SIMフリーモデル「 Xperia 1 III (XQ-BC42)」を初期セットアップ。余計なロゴやアプリなし、ストレージ(ROM)512GB大容量の魅力。
Xperiaスマートフォン 国内SIMフリーモデル「Xperia 1 III(XQ-BC42)」は、国内で販売されているキャリアモデルと異なる部分も多い。
購入して手元に届いた後にどうしたら良いのか?戸惑う場合もあるはず。
そこで、セットアップなど順を追って解説してみる。
・Xperia 1 III SIMフリーモデルと キャリアモデルをいろんな角度から比較。仕様や価格、保証まで比べてみるとかなり魅力的なSIMフリーモデル!?
・待ちに待った 国内 SIMフリーモデル「Xperia 1 III(XQ-BC42)」は11月19日発売。限定カラーのフロストグリーンの実機を確認。Xperia Z5 グリーンとの違い。
・SIMフリースマートフォン「Xperia 1 III(XQ-BC42)」は、5Gと4G LTE 国内キャリアのどこまでカバーしているのか?楽天モバイル 5G(Sub6)や、キャリア4G周波数の5G転用バンドに対応しているか実際に試してみた。
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目次
●「Xperia 1 III(XQ-BC42)」が手元に届いたら開梱とセットアップ。
SIMフリーモデル「Xperia 1 III(XQ-BC42)」のソニーストアでの販売価格は159,500 円(税込)。
国内キャリアで販売されている価格は、docomoが154,440円、auが178,000円、softbankが188,640円。
全キャリのSIMを利用できるSIMフリーモデル、デュアルSIM、ストレージ2倍、不要なロゴやアプリがないといういくつものアドバンテージがあることを思えばかなりリーズナブル。
期間限定ではあるものの、SIMフリーモデル「Xperia 1 III(XQ-BC42)」を購入すると10,000円キャッシュバックのキャンペーンもあることを考えると、実質最安で手に入るとも考えられる。
また、購入時に検討しておいたほうが良いのがソニーストアに用意されている「Xperia ケアプラン」。
故障・水濡れ・全損など、いざというとき交換機を用意してもらえたり、負担金上限5,500円で、何度でも修理に出せるというもの。
Xperia購入時に加入する必要があって後から入れない点のみ注意しよう。
月払い550円(税込)か、年払い5,500円(税込)の維持費で、修理費用は上限5,500円(税込)で何度でも利用できる。
万が一、修理できない場合でも同等機種に有償で交換してもらえる。(1年間に2回まで)
Xperia PRO-I … 22,000円(税込)
Xperia 1 III … 16,500円(税込)
Xperia 1 II 、Xperia 5II … 11,000円(税込)
スマートフォンは普段から持ち運ぶものだけに、有償でもこうしたサービスを用意してくれると安心感はものすごく大きい。
SIMフリーモデル「Xperia 1 III(XQ-BC42)」の内容はとてもシンプル。
パッケージを開封してみると、中に入っているのは本体の他、「スタートアップガイド」、「取扱説明書」、「保証書」の紙類のみというシンプルさ。
充電に必要なUSBケーブルやACアダプターといった類は、自前で用意する必要がある。
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●電源を投入して初期セットアップ。
「Xperia 1 III(XQ-BC42)」の初期セットアップ。
SIMカードについて、先に挿入する場合もあるけれど、今回は後回しにして先にセットアップを行う。
本体の電源キーをブルっと1回振動するまで長押しして起動。
しばらくすると「ようこそ」という画面がでてくるので、[開始する]をタップして、画面の指示にしたがってすすめていく。
当たり前だけれど、最初から日本語設定になっているので初期設定もスムーズ。
設定内容はとてもシンプル。
「重要な情報」に承諾をしたのち、ひとまず「モバイルネットワークへの接続」はスキップ。
そして、「日付と時刻」、「Googleサービス」、「画面ロックの設定」、「システムナビゲーションの選択」とすすめていくだけでかんたんに終わる。
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●初期状態の「Xperia 1 III(XQ-BC42)」のホーム画面とプリインストールアプリ。
「Xperia 1 III(XQ-BC42)」の立ち上がった画面を見てみると、初期状態で入っているアプリは非常に少なくすっきり。
ソニー謹製アプリとして入っているのは、「ミュージック」、「Cinema Pro」、「Photo Pro」、「Game enhancer」、「Xperia Lounge Japan」、「Xperiaカバー」、「マルチウインドウ」。
ほか、Googleアプリ各種と、「Call of Duty」、「アスファルト9」、「Netflix」、「Facebook」、「LinkedIn」アプリがプリインストールされているのみ。
キャリア都合のによる余計なアプリはまったくなく、ホーム画面もソニーデフォルト構成。
キャリアアプリに汚染されているとどれだけ大変化は以下を参照。
<参考>
「Xperia 1 III SO-51B」に強制プリインストールされているキャリアアプリが悩ましい。
・リスクの少ないアプリの無効化でストレスを軽減。
・アンインストールできない不要なアプリを、PCからadbコマンドを利用して削除してみる。
・不要なアプリをリストアップしてバッチファイルを作成、いらないアプリを一掃してみる。
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●旧スマホからデータ引き継ぎ
新しいXperiaを買った時に、面倒な作業が今まで使っていたスマホからのデータ引き継ぎ。
「Xperia 1 III(XQ-BC42)」には、今まで使っていたスマートフォンからデータを引き継げる方法として、「Androidスマートフォンからバックアップ」、「クラウドからバックアップ」、「iPhone」の3つ用意されている。
初期設定後に、「セットアップを続けましょう」という案内が通知バーに現れるので、こちらから引き続き設定することができる。
旧スマホからデータ引き継ぎの案内が出てきたところで、今回は、「Androidスマートフォンからバックアップ」を利用してみる方法を行う。
「Xperia 1 III(XQ-BC42)」でのセットアップをすすめると、古いデバイスからGoogleアプリを開く。
すると、古いデバイスにXQ-BC42 が検索されたところでタップ、Googleアカウントのパスワードを入力する。
もともと使っていた旧スマートフォンから復元したい「アプリ」、「連絡先」、「デバイスの設定」、「通話履歴」など、好みでチェックを入れることで必要なデータのみが引き継ぎされる。
ウィザードの残りは、Googleアシスタントの利用や、指紋でのロック解除の登録、「Xperiaサービス」の利用について設定を行えば、セットアップ完了。
今まで使っているアプリも元通りにインストールされ、意外と面倒なWi-Fiの設定なども引き継がれるのでとても便利。
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●キャリアモデルと比べてストレージ(ROM)2倍!
「Xperia 1 III(XQ-BC42)」のスペックについて。
Socに、Qualcomm社製64ビット クアッドコアプロセッサー「Snapdragon™ 888 Mobile Platform」を採用。
メモリー(RAM)は12GB、ストレージは512GB。
外部ストレージは最大1TBのmicroSDXCに対応。
「Xperia 1 III(XQ-BC42)」ののストレージ容量 | Xperia 1 III (キャリアモデル)のストレージ容量 |
国内キャリアのXperia 1 IIIの場合、プロセッサーとメモリー(RAM)は同じだけれど、ストレージは256GB。
「Xperia 1 III(XQ-BC42)」は、ストレージが2倍の容量の512GB。
なんと、Xperia PRO と同じ大容量を搭載している。
MicroSDカードで容量を補填できるとはいえ、内部アクセススピードの違いや、デュアルSIMとの排他利用だという事を考えると内蔵ストレージが大きいにこしたことはない。
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●キャリアモデルと比べてストレージ(ROM)2倍!
OSのバージョンは、出荷時ではAndroid 11。
ビルド番号は、61.0.A.14.3 release-keys
キャリアモデルの「Xperia 1 III SO-51B」を初期セットアップしていたとき本体背面が熱くなる現象があったけれど、「Xperia 1 III(XQ-BC42)」ではそういった事は全くなく。
最新バージョンで、最適に処理されているからだと思われる。
技適の認証を確認すると、当然国内に適したモデルのため当然ながらJP(日本)の認証を通過している。
海外端末では、JPの認証を取得していない場合があるけれど、国内SIMフリーモデルはこういった部分も安心感につながる。
通知バーをプルダウンして確認できる機能。
Androia 11アップデートで加わった「スクリーンレコード(画面録画機能)」や「ニアバイシェア(ファイル共有機能)」などは当然搭載。
「Xperia 1 III 」より新しく加わった「おすそわけ充電」はとても便利。
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「Xperia 1 III SO-51B」は、512GBという大容量のストレージ(ROM)を搭載しているという魅力。
スマートフォンのストレージ容量は、本体価格の上昇につながる部分にもかかわらず、実際のところ最安のドコモの価格とほぼ変わらず。
※キャッシュバックキャンペーンを加味するとXperia 1 III 最安。
初期セットアップも非常にかんたんなうえ、全キャリアのSIMカードを2枚入れて利用できる。
外観にキャリアロゴが入ることもなく、強制的にアプリがインストールされたり、消せないシステムアプリが入っていたりといった事もない。
総合的に考えると、SIMフリーモデルの「Xperia 1 III SO-51B」を購入する意味は非常に大きい。
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●ソニーストア Xperia SIMフリーモデルラインナップ
Xperia 1 III (XQ-BC42)
ソニーストア販売価格:159,500 円(税込)
カラー:フロストブラック/フロストグレー/フロストパープル/フロストグリーン
Xperiaケアプラン(月払い550円/年払い5,500円)
24回まで分割払手数料が【0円】
月々の支払い 6,600円(税込)
1回目のみ 7,700円(税込)
・Xperia 1 III(XQ-BC42) | Xperia(TM) スマートフォン | ソニー
・Xperia 1 III SIMフリーモデルと キャリアモデルをいろんな角度から比較。仕様や価格、保証まで比べてみるとかなり魅力的なSIMフリーモデル!?
・待ちに待った 国内 SIMフリーモデル「Xperia 1 III(XQ-BC42)」は11月19日発売。限定カラーのフロストグリーンの実機を確認。Xperia Z5 グリーンとの違い。
・SIMフリースマートフォン「Xperia 1 III(XQ-BC42)」は、5Gと4G LTE 国内キャリアのどこまでカバーしているのか?楽天モバイル 5G(Sub6)や、キャリア4G周波数の5G転用バンドに対応しているか実際に試してみた。
Style Cover with Stand for Xperia 1 III(XQZ-CBBC)
ソニーストア販売価格:3,830 円(税込)
Xperia View(XQZ-VG01)
ソニーストア販売価格:29,700 円(税込)
Xperia PRO-I (XQ-BE42)
ソニーストア販売価格:198,000 円(税込)
カラー:フロストブラック
Xperiaケアプラン(月払い550円/年払い5,500円)
24回まで分割払手数料が【0円】
月々の支払い 8,200円(税込)
1回目のみ 9,400円(税込)
・Xperia PRO-I(XQ-BE42) | Xperia(TM) スマートフォン | ソニー
・これを待っていた!悲願の1.0型イメージセンサーを搭載したスマートフォン「Xperia PRO-I」現る!ポケットから一瞬で取り出して撮れる静止画と動画に納得のクオリティ。
・「Xperia PRO-I」は1.0型センサーを有効活用できていないって本当?クロップは悪なのか?を考察。ガチカメラを搭載したソニー製スマホが欲しいという欲求の行く先。
Vlog Monitor(XQZ-IV01)
ソニーストア販売価格:24,200 円(税込)
Style Cover Leather for Xperia PRO-I(XQZ-CLBE)
ソニーストア販売価格:8,800 円(税込)
Xperia 1 II (XQ-AT42)
ソニーストア販売価格:108,900 円(税込)
カラー:特別色フロストブラック/ホワイト/パープル
Xperiaケアプラン(月払い550円/年払い5,500円)
24回まで分割払手数料が【0円】
月々の支払い 4,500円(税込)
1回目のみ 5,400円(税込)
・Xperia 1 II(XQ-AT42) | Xperia(TM) スマートフォン | ソニー
<Xperia 1 IIレビュー記事>
・「Xperia 1 II」に備わる「Photography Pro」の項目とメニューをすべてチェックしてみた。撮るそのときに自分の想いを反映する楽しさがあるカメラアプリ。
・ついに手にした SIMフリーモデル「 Xperia 1 II (XQ-AT42)」、フロストブラックの質感の高さが異常なまでのカッコよさ!
・SIMフリーモデル「 Xperia 1 II (XQ-AT42)」を初期セットアップとスペックを知るためのベンチマークテスト。メモリー(RAM)12GB、ストレージ(ROM)256GBの恩恵は大きい。
・いつも持ち歩くXperiaで高音質ストリーミングを聴こう。サブスク(音楽聴き放題サービス)がハイレゾ化すると音楽ライフが一段と楽しくなる。
・SIMフリーモデル「 Xperia 1 II (XQ-AT42)」のSIMカードの利用方法とAPN設置。データ通信や音声通話を使い分けできるデュアルSIMが最高に便利。5G利用時の注意点。
・国内SIMフリーモデル「Xperia 1 II (XQ-AT42) / Xperia 5 (J9260)」を買ったら、「モバイルSuica」の設定をしておこう。 Xperia 1 (J9110)は「おサイフケータイ」非対応なので注意。
・国内SIMフリーモデル「Xperia 1 II / Xperia 5」に「モバイルSuica」を設定したら、よりお得に使う方法を検討してみよう。「JRE POINT」の登録や、「ビューカード」、「楽天ペイ+楽天カード」との連携。
・SIMフリーモデル「 Xperia 1 II / Xperia 1 / Xperia 5」のデュアルSIMを活かす。サブ回線として、1年間無料&解約料無料の「Rakuten UN-LIMIT V」を使ってみる。
・スマートフォン「Xperia 1 II (XQ-AT42)」をソニーストアで大幅値下げ!デュアルSIM搭載&メモリー/ストレージ増量のSIMフリーモデルがお買い得に!
Xperia 5II (XS-AS42)
ソニーストア販売価格:99,000円(税込)
カラー:ブラック、グレー、ブルー、ピンク
Xperiaケアプラン(月払い550円/年払い5,500円)
24回まで分割払手数料が【0円】
月々の支払い 4,100円(税込)
1回目のみ 4,700円(税込)
・Xperia 5II(XQ-AS42) | Xperia(TM) スマートフォン | ソニー
<SIMフリーモデル Xperia 5 II レビュー>
・5G対応 SIMフリー コンパクトモデル「Xperia 5 II (XQ-AS42)」。初期セットアップと基本スペックの確認、「Xperia 5 (J9260)」とのベンチマークテスト比較。
・SIMフリーモデル「Xperia 5 II (XQ-AS42)」のSIMカードの利用方法とAPN設定。データ通信や音声通話を使い分けできるデュアルSIMの便利機能。5G利用時の注意点。
・ハイエンド機能をコンパクトボディに詰め込んだ 5G対応 SIMフリーモデル「Xperia 5 II (XQ-AS42)」。カメラ、オーディオ、ゲームや機能性能をチェックする。
Xperia PRO (XQ-AQ52)
ソニーストア販売価格:249,800(税込)
24回まで分割払手数料が【0円】
月々の支払い 10,400円(税込)
1回目のみ 10,601円(税込)
・Xperia PRO(XQ-AQ52) | Xperia(TM) スマートフォン | ソニー
<Xperia PROレビュー記事>
・ついに手にしたぞ!5Gミリ波帯対応スマートフォン「Xperia PRO」レビュー。無骨な外観を「Xperia 1 II」と比較、開封から初期セットアップまで。
・「Xperia PRO」だけが持つHDMI micro端子。カメラと接続して「外部モニター」や「ライブ配信」をしてみる。
・「Xperia PRO」を有線接続のオーディオプレーヤー化してみる。ステージモニターインナーイヤー「IER-M9/M7」や、業務用モニターヘッドホン「MDR-M1ST」と組み合わせた漢気セット。
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●Xperiaキャンペーン
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●ソニーストア 直営店舗(銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神)
※ソニーストア直営店(銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神)にて購入の際、ショップコード「2024001」を伝えていただくと当店の実績となります。
ご購入される方はよろしければ是非ともお願い致します。
ソニーショールーム / ソニーストア 銀座
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東京メトロ銀座線・丸の内線・日比谷線「銀座駅」A4出口直結
営業時間:11:00~19:00
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地下鉄「大通駅」12番出口から徒歩1分。4丁目交差点すぐ
営業時間:11:00~19:00
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名古屋市中区錦3丁目24-17 日本生命栄ビル 3階
営業時間:11:00~19:00
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大阪駅/梅田駅から徒歩5分程度。ハービスエント4階
営業時間:11:00~20:00
ソニーストア 福岡天神
西鉄福岡(天神)駅南口から徒歩5分。
営業時間:11:00~19:00