カメラのホールド性と手触り、所有欲を満たしてくれる「ULYSSES α7III / α7RIII / α9 ボディスーツ」
人はなぜ、カメラやレンズが増えると同時に、その数以上のケースやストラップ、はたまた新しいバッグを欲するのか。
以前に、α7RⅡ/α7SⅡ/α7Ⅱ用のボディスーツが超お気に入りだったULYSSESからついに、α7III/α7RIII/α9に共通して使える新しいボディスーツが出た。
あぁこれは買うやつだ、と思ったら脊髄反射してポチ。
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●ULYSSES α7III / α7RIII / α9 ボディスーツ
「ULYSSES」は、福岡県福岡市に拠点を構えるカメラケース、ストラップ、フォトフレーム、雑貨などを制作販売するアクセサリーブランド・メーカー。
・Photo Life Laboratory ULYSSES
革素材のケースやストラップは手に馴染む丁寧な作りがウリで、海外生産とは明らかな違いを感じられる。
そして、今回買ったボディスーツは、α7III/α7RIII/α9に専用タイプなので、3機種で使い回せるのがキモ。
ブラウンっぽいチョコレートも良いなーと思ったものの、つい先日LIM’S Italian MINERVA BOX Genuine Leather Half Case for SONY α7RIIIにブラウンを選んじゃったので、ネイビーをチョイスしてみた。
固定方法は、カメラ本体へボディスーツを底面からかぶせて、付属の専用ネジを差し込んでコインなどで三脚ネジに締め込めばOK。
あくまでもボディスーツは革素材なので締めすぎてストッパーあたりを潰してしまわないように注意。
素材には、イタリアにあるバダラッシ・カルロ社の「プエブロ」を使用。
制作する時点であらかじめダメージ加工を施してあるため、使っていてのコキズなどが目立たないという特徴がある。
また、天然成分を使って古い手法で作られる「ベジタブルタンニンドレザー」は、使い込むごとに風合いが変化するとあいう味がある素材。
底面に装着した専用ネジが、ちょうど三脚用のネジ穴として加工してあるので、ボディスーツをつけたままでも三脚に取り付けることが出来る。
しかもケースの底面はフラットでしっかりと固定できるので実用性も問題ない。
底面には、バッテリーを出し入れする際にアクセスするための「フリップカバー」はボタン式で開閉。
カメラを使っていてバッテリーを取り替えたい場合でも、わざわざボディスーツをはずさなくても良いのは便利。
バッテリーの巨大化にともなって開けしめのカバーも大きくなっているものの、グリップの下側に切り欠きごとフタが開くように設計されていてフタの干渉をうまい具合に避けている。
ボディスーツは背面が大きくカットしたオープンタイプでありつつ、右後方のカド部にまでケースを隆起していて、ホールド性を守られている感がアップしているのは良い。
当たり前に、ディスプレイのチルトもできれば、ダイヤルや背面にあるすべてのボタン類の操作も問題なく扱える。
デュアルスロットのカード開閉も、側面が大きくカットされているので、普段どおりメモリー交換できる。
ボディスーツで隠れてしまう[NFC]も、グリップ側の鉄板は避けてあるのでいつもどおり画像転送できるし使い勝手に不自由はない。
逆に言うと、前方側のカバーが開けられないので、α9の場合はLAN端子をシンクロターミナル、α7RIIIの場合はマイク端子とシンクロターミナル、α7IIIの場合はマイク端子が使えない点には注意。
室内撮影や動画撮影で常時ケーブルを接続するといった使い方ではボディスーツは外したほうが良いといった感じ。
ただし底上げされたぶん、下側のカバーに余裕ができたおかげで、マイクロUSB端子にアクセスしやすくなるというメリットもある。
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●ULYSSES ボディースーツの使い心地。
側面に少しスキマがあるのはバッテリーケースの開口部に余裕をもたせたための仕様とのこと。
言われてみれば確かにほんのり間があるものの、サイド面なので実際にグリップすると手のひらにギュっとおさまる感じで違和感もない。
α7III/α7RIII/α9の本体グリップはすっかり大型化したこともあって前方向への膨らみに不満はなくなったけれど、Eマウントボディ特有の高さ方向不足によるホールド性の欠如も、ボディスーツの底がちょうど1cm分ほど大きくなっていることもあって、小指もグリップできるようになるというメリットがある。
グリップ性も上がりつつ、全身がレザーという事もあって、本体とボディースーツとのシンクロ率が高まってガッチリ握れる。
ボディスーツを装着したことでの底上げされた恩恵は、近年のフルサイズのEマウントレンズ巨大化による直径の太さでカタカタと動いてしまっていたカメラボディがきっちり安定してくれる。
底面に金属を使っているケースの場合、形状が絶対的に変わらないので持ちようによっては手が痛くなったりするものの、植物性タンニンを使って時間をかけてなめされた革に、牛脚油で時間をかけてゆっくりと加脂した牛革(ブエブロ)のしっとりした触感はすごく手に馴染む。
やっぱり他のケースとは全然違って、無骨なカメラという道具に、表面の起毛革の独特のぬくもり感が融合して、守られている感や使い勝手以上に、所有欲も満たしてくれるのが実に良い。
本気でチョコレートカラーのボディスーツが欲しくなるくらいにお気に入り。
・デジタル一眼カメラ α7III レビュー(その1)実機を触りながら、α7RIIIやα9との違いを調べてみる。
・デジタル一眼カメラ α7III レビュー(その2)α7/α7IIからのボディの変遷から使い心地をチェック。
・α7IIIの背面ディスプレイを保護しておこう。純正は、保護ガラスシート「PCK-LG1」だけなので、好みで液晶保護フィルムも貼ってみる。
・α9、α7ⅡシリーズのグリップがAマウント並に安定するグリップエクステンション「GP-X1EM」。一度使うとあの感触が忘れられなくなる。
・不意の傷から守れるはずのシリコン製のイージーカバーを”α9”に着せてみた。
・α7RIIIに、LIM’S製「Italian MINERVA BOX Genuine Leather Half Case」を着けてみた。α9にも利用可。
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●α7IIIラインナップ
『α7 III』 ボディ ILCE-7M3(E マウント)製品ページ
ソニーストア販売価格:229,880円+税
●長期保証<3年ワイド>付
●ソニーストア割引クーポン10%OFF
●提携カード決済で3%OFF
『α7 III』 スームレンズキット ILCE-7M3K(E マウント)製品ページ
ソニーストア販売価格:249,880円+税
●長期保証<3年ワイド>付
●ソニーストア割引クーポン10%OFF
●提携カード決済で3%OFF
●αあんしんプログラム
αオーナー向けの「あんしん・快適な」サービス
「レンズ長期保証優待」、「αメンテナンス最大50%OFF」、「下取りサービス増額
・発売直前、CP+2018ソニーブースで試してきたデジタル一眼カメラ α7IIIをレビュー。これから先、撮る思い出も記録も、妥協しない失敗しないものにするミラーレスカメラ。
・ベーシックの基準がどう考えてもおかしいα7III。α7IIからの進化点、α9、α7RIIIとの共通点や細かい相違点を比較。(追記)
・α7IIIに使えるソニー純正周辺機器はどれ?本体と一緒に手に入れておきたいアクセサリーをチェックしよう。
・「α7RIIIがいかに凄いかを語る、CP+2018 ソニーブースレポート 他」”ソニーが基本的に好き。Live”(2018年3月3日配信)
・「α7IIIをα7RIII/α9と比較しながらレビュー」”ソニーが基本的に好き。Live”(2018年3月24日配信)
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●ソニーストア 直営店舗(銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神)
※ソニーストア直営店(銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神)にて購入の際、ショップコード「2024001」を伝えていただくと当店の実績となります。
ご購入される方はよろしければ是非ともお願い致します。
ソニーショールーム / ソニーストア 銀座
街の中心にある銀座四丁目交差点に面したGINZA PLACE(銀座プレイス)4階~6階。
東京メトロ銀座線・丸の内線・日比谷線「銀座駅」A4出口直結
営業時間:11:00~19:00
ソニーストア 札幌
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営業時間:11:00~19:00
ソニーストア 名古屋
名古屋市営地下鉄栄駅サカエチカ8番出口。丸栄百貨店南隣
営業時間:11:00~19:00
ソニーストア 大阪
大阪駅/梅田駅から徒歩5分程度。ハービスエント4階
営業時間:11:00~20:00
ソニーストア 福岡天神
西鉄福岡(天神)駅南口から徒歩5分。西鉄天神CLASS
営業時間:12:00~20:00
・カメラやレンズのソニーストア 下取サービス、「新生活 買い替え応援キャンペーン」と「αあんしんプログラム」会員限定のダブルで下取り増額キャンペーンを2018年4月16日(月)10時まで開催。
・月々の負担を限りなく抑えたいという人向けの、ソニーストアの「残価設定クレジット」。2年後に手元に残すか売却するかも選べるよ。