的なアプリ。

アップデート後は、「Imaging Edge Mobile」は利用できなくなる。

＜参考＞
・デジタル一眼カメラ α1「ILCE-1」に、最新機能を多数搭載した大型ソフトウェアアップデート修正版 Ver. 2.01が配信開始。ネットワーク関連の不具合を解決。

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●スマホアプリ「Creators’ App」の無線と有線接続に対応

「Creatos’ App」は、カメラで撮影した動画・静止画を簡単にクラウドサービスへアップロードするスマートフォン向けアプリ。

デジタル一眼カメラ α1 は、今まで「Imaging Edge Mobile」しか使えなかったものが、最新のアップデートで「Creatos’ App」に対応。

・Android向けCreators’ App
・iOS/iPadOS向けCreators’ App

「Creators’ App」アプリを使ってデータを転送する端末は、XperiaシリーズをはじめとするAndroid 端末やiPhoneやiPadでも使える。

そのためかなり実用性の高いアプリには間違いない。

＜参考記事＞
・Creators’ Appの進化がすごい！有線接続対応で簡単にUSBテザー撮影(リモート撮影)や写真高速転送が可能に。Xperia、iPhone、タブレット、ウォークマンなど制限なし。

「Creators’ App」アプリで、カメラのリモート撮影（テザー撮影）や画像転送をするさいの接続方法としては、無線と有線の2パターンがある。

配線いらずでカメラもスマホも取り回しやすい自由度のある無線接続。

Wi-Fi周波数帯についても、2.4GHzよりも5GHzにしておくことで、より高速かつ安定した通信ができる。

カメラと「Creators’ App」アプリのワイレス接続の挙動としては、［カメラの応答確認］から［カメラの状態確認］して［接続］するまでにはおよそ10秒。

つながってしまえばとても快適で、細かくシャッタースピード、絞り、ISO、露出やそのほか細かい設定も離れたままでも使えてとても便利。

例えば集合写真を撮りたいという場合でも、「リモート撮影」を使うと、カメラを三脚に載せてはなれた場所からシャッターボタンをタップするだけで撮影できる。

カメラ（のメモリーカード）にある写真をスマホに転送したいときには、「取り込む」をタップ。

日付ごとに写真のグループが振り分けされているので探しやすい。

その日丸ごと選ぶこともできるし、写真ごとに選択もできる。

注意すべきは、RAW＋JPEGで撮影されている場合は、それぞれ表示されていること。

カメラからスマホに取り込む時は、カメラにある大きいサイズそのままの「オリジナル」か、容量をおさえた「2M」を選べる。

無線接続の場合、「オリジナル」画像では転送にかかる時間がかなり遅くなるので注意。

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●圧倒的にド安定かつ高速な「Creators’ App」有線接続

「Creatos’ App」アプリの無線（Bluetooth & Wi-Fi）で接続する場合は、もちろん配線いらずでカメラもスマホも自由に取り回せる反面、電波環境によって映像が安定しなかったり、写真の転送の速度が遅いというデメリットもある。

有線（USB接続）で接続する場合、USBケーブルを直接的につないでおかないといけない煩わしさはあるとしても、ペアリングといった初期準備の必要もなく、ケーブルを接続さえすればすぐにテザー撮影や画像の取り込みが利用できる。かつ、転送速度が爆速。

USBケーブルをつないで使えるまでの過程としては、以下の手順が必要。

＜「Creatos’ App」でUSB接続を利用する場合のステップ＞
1．カメラとUSBケーブルを接続。
2.　「Creatos’ App」アプリを開く。
3.　カメラ側で、USB接続モード選択画面の「リモート撮影（PCリモート）」を選択する。
4.　スマホ側で、カメラのアクセスを許可にOKをタップ。その後に接続しましたと出た画面でOKをタップ。

※カメラ側の「USB接続モード」設定から「PCリモート」を選択しておく事で、［3.］の手順は飛ばすことができる。

「Creators’ App」のUSB接続による高速転送の圧倒的便利さを動画で解説

「Creators’ App」アプリ利用時に、USBケーブルでカメラとスマホを有線接続した場合の快適さを動画で解説。

無線接続を実際に使ってみると、サイズを小さくした画像「2M」を数枚程度転送するのであればまだ使えるけれど、大量の写真を”転送”しようとするとかなりの時間がかかる。

しかも写真を選ぶさいにもサムネイルの表示にも時間がかかるため、写真選択すらイライラしてしまう。

もしも途中で無線の接続が切れようものなら、また最初からやり直し。

おまけに画像転送している最中はカメラの撮影もできないため、タイトな撮影現場では厳しい。

ではどれくらいの違いがあるのか？

実際に無線と有線の転送スピードの様子を動画にしてみたのがこちら。

使う段階のプレセスとして。

無線転送では、ペアリング済みの状態なのですぐにカメラを認識するものの、カメラとスマートフォンの接続までに少し時間がかかる。

有線接続は、USBを物理的に接続する必要があって面倒に思えるけれど、電波干渉とは無縁で周りの環境に左右されず、全てのレスポンスが恐ろしく早い。

オリジナルのJPEG画像を9枚転送するときの時間を比較したところ、無線転送で1枚画像転送しているあいだに、有線接続は9枚の画像の転送が終わっている。

いかにUSB転送時のデータ転送が高速かがわかる。

大容量データの転送となると、無線では途方もない時間がかかるし、混信による転送失敗のリスクもある。

そう考えると有線接続が圧倒的に快適。

「Creators’ App」のちょっと便利な設定

基本、画像の転送先は、スマートフォンの内部ストレージ。

もしも大量の画像データを入れたいと思った場合、Xperiaなどであれば外部ストレージ（microSD カード）を利用することもできる。

最近のスマホは、ほとんどmicroSDカードが利用できなくなっているので、microSD カードを利用できるモデルは貴重。

microSD カードは、安価に容量追加できるのでカメラのバックアップのために利用しない手はない。

また「Creatos’ App」アプリには、バックグラウンド中でも接続を維持するという設定もある。

カメラとスマホの接続さえ外さなければ、別のアプリを開いて他の事をしていても、画面を消灯しても接続を維持できる。

ケーブルを挿したままスマホはカバンやポケットに入れておいてリモート撮影（テザー撮影）もできる。

テザー撮影（リモート撮影）も、有線接続では動きは制限されるものの、リアルタイムに映像が映し出されるのでストレス皆無。

（無線の場合は、電波環境によってはカクついたりする場合もある。）

ケーブルを挿したままスマホはカバンやポケットに入れておいてテザー撮影すれば、画像が自動的にスマホ側に転送されていく。

ポートレート撮影などでも被写体さんに、撮影画面を大きく見せて画像のチェックもしやすい。

あえていえば、USB type-C の接続が抜けかけてしまうと当然映像が途切れてしまうので、取り回しのさいにはしっかり固定をする策を考えておいたほうが良い。

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●「Creators’ App」有線接続と、PDT-FP1の「カメラ有線接続」が超便利！

α1 にもようやく使えるようになった「Creatos’ App」アプリ。

特にド安定かつ超高速の有線接続のUSBテザーが恐ろしく便利。

無線がダメではなくて、設定を「5GHz」にしておけばワイヤレスの快適さも享受できる。

それぞれに良さがあるので、ぜひ使ってみよう。

デジタル一眼カメラ α1「ILCE-1」に、最新機能を多数搭載した大型ソフトウェアアップデート修正版 Ver. 2.01が配信開始。ネットワーク関連の不具合を解決。

デジタル一眼カメラ α1「ILCE-1」ソフトウェアアップデート（Ver. 2.01）で、カメラ本体から直接「Creators’ Cloud」へクラウドアップロードに対応。

＜動画レビュー＞

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●アップデート対象商品

デジタル一眼カメラ α1 「ILCE-1」
ソニーストア販売価格：935,000円（税込）
●長期保証＜3年ベーシック＞付
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・α1 | デジタル一眼カメラα（アルファ） | ソニー
・ソニーのフラッグシップ、フルサイズミラーレス一眼カメラ「α1 ( ILCE-1 )」登場（前編）。α7R IVに迫る高解像度と、α9IIを遥かに凌ぐスピード性能。
・ソニーのフラッグシップ、フルサイズミラーレス一眼カメラ「α1 ( ILCE-1 )」登場（後編）。信頼性やアウトプットも大幅に改良、あらゆるレスポンスを重視したワークフロー。

機能と動作安定性の向上をおこないました。

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