ソニー ワイヤレスゲーミングマウス「INZONE Mouse-A」、マウスパッド「INZONE Mat-F / Mat-D」実機レビュー。FPS業界でプロに選ばれる素質を持ったゲーミングマウスとゲーミングマウスパッド。
ソニーのゲーミングギアINZONE(インゾーン)として、初めて発売されるワイヤレスゲーミングマウス INZONE Mouse-A(MSE-G500)。
内部構造の一部に中空ガラスマイクロスフィアを含む部品を採用するなどして、強度を保ちながら48.4gと軽量な本体重量。
INZONE独自の高感度カスタムセンサー(3950IZ)を搭載して、30,000DPI(最大)、最大70Gの加速度、最大750IPSのトラッキング速度を実現し、最大8000Hzのポーリング レートに対応している。
ソニーストア販売価格は、
。発売日は、2025年9月5日(金)。
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・INZONE Mouse-A | ゲーミングギア INZONE™(インゾーン) | ソニー
・INZONE Mat-F | ゲーミングギア INZONE™(インゾーン) | ソニー
・INZONE Mat-D | ゲーミングギア INZONE™(インゾーン) | ソニー
・eスポーツチームFnaticと共同開発のゲーミングギアINZONE(TM) 6機種を発売 | ニュースリリース | ソニー
・ゲーミングギア INZONE(インゾーン) | ソニー
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目次
●ワイヤレスゲーミングマウス『INZONE Mouse-A』
ソニーのゲーミングギアINZONE(インゾーン)として、初めて発売されたワイヤレスゲーミングマウス INZONE Mouse-A(MSE-G500)。
内部構造の一部に中空ガラスマイクロスフィアを含む部品を使用して、強度を保ちながら軽量化している。
Fnaticのトッププレイヤーからのフィードバックに基づいて、スピードとスタミナが絶妙に融合した理想的な重量として、マウスの重量は約48.4gに最適化されているらしい。
内容物は、INZONE Mouse-A本体の他、USB Type-Cケーブル(USB-A – USB-C)、ワイヤレスドングル、交換用マウスソール(1組)。
紙のクイックガイドと、INZONE ステッカーも付属する。
究極に軽ければ良いというわけではないけれど、フリックの操作をしたり、エイムを素早くあわせたいという場合には有利になるし、長時間動かし続けても疲れにくい。
ソニーとしては、日本産業パートナーズに売却されてしまったVAIO以来の久しぶりのマウス。
VAIO TAP 21 に付属しているVAIOマウスを比べると、コンセプトの違いがよくわかる。
特にこのVAIOマウス(VGP-WMS21)は、スタイリッシュに使えることを前提としたタイプ。
ちなみ単3乾電池1本で動き、電池込みで重さは70.3g。
一方で、INZONE Mouse-Aは、一見すると超がつくスタンダードな見た目ではあるけれど、掴みやすくて恐ろしいほどに扱いやすい。
内部敵には、独自の高感度カスタムセンサー「3950IZ」を搭載して、30,000DPI(最大)、最大70Gの加速度、最大750IPSのトラッキング速度を実現。
「3950IZ」というセンサーの名称は、”IZ”はINZONEから、”3950″はゲーミングマウスによく使われるPixArt PAW 3950センサーをベースとしたセンサー名から名付けられていると思われる。
INZONE独自のセンサーはゲーム中、急激にポーリングレートが低下することなく、時間が経過しても8,000Hz付近の安定したポーリングレートを維持するというのが特徴。
INZONE Mouse-Aは、付属するUSB Type-Cケーブル(USB-A – USB-C)とワイヤレスドングルと組み合わせることで、ワイヤレスマウスとして動作する。
このワイヤレスで使用時に、最大で8000Hzのポーリング レートを安定して高周波信号伝送され、より高速な入力とより正確なトラッキングが可能になる。
ポーリングレートは、500Hz~8000Hzまでカスタムできる。
また、INZONE独自のチューニングにより入力遅延を1ms未満にまで低減している。
当然ながらUSB Type-Cケーブルをマウスに直接つなげば有線マウスとしても使える。
ケーブルも柔らかくて、反発してマウスが持っていかれることもなく使いやすい。
接続しているとマウスへ充電されるので、バッテリーが少ないタイミングでは有線接続で使うという手もある。
注意点として、有線接続のさいにはポーリング レートは1000Hzになる。
スイッチは赤外線を利用した光学式を採用して、物理的な接触で反応する機械式よりも応答性は高い。
実際にその差は体感しにくいかもしれないけれど、光学式のメリットとしては、ダブルクリックが起きにくいことや耐久性が高いことがある。
マウスホイールは、横から見るとわかるとおり中空状態になっていて、抵抗なく軽快に回せる。
Fnatic 選手との共同開発で設計されて、スクロールする度にノッチの感覚があるので、リズムを保つこともできる。
サイドボタンも、右手でホールドしている親指で押しやすく、力んで強く押し込んでしまっても沈み込んだり曲がることはない。
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前方にあるマウスのUSB Type-C端子はに有線接続すると、5分充電すれば最大10時間使用可能な急速充電にも対応している。
バッテリーは最大90時間の稼働ができる。(ポーリングレート1000Hz時)
電源ボタンを長押しすると、PCからアプリを起動しなくてもプロファイルの切り替えができる。
このプロファイルは4つまで登録できる。
INZONE Mouse-Aの物理ボタン操作の役割は、PCから「INZONE Hub」アプリを利用してカスタマイズできる。
カスタムできるのは、「左ボタン・右ボタン・ホイールボタン・マウスボタン4・マウスボタン5」の5つ。
パフォーマンスの設定として、DPIは100~30,000 DPI 、ポーリングレートは500Hz~8,000Hz、リフトオフディスタンスは2mm、1mm、0.7mmから調整できる。
ゲーム専用のプロファイルに保存も可能。
マウス本体から切り替えるプロファイルを4つまで登録できる。
ちなみに、アプリをインストールしなくても、ブラウザからWEB版のINZONE Hub「INZONE Hub for Web」を利用することもできる。
対応しているブラウザは、Chrome,Edge,Operaなど。
ゲーミングデバイスメーカーと言えば、Logicoolや Razerが定番。
自分も好んで使っているRazerのマウスは軽いだけでなくて、手にフィットしてクリックも軽快、しかもバリエーションが豊富で選び放題。
特にFPSゲームで定番のRazer「Viper V3 Pro」は、すでにプロeスポーツチームや選手とのコラボモデルがいくつもある。
その先駆者たちが競う業界にINZONEが飛び込んでいくとなると、それ相応のプロに認められる仕様でないと厳しいのは確かで、INZONEは最初からプロeスポーツチームのFunatic の持つデバイスをベースに共同開発という方法に出た。
そのおかげもあって、INZONE Mouse-Aは奇をてらった派手なデザインではなく、競技に最大のパフォーマンスをだせるゲーミングマウスになっている。
INZONE Mouse-Aは、PC以外にもマウスとして使える?
ワイヤレスゲーミングマウス INZONE Mouse-Aは、PC以外の機器に接続しても使える。
試しにXperia 1 VIIに接続してみると、マウスカーソルが現れてそのままマウスとして利用することができた。
タブレットをノートPCのように使うときや、万が一スマホのタッチ操作ができなくなった場合に役に立つ。
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●ゲーミングマウスパッドINZONE Mat-F / INZONE Mat-D
さらに、ゲーミングマウスと同時に使えるアクセサリーとしてゲーミングマウスパッドもラインナップされている。
マウスパッドとしてはかなり高価な部類に入る。
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マウスパッドはパッケージには巻かれて入っているので、出した直後は若干巻き癖がついている。
けれど、広げて長時間( 約12時間)しておくと自然と平らになるし、待っていられないという時は巻かれた向きと反対側に軽く1回巻くといい。
ただし、きつく巻くとシワの原因になるので注意。
ゲーミングマウスパッド INZONE Mat-D Speed-Type Large 4mm Cloth Gaming Mousepad(ブラックとパープルのグラデーション)
<特徴>
・低摩擦タイプ
・マウス感度が高感度のプレーヤーにオススメ
・厚さ4mm 表面に低摩擦なクロス生地採用
・重さ約190g
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INZONE Mat-Dは、厚さ4mmで表面には低摩擦なクロス生地を採用。
素早く微細なマウス操作が可能なため、特にマウス感度を高めに設定しているプレイヤーに適している。
高感度FPSで滑らかな動きや素早い追従エイムに向いているといった感じ。
ゲーミングマウスパッド INZONE Mat-F Control-Type Large 6mm Cloth Gaming Mousepad(ブラック)
<特徴>
・軽い滑り出しと、マウスを止めやすい生地
・マウス感度が低感度のプレーヤーにオススメ
・厚さ6mm SlimFlex素材採用
・重さ約270g
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INZONE Mat-Fは、厚さ6mmでSlimFlex素材を採用しているため安定性が高く、FPSゲームなどにおいて正確に照準を合わせることができる。
厚みも質量もあって、より安定していることと滑り心地を残しつつしっかりと制動できる。
サイズはどちらも、約480mm×400mmで非常に面積が広い。
競技用のために作られていることもあって、これだけ大きなマウスパッドをデスクトップに置くのは一般的には大変ではあるけれど、FPSゲーム業界では最も定番のサイズ。
マウス設定(低感度・高感度)あ、FPSのタイトルにによって選択するマウスパッドが変わってくる。
・INZONE Mat-F | ゲーミングギア INZONE™(インゾーン) | ソニー
・INZONE Mat-D | ゲーミングギア INZONE™(インゾーン) | ソニー
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●FPS業界でプロに選ばれる素質を持ったゲーミングマウスとゲーミングマウスパッド
ワイヤレスゲーミングマウス INZONE Mouse-Aは、軽快かつ手にフィットする形状で長時間使っても疲れにくいという実用度と、カスタムできる超低遅延の感度もあって、使いこなせれば競技性の高いゲームで特にその威力を発揮できる。
すでに定番化しているゲーム業界に新規に参入するだけあって、プロeスポーツチームのFunaticと水面下で共同開発をすすめて、ちゃんとした本物を出してきたという印象が強い。
それに加えて、タクティカル系FPSであるVALORANTやバトルロワイヤル系FPSであるApexLegendsそれぞれにより最適な、性質の異なるマウスパッドを2種類用意している。
ゲーム業界を知らないソニーがPC時代の知見でだしてきたモノとはまるで異なって、本気でゲーム業界で浸透させようとしている気概が見える。
結果として、プロゲーマーが使うようになれば、一般層のゲーマーにも大きく広がっていく気がする。
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●「INZONE™」2025年新製品国内販売開始
発売日:2025年9月5日(金)
・INZONE H9 II | ゲーミングギア INZONE™(インゾーン) | ソニー
発売日:2025年9月5日(金)
・INZONE E9 | ゲーミングギア INZONE™(インゾーン) | ソニー
発売日:2025年9月5日(金)
・INZONE KBD-H75 | ゲーミングギア INZONE™(インゾーン) | ソニー
発売日:2025年9月5日(金)
・INZONE Mouse-A | ゲーミングギア INZONE™(インゾーン) | ソニー
![]() ゲーミングマウスパッド INZONE Mat-F |
![]() ゲーミングマウスパッド INZONE Mat-D |
●ソニーストア割引クーポン10%OFF
●提携カード決済で3%OFF
発売日:2025年9月5日(金)
・INZONE Mat-F | ゲーミングギア INZONE™(インゾーン) | ソニー
・INZONE Mat-D | ゲーミングギア INZONE™(インゾーン) | ソニー
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●ゲーミングギアブランド「INZONE™」モニターラインナップ
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ゲーミングモニター「INZONE M10S / M9II 」は、ソニーストアでお得に購入。割引クーポン、お買い物券、長期保証最大5年ワイドなどを活用。
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●ゲーミングギアブランド「INZONE™」ヘッドホンラインナップ
ワイヤレスノイズキャンセリングゲーミングヘッドセット INZONE Buds
WF-G700N
カラーバリエーション:ブラック、ホワイト
ワイヤレスノイズキャンセリングゲーミングヘッドセット INZONE H9
WH-G900N/WZ
ワイヤレスゲーミングヘッドセット INZONE H5
WH-G500
カラーバリエーション:ブラック、ホワイト
ゲーミングヘッドセット INZONE H3
MDR-G300/WZ
・ソニーのゲーミングヘッドセット「INZONE H9」 /「INZONE H7」/ 「INZONE H3」実機レビュー。ゲームに集中できる快適な装着感とのめりこめる没入感。2.4GHzワイヤレスとBluetoothの2つ同時接続が超便利。
・2.4GHzワイヤレス接続は本当に低遅延なの?ソニーのゲーミングヘッドセット「INZONE H9 / INZONE H7 / INZONE H3」を、Bluetooth接続などと視覚的にわかりやすく比較してみる。
ソニーストアで購入
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