レンズ一体型のコンパクトカメラが紡ぐ、日常の記憶。RX1RM3と過ごした濃密な時間。
撮影設定 35mm|F2.2|1/1250秒|ISO125
こんにちは。しふぉんです。雨が続いていますね☔️
いかがお過ごしですか。
今回は、SONYが誇るフルサイズセンサー内蔵コンパクトの最高峰モデル「RX1R」シリーズ。
その系譜を受け継ぐ「RX1R III」(DSC-RX1RM3)を3日間連れ出してみました。

・shifon378
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・山口フォトウォーク
・モデル撮影会photty
コンパクトなのに並外れた描写をもつカメラ
私は、普段コンパクトデジタルカメラとしてLeicaQ2を使用しています。
LeicaQ2は見た目の美しさや高級感が魅力の一つではありますが、毎日持ち歩くには重さがあり、気軽に撮るというより「今日は撮る日」と気合を入れて持ち出すことが多いカメラです。
写りの柔らかさや、空気感のある美しい写真が撮れるところも気に入っているのですが、AFが思ったタイミングで合わないことや、全体的なピントの甘さを感じることもあります。
そこで今回、「RX1R III」を実際に使用して驚いたのは圧倒的な軽さです。
バッテリーとメモリーカードを含めてもわずか約498g。
普段から持ち歩いているサコッシュやポケットにすんなりと収まってしまうコンパクトさと軽さに惹かれました。
撮影設定 35mm|F2.8|1/1250秒|ISO200
今回は子供と一緒の場面が多かったのですが、このサイズ感には本当に助けられました。
片手が塞がっていても、首から下げていることを忘れるほど軽く、撮りたい瞬間にサッと構えられる。
そして、そのコンパクトな見た目からは想像もつかないほど強力なのが、最新の「リアルタイムトラッキング」。
「RX1R III」のAIプロセッシングユニットによる瞳AFは、驚くほど正確です。
子供が急に走り出したり、後ろを向いたりしても、カメラがまるで意思を持っているかのようにパパッとピントを合わせ続けてくれます。
⇧このシャワーの水の表現、とっても気に入っています。
子供へのピントは決して外さず、細かな水滴一粒一粒までしっかり描写されていて、写真の中に空気感や温度までしっかり切り取られています。
「あ、今良いな!」と思った瞬間にシャッターを切れば、最高の1枚が残っています。
設定に迷う暇もなく、ただ目の前の愛おしい瞬間に集中させてくれる。
この「パパッと撮れる」という安心感が、パパ・ママカメラマンにとっても最強の武器になります✨
撮影設定 35mm|F2.8|1/2000秒|ISO64
そして私がLeicaQ2の描写で気に入っている「ふんわり感」についても、「RX1R III」で撮る写真にもその柔らかい雰囲気が感じられています。
バシッと硬すぎない優しい空気を残してくれるところもポイントが高いです。
ここまで気軽に、この描写で残せるのは有り難い・・感動を覚えます。
レンズはソニーでは定評のある「ZEISS Sonnar T 35mm F2」レンズとセンサーが完全に固定されるが故に最適化されているからこそ、周辺光量落ちや歪みが限界まで抑え込まれているとのこと。
また、ZEISS Sonnarの特徴として開放では柔らかいボケ味、立体感、光の滲み方、逆光の空気感が美しく、その描写にも納得です。
完全に私の好みです。
光を操り、空気感を現像する楽しさ
撮影したデータをLightroom classicで開いて、自分の理想とするトーンへと追い込んでいく現像作業も、このカメラの醍醐味です。
「RX1R III」のダイナミックレンジはとても広くて、シャドウ部に隠された微細な情報や、ハイライトの粘りが素晴らしいですね・・。
例えば、シアンが美しく抜けた青空のグラデーションや、フィルムライクでどこかノスタルジックな色彩に。
撮影設定 35mm|F4.0|1/2000秒|ISO125
ハイライトを少し抑えて、シャドウに独自のトーンを滑り込ませるように現像しても、画質が破綻することは一切ありません。
独特の「艶」と「湿度」を纏ってくれます。
デジタルらしい解像度を持ちながら、アウトプットされる空気感はどこまでもエモーショナル。
この二面性こそが、このカメラの底知れぬ魅力じゃないかなと思います。
(今回はナチュラルに、ではなく、少し懐かしみの感じれる現像にしています。)
使ってみてわかったRX1RM3の楽しさ
godoxのレトロフラッシュを装着して撮影してみました。
(↓ここに写っています)
「撮りたい!」
この瞬間に取り出してシャッターを切る。
その一連の動作がほぼストレスフリーでして、手に入った成果物の画質は納得のクオリティそのもの。
日常の何気ないスナップも、このカメラを通して「作品」に昇華される。
この感覚がデジタル一眼カメラに大口径レンズを付けたシステムでは絶対に味わえない、「RX1R III」だけの絶対的な価値なのだと思います。
普段から見慣れている光景もなんだかノスタルジックな気持ちに。
約6100万画素の裏面照射型フルサイズセンサーと最新の画像処理エンジン「BIONZ XR」による情報量の大きさから、クロップやトリミングしても余裕があります。
ステップクロップを使うと、焦点距離50mm相当(約2,900万画素)、70mm相当(約1,500万画素)としてその場の直感で、表現の幅を広げられる安心感も強みではないかなと思います。
気軽さと素晴らしい描写力が同時に得れるカメラ
撮影設定 35mm|F2|1/1000秒|ISO100
わざわざドラマチックな場所に行かなくても、「RX1R III」は日常の片隅にある「愛おしい瞬間」を、まるで記憶をそのまま定着させたかのようなエモーショナルなトーンで切り取ってくれます。
カメラを持ち出すハードルが下がることと、子供のように待ってくれない瞬間でも撮れる安心感、写真を撮る楽しさを改めて感じて、カメラを初めた頃にもどったような感覚になりました。
少しだけ外を散歩したい日、少しだけ海を見たい日、カメラを持って行こうか悩んだことはありませんか?
私はしょっちゅうあります(笑)そして持っていかない日に限って良い瞬間に出会えるので後悔します。
このカメラなら散歩の邪魔にもならないし日常に寄り添ってくれる、何気ない景色や瞬間を「持っているから撮れた」に変えてくれる愛おしい存在になりました。
撮影設定 35mm|F3.2|1/2000秒|ISO80
・はじめましてフォトグラファーしふぉん(shifon378)です。ソニーフォトウォーク(前編)・(後編)
・35mm 1本で撮る河津桜
・α7 IVの魅力を引き出す現像術とワークフロー
・広く、軽く、気持ちよく。FE 20-70mm F4 G「SEL2070G」レビュー
・α7 IV × FE 24-70mm F2.8 GM II「SEL2470GM2」で夜の駅を撮影|JPEG撮って出しレビュー
・SONY α7V× 50-150mm GMで描く、曇天のローズガーデンポートレート
・カメラ片手に、梅雨の始まりを探す。FE 20-70mm F4 Gと紡ぐフォトエッセイ
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●撮影機材

デジタルスチルカメラ RX1R III「DSC-RX1RM3」
ソニーストア販売価格:658,900円(税込)
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RX1R III専用サムグリップ「TG-2」
ソニーストア販売価格:36,300円(税込)

RX1R III専用ボディケース「LCS-RXL」
ソニーストア販売価格:19,800円(税込)

レンズフード「LHP-1 J2」
ソニーストア販売価格:20,900円(税込)
ソニーストア 直営店舗でご購入の場合

※ソニーストア直営店(銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神)にて購入のさいに、
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