広大な作業領域こそ正義!DELLの5,120 x 2,160の高解像度40インチ曲面ワイドモニター「U4021QW」を導入してみた。Thunderboltケーブル1本で接続してハブ機能も使えるよ。
・全身カーボンファイバーのボディに包まれた「VAIO Z」がやってきた。ウキウキして開梱しただけ。
・全身カーボンファイバーボディに包まれた「VAIO Z」の中身の構造が気になったので早速バラしてみた。わかりやすく分解手順を解説。
・VAIO Zに 「LTE通信モジュール(5G)」を搭載して、快適モバイルネットワーク。「ahamo(docomo)」回線を利用して、モバイル通信するためのAPN設定や、便利なプロファイル設定のやり方。
の続き。
広い作業領域こそ正義!
自作のデスクトップを快適にするべく、DELLのDell Uシリーズ U4021QW 39.7インチワイドモニタ- を導入。
そのついでに、Thunderbolt™ 4を搭載した「VAIO Z」とも接続してみた。
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目次
●5,120 x 2,160の高解像度40インチ曲面ワイドモニター
32:9超ワイドなDELLの49インチ(5,120×1,440)モニター「U4919DW」がずっと欲しかったけれど、タテ解像度がイマイチ少ない。
大きくても解像度が少ないと使い勝手良くないし、2018年の発売から随分経つしなと待っていたら、今年(2021年)になってついに出た40インチ5K2Kモニター!
正式名称は、DELL 「U4021QW」。
ここ最近ディスプレイの供給も大変そうだし、納期も結構かかるからのんびり待っていよう…と思ったら意外なほどに早く届いてしまった。
梱包も超巨大。
箱に入った状態でスタンドを取り付けして台座のネジを締めるだけというシンプルな組み立て方法。
口で言うと簡単そうに思えるけれど、実際この巨大さと重さを味わうと、まず2人でやったほうが万が一の失敗がないかもしれない。
付属しているのは、電源コード、ディスプレイポートケーブル(1.8m)、USB 3.2ケーブル (1.8 m)、HDMIケーブル(1.8 m)、USB C(Thunderbolt 4 アクティブ)ケーブル。
モニターの外形寸法は、94.66 cm x 24.8 cm x 45.78 cm。
重量は、13.8kg。
40インチでアスペクト比21:9というワイド画面で、左右の場所の確保として約1m弱を確保すれば設置できる計算。
ただ、スタンドの前後サイズを許容してキーボードやマウスをおける設置スペースの余裕を見ておく必要がある。
画面はゆるやかにカーブしているいわゆる湾曲ディスプレイ(曲率2500R)。
モニターは上下の角度(チルト)と左右の角度(スイーベル)、高さの上下移動(昇降)ができる。
サイズ的に回転機構はなし。
一応、VESAマウント(100x100mm)にも対応している。
全体的にプラチナシルバーで仕上げられ、いわゆるモニターによくあるシンプルな構造。
スタンドもありふれたもので突出したデザイン性はないけれど、ベゼルも比較的薄く野暮ったさは感じない。
正確には40インチではなく、39.7インチが正しい。
IPSパネルを採用して、表面処理はアンチグレア。
解像度は、5120×2160。
映像端子は、HDMI x2、DisplayPort 、音声ライン出力、Thunderbolt 3 DisplayPort 、USB Type-C/USB 3.2×4/音声出力/LAN、USBアップストリーム ポート、USB 端子(USB 3.2 Gen 2)x3、LANポート。
ココとは別にモニターの直下に、USB 端子(USB 3.2 Gen 2)、USB-Cダウンストリーム ポートも備える。
インターフェイスは非常に豊富。
電力供給は、最大90W。
今までのメインモニターだったASUS Designo Curve MX38VCとサイズ比較。
ASUS 「MX38VC」は、37.5インチで解像度は3840×1600。
横幅は、897mm。
DELL 「U4021QW」の横幅 94.66mm。
横に5cm弱ほど長くなったけれど、実際の置くスペースとしてはあまり変わらないと思い込むことにする。
本命は、デスクトップPCとの接続用途で使うためではあるけれど、せっかくなので「VAIO Z」と接続してみる。
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●DELL 「U4021QW」と「VAIO Z」をThunderbolt 4(USB Type-C)で接続。
「VAIO Z」に備わる2基のUSB type-C端子は、最大40Gbpsの転送速度を誇るThunderbolt™ 4接続に対応。
最大データ転送速度40Gbps(40Gbpsのデータ転送が可能なケーブルは最長2mまで対応。)
ドックのダウンリンクは最大4ポート、PCIeベースの最大データ転送速度は32Gbps、4Kの映像伝送はディスプレイ2台まで可能(8K解像度なら1台)。
またスリープ中のPCを、ドックに接続したキーボードやマウスから再開できる。
DELL 「U4021QW」と「VAIO Z」に、USB C(Thunderbolt 4 アクティブ)ケーブルで接続。
ケーブル類はスタンドにある穴に通すと配線は正面から見てもすっきり。
DELL 「U4021QW」の電源部はモニター本体に内蔵されているタイプなので、外付けACアダプターがゴロゴロと転がらない。
これで、「VAIO Z」からのディスプレイ出力に加えて、電源供給もまかなえる。
オマケにUSB接続する周辺機器や有線LAN接続にもつなげてドック的な使い方もできるのはなかなか良い。
マウスやキーボードを共有できるKVMスイッチもあるし、デスクトップたまに「VAIO Z」なんて使い方ができそう。
「VAIO Z」からDELL 「U4021QW」へ出せる出力解像度は、5120×2160。
横は4Kの3840を大きく超える5120で、ウルトラワイドに不足しがちなタテ解像度が2160あるので作業領域としては非常に広い。
Tweetdeckをフル画面表示してみたら、タイムラインが14本。
Twitterやりたい放題である。
ただし、この「100%」表示のままだと、39.7型とはいえかなりの細かさもあって(プラス自分の加齢もあわせて)かなり目を酷使する。
これは無理しないで「125%」表示にしてしまおうかな?と思ったけれど、何のためにこのモニターを買ったのかわからなくなりそうなのであえてそのままで使うことにした。
慣れる、きっと慣れるはず…。
色域については、DCI-P3カバー率98%、sRGBカバー率100%・Rec.709 100%と非常に広い色域をカバー。
輝度は300 cd/m2、コントラスト比1000:1、応答速度5ms(GTG)、視野角:178/178、画素ピッチ:0.1815mm。
スピーカーもオマケ程度ながら備えていて、9Wx2。
リフレッシュレートは60Hz。
ゴリゴリに高いリフレッシュレートのゲームをするのが目的であれば、別途ゲーミングモニターを導入したほうが良い。
けれど、作業メインなら特に問題もないし、圧倒的作業効率を手に入れられる。
ウィンドウを効率よく並べられる「Easy Arrange」機能もあるけど、わりと好き勝手に配置したいほうなのでまだ使ってない。気が向いたら使ってみよう。
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ちなみに自分のデスクトップ環境ではウルトラワイドディスプレイだけでは飽き足らず、隣にさらにもう一枚、BenQ 27型カラーマネジメントモニター「SW270C」を置いている。
こちらは16:9の27型。
隣に並べてみると高さ方向のサイズは異なるものの違和感ない。
と思っていた。
ところがどっこい使い出すと、左側のBenQ「SW270C」(2560 x 1440)と右側のDELL 「U4021QW」(5120×2160)で、左右のウィンドウの表示サイズの違いに違和感が…。
しまった…そこまでは考えてなかった。
これを解消するには、左のモニターを高解像度化するしか…。
32型4Kモニターが欲しくなるパターンだ…(汗
フルカーボンボディとなったフラッグシップモバイル「VAIO Z」レビュー。
・(その1)カーボンの特性を最大限に引き出す理想の筐体、外観。
・(その2)刷新されたプロセッサー、ストレージの性能を知る。待望のThunderbolt 4、高速通信5Gを搭載。
・(その3)待望の広色域4Kディスプレイ、「隠し刻印キーボード」バックライトの視認性、ストレスフリーのセキュアな認証。
・(その4)どれほどのパフォーマンスを持ち合わせているのか?既存VAIOノートとベンチマークテスト比較してみた。
・(その5)Thunderbolt 接続で、拡張ボックス+外部グラフィックボードを合体、超パワーアップ!これこそ漢のロマン!
・HDMI.2.1 に対応した「BRAVIA XR」。4K液晶テレビ X90Jシリーズ を PlayStation5 / Xbox series X とつないで4K 120fps のゲームをプレイしてみた。
・映像と音の一体感が最高の没入感を味わえる 4K有機ELテレビ「XRJ-65A90J」。 Windows PCとつないで巨大デスクトップPC化、4K 120fps の表示方法とそのなめらかさを検証してみる。
・「BRAVIA XRシリーズ」の新しいOS「GoogleTV」の使い勝手。ソニーピクチャーズの最新映画から名作までを、ハイクオリティで楽しめるBRAVIA XR専用のコンテンツサービス「BRAVIACORE」。
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●VAIO Z のカスタマイズ仕様。
フラッグシップモバイル「VAIO Z」
VJZ1411
[14.0型ワイド液晶] カラー:ブラック
ソニーストア販売価格:237,000円+税~
[標準モデル]のハードウェアカスタマイズ
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フラッグシップモバイル「VAIO Z」SIGNATURE EDITION
VJZ1411」
[14.0型ワイド液晶] カラー:シグネーチャーブラック/ブラック
ソニーストア販売価格:322,000円+税~
[ SIGNATURE EDITION ]のハードウェアカスタマイズ
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[周辺機器]の選択(共通)
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●ソニーストア 直営店舗(銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神)
※ソニーストア直営店(銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神)にて購入の際、ショップコード「2024001」を伝えていただくと当店の実績となります。
ご購入される方はよろしければ是非ともお願い致します。
ソニーショールーム / ソニーストア 銀座
街の中心にある銀座四丁目交差点に面したGINZA PLACE(銀座プレイス)4階~6階。
東京メトロ銀座線・丸の内線・日比谷線「銀座駅」A4出口直結
営業時間:11:00~19:00
ソニーストア 札幌
地下鉄「大通駅」12番出口から徒歩1分。4丁目交差点すぐ
営業時間:11:00~19:00
ソニーストア 名古屋
名古屋市営地下鉄栄駅サカエチカ8番出口。丸栄百貨店南隣
営業時間:11:00~19:00
ソニーストア 大阪
大阪駅/梅田駅から徒歩5分程度。ハービスエント4階
営業時間:11:00~20:00
ソニーストア 福岡天神
西鉄福岡(天神)駅南口から徒歩5分。西鉄天神CLASS
営業時間:12:00~20:00