ビジュアルヘッドセット「Xperia View」と Xperia 1 IIIを組み合わせて使ってみたレビュー。8K HDRのVRコンテンツのキレイキレイさと対角120度広視野角の没入感も大事だけどコンテンツこそが命。
Xperiaスマートフォン 国内SIMフリーモデル「Xperia 1 III(XQ-BC42)」とともに、新たに登場したビジュアルヘッドセット「Xperia View(エクスペリア ビュー)」。
VRってこのタイミングで?と思わなくもないけれど、Xperia 1 II/ Xperia 1 IIIと組み合わせて、世界初 8K HDR映像を対角120度の広視野角でVR視聴できるというのがウリ。
発売に先がけて、実機を手にすることができたので早速セットアップして使ってみる。
・世界初 8K HDR映像※2を対角120度の広視野角でVR視聴できる
Xperia™専用のスマートフォン差し込み型ビジュアルヘッドセット『Xperia View』を発売
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目次
●ビジュアルヘッドセット「Xperia View」を早速セットアップして使ってみる。
「Xperia View」は、現時点ではXperia 1 II/ Xperia 1 III専用のスマートフォン差し込み型のビジュアルヘッドセット。
Xperiaスマートフォンで映し出した高精細なHDR映像を、ビジュアルヘッドセットに備わる対角120度広視野角レンズを通して見ると、8K HDR映像を対角120度の広視野角でVR視聴できるというもの。
価格は、29,700 円(税込)で、2021年11月19日発売。
箱の中身は、ビジュアルヘッドセット「Xperia View」本体と、フェイスパッド、ヘッドバンド、収納ポーチ、取扱説明書、キャンペーン案内の紙など。
当たり前ではあるけれど、Xperia 1 II/ Xperia 1 III 本体は別売。
まずはかんたんな組み立てから。
ヘッドバンドを本体のバックル3箇所に通して面ファスナーで軽く固定。
次に、フェイスパッドを本体の面ファスナーに貼り付け。
このとき、鼻のくぼみの部分からスタートするとキレイに装着できる。
ヘッドバンドやフェイスパッドは、長らく使っていて後々に交換できるのであればメンテナンスとしては楽。
スマホの装着するところは、ビジュアルヘッドセット前面部分のカバー。
横にある着脱レバーをはずすと、かんたんに外れる。
そしてこのカバーの溝枠にスマホ本体をハメる。
ガイドサイズが、Xperia 1 II/ Xperia 1 III専用設計になっているので、たとえ画面サイズが同じだとしても、Xperia PRO-I やXperia PRO が利用できないのはそのため。
スマホ側には、Google Playストアから、「Xperia View」アプリをダウンロードしてインストールしておく必要がある。
Xperiaからアプリを起動すしてセットアップを開始。
チュートリアルでは、ヘッドセットの各部名称や装着方法を事前に確認。
スマホのくっついたカバーをビジュアルヘッドセット本体に取り付ける。
これが完成形。
ビジュアルヘッドセットを頭からかぶって、目の位置をレンズ中心(同心円状に見える部分の中心)に合うように、上下左右を調整する。
位置が決まったら、後頭部や側頭部、頭頂部のバンドがずれないように面ファスナーを改めてギュッと固定。
のぞいた画面にまっすぐな線が表示されるので、この線がキレイにみえるようにヘッドセットのいちを上下左右に調整。
次にカメラキーを押と動画が再生されるので、今度はこの動画がキレイにみえるようにヘッドセットの下部分にある調整スイッチをうごかして2つのレンズの間隔をあわせる。
これで準備はOK
レンズ間隔の調整は、見え方にかなり影響するので手抜きせずにしっかりとあわせておくことが大切。
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●「Xperia View」アプリで再生できるコンテンツと操作方法。
とは言ってもビジュアルヘッドセット「Xperia View」を装着したままではさっぱりわからないので、はずして解説。
「Xperia View」アプリは、Xperia Viewに対応したアプリやコンテンツが一覧表示されるランチャー機能のあるVRアプリ。
ローカルフォルダ(内蔵メモリ/外部メディア)にあるファイルも再生できる。
ビジュアルヘッドセットを装着したままでどうやって操作するのか?
というと、首を右か左に振ると、カーソル移動になる。
Xperia View本体の側面をトントンと2回叩くと決定。
これはこれで良いのだけど、若干不安…。
ビジュアルヘッドセット「Xperia View」の上部分をみると、Xperia側面の物理キーが見えていてそのまま触れるようになっている。
音量キーのプラスマイナスでカーソルを移動、カメラキーを押すと決定といった操作ができる。
指ざわりで確認できることと、直接ボタンを押せるという意味ではこっちのほうが確実に使いやすい。
ちなみに、ワイヤレスコントローラー( DUALSHOCK 4 )にも対応している様子。
PSリモートプレイの時と同様に、Bluetooth接続すれば、細かなコントロールをまかせる事もできる。
できるならPS5用のDualSenseにも対応して欲しいところだけども。
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●なぜわざわざ「Xperia View」なのか?うんちく。
ビジュアルヘッドセット「Xperia View」は、Xperia 1 II/ Xperia 1 IIIの21:9シネマワイドディスプレイに対応する、対角120度の広視野角レンズを備えているのが最大の特徴。
ハイブリッド構造のレンズで、中心視野部は高精度に光を集光する非球面レンズや、周辺視野部には高い集光効率をもつフレネルレンズを一体化。
中心視野がクリアに見えつつ、空間の広がりを感じられるくらいに非常に広い対角120度広視野角というのが今までにない体験。
Xperia 1 III には Qualcomm® Snapdragon™888 5G Mobile Platform、Xperia 1 II には Qualcomm® Snapdragon™865 5G Mobile Platform といったCPUを搭載。
これで、8K動画データのデコード処理を行う。
加えて、Xperia 1 III は、120Hz駆動の画面リフレッシュレートに対応していて、より残像感が少なくクリアな視界を楽しめる。
Xperia 1 II/ Xperia 1 IIIともに、高精細な4K有機ELディスプレイと、広いダイナミックレンジをもつHDRに対応して、色彩豊かな表現が可能なうえ、人の目で見る景色に近い自然な明暗や陰影まで再現してくれる。
ほかにも、HDR規格やBT.2020の色域、10bitの入力にも対応し、映像制作の基準器として使われているソニーのマスターモニターで培った技術でクリエイターの意図した色調を再現するといった特徴もある。
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●8K HDRのVRコンテンツのキレイさと、対角120度広視野角の没入感!
「8K HDR 360VR」や「4K SDR 180VR」のサンプルコンテンツを視聴してみた。
確かにこれは凄い!
PS VRを使ってみて、首を動かすと自分の周りに景色を感じられるけれど、映像のクオリティがいまいち足りないのがちょっぴり不満だった。
けれど、さすがに超美麗なコンテンツだけあって、目の前に広がる景色がめちゃくちゃキレイ!
しかも視野角の広さもあって、たしかにそこにいる感というか没入感はなかなかのもので、これは楽しい。
ただしこれはあくまでもサンプルだし、こういった質の高いコンテンツがこれからどれくらい用意されるのか?が一番気になるところ。
一応、「乃木坂46」の出演するオリジナルVRコンテンツが無料配信の予定があるようで、
ライブをVRならではの特等席で視聴できるコンテンツや、目と目があって1:1で話しているような体験ができるコンテンツを「8K HDR 360VR / 180VR」で用意して、これらをビジュアルヘッドセット「Xperia View」の購入限定特典として楽しめるらしい。
「乃木坂46」ファンは素直に喜べそうなネタではある。
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●Xperia View を救う2大コンテンツ。
けれど、そうは言ってもこれだともの足りないと思う人も多くいるはず。
現時点で対応しているVR動画配信サービスは、「DMM.com」 と「360Channnel」の2つ。
こ、これは…((((;゚Д゚))))
というか大真面目に、この2大コンテンツにはVR動画がかなりの数用意されているので、まず困ることはないと思われる。
両サービスともに、あーんなVR映像や、こーんなVR映像がたくさん…(*´Д`)
冗談ぬきで、ジャンルはものすごく幅広い。
さすがに現時点で最高クオリティの「8K HDR 」までの超高画質はまだないようだけれど、「4K SDR」コンテンツは探してみると見つかる。
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発表された当初は、今ごろになってVRヘッドセットを出されても遅いよ…と思ったのは事実。
すでにソニーには、PlayStation®VRがあるわけだし、わざわざXperiaでやらなくても?と。
申し訳ないほどに期待値は低かったのだけど、実際に試してみるとこれはなかなかイケるかもしれない。
調整はしっかりとやっておく必要があるけれど、スマホの着脱もかんたんだし、操作方法も物理キー、ジェスチャー、デュアルショック4と3パターンあるし、使い勝手は悪くない。
サンプル動画を見た限りは、予想していたよりも遥かに良くて見ごたえはある。
ただし、画質うんぬんを追求することも当然向かっていく先として必要なものではあるけれど、やっぱり自分が観たいと思えるコンテンツがこれから増えるかどうか?にかかっているように思える。
これは最近の「360 Reality Audio」に通じるところがあるような気がする。
毎度ながらコンテンツ頑張れなのであることには変わりない。
https://www.youtube.com/watch?v=1qAJQdxk7Zo
と言っておきながら、ビジュアルヘッドセット「Xperia View」が、ちゃんと「DMM.com」 と「360Channnel」も利用できるよ!というところがぬかりないというか。
多くは語らないけれども、ここには観たいと思わせるコンテンツがジャンル問わず山盛りある。
この魅力的なコンテンツ群を、Xperia 1 II/ Xperia 1 IIIで楽しめてしまう事実。
すでに先行してVRを所有している人たちはこれらをもうたっぷりと楽しんでいたのであり、Xperiaユーザーたちはそれを羨んでいた。
その世界にようやくXperiaユーザーも追いつくことができるのである。
さぁ、キャッシュバックキャンペーンも用意されている。
今こそXperia 1 II/ Xperia 1 IIIとビジュアルヘッドセット「Xperia View」を買う時かもしれない!
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●Xperia 1 III / Xperia View最大2万円キャッシュバックキャンペーン
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●ソニーストア Xperia SIMフリーモデルラインナップ
Xperia PRO-I (XQ-BE42)
ソニーストア販売価格:198,000 円(税込)
カラー:フロストブラック
2021年12月15日発売予定
Xperiaケアプラン(月払い550円/年払い5,500円)
Vlog Monitor(XQZ-IV01)
ソニーストア販売価格:24,200 円(税込)
2021年12月15日発売予定
Style Cover Leather for Xperia PRO-I(XQZ-CLBE)
ソニーストア販売価格:8,800 円(税込)
2021年12月15日発売予定
Xperia 1 III (XQ-BC42)
ソニーストア販売価格:159,500 円(税込)
カラー:フロストブラック/フロストグレー/フロストパープル/フロストグリーン
2021年11月19日発売予定
Xperiaケアプラン(月払い550円/年払い5,500円)
・Xperia 1 III SIMフリーモデルと キャリアモデルをいろんな角度から比較。仕様や価格、保証まで比べてみるとかなり魅力的なSIMフリーモデル!?
・待ちに待った 国内 SIMフリーモデル「Xperia 1 III(XQ-BC42)」は11月19日発売。限定カラーのフロストグリーンの実機を確認。Xperia Z5 グリーンとの違い。
Xperia View(XQZ-VG01)
ソニーストア販売価格:29,700 円(税込)
2021年11月19日発売予定
Xperia 1 II (XQ-AT42)
ソニーストア販売価格:108,900 円(税込)
カラー:特別色フロストブラック/ホワイト/パープル
Xperiaケアプラン(月払い550円/年払い5,500円)
24回まで分割払手数料が【0円】
月々の支払い 4,500円(税込)
1回目のみ 5,400円(税込)
・Xperia 1 II(XQ-AT42) | Xperia(TM) スマートフォン | ソニー
<Xperia 1 IIレビュー記事>
・「Xperia 1 II」に備わる「Photography Pro」の項目とメニューをすべてチェックしてみた。撮るそのときに自分の想いを反映する楽しさがあるカメラアプリ。
・ついに手にした SIMフリーモデル「 Xperia 1 II (XQ-AT42)」、フロストブラックの質感の高さが異常なまでのカッコよさ!
・SIMフリーモデル「 Xperia 1 II (XQ-AT42)」を初期セットアップとスペックを知るためのベンチマークテスト。メモリー(RAM)12GB、ストレージ(ROM)256GBの恩恵は大きい。
・いつも持ち歩くXperiaで高音質ストリーミングを聴こう。サブスク(音楽聴き放題サービス)がハイレゾ化すると音楽ライフが一段と楽しくなる。
・SIMフリーモデル「 Xperia 1 II (XQ-AT42)」のSIMカードの利用方法とAPN設置。データ通信や音声通話を使い分けできるデュアルSIMが最高に便利。5G利用時の注意点。
・国内SIMフリーモデル「Xperia 1 II (XQ-AT42) / Xperia 5 (J9260)」を買ったら、「モバイルSuica」の設定をしておこう。 Xperia 1 (J9110)は「おサイフケータイ」非対応なので注意。
・国内SIMフリーモデル「Xperia 1 II / Xperia 5」に「モバイルSuica」を設定したら、よりお得に使う方法を検討してみよう。「JRE POINT」の登録や、「ビューカード」、「楽天ペイ+楽天カード」との連携。
・SIMフリーモデル「 Xperia 1 II / Xperia 1 / Xperia 5」のデュアルSIMを活かす。サブ回線として、1年間無料&解約料無料の「Rakuten UN-LIMIT V」を使ってみる。
・スマートフォン「Xperia 1 II (XQ-AT42)」をソニーストアで大幅値下げ!デュアルSIM搭載&メモリー/ストレージ増量のSIMフリーモデルがお買い得に!
Xperia 5II (XS-AS42)
ソニーストア販売価格:99,000円(税込)
カラー:ブラック、グレー、ブルー、ピンク
Xperiaケアプラン(月払い550円/年払い5,500円)
24回まで分割払手数料が【0円】
月々の支払い 4,100円(税込)
1回目のみ 4,700円(税込)
・Xperia 5II(XQ-AS42) | Xperia(TM) スマートフォン | ソニー
<SIMフリーモデル Xperia 5 II レビュー>
・5G対応 SIMフリー コンパクトモデル「Xperia 5 II (XQ-AS42)」。初期セットアップと基本スペックの確認、「Xperia 5 (J9260)」とのベンチマークテスト比較。
・SIMフリーモデル「Xperia 5 II (XQ-AS42)」のSIMカードの利用方法とAPN設定。データ通信や音声通話を使い分けできるデュアルSIMの便利機能。5G利用時の注意点。
・ハイエンド機能をコンパクトボディに詰め込んだ 5G対応 SIMフリーモデル「Xperia 5 II (XQ-AS42)」。カメラ、オーディオ、ゲームや機能性能をチェックする。
Xperia PRO (XQ-AQ52)
ソニーストア販売価格:249,800(税込)
24回まで分割払手数料が【0円】
月々の支払い 10,400円(税込)
1回目のみ 10,601円(税込)
・Xperia PRO(XQ-AQ52) | Xperia(TM) スマートフォン | ソニー
<Xperia PROレビュー記事>
・ついに手にしたぞ!5Gミリ波帯対応スマートフォン「Xperia PRO」レビュー。無骨な外観を「Xperia 1 II」と比較、開封から初期セットアップまで。
・「Xperia PRO」だけが持つHDMI micro端子。カメラと接続して「外部モニター」や「ライブ配信」をしてみる。
・「Xperia PRO」を有線接続のオーディオプレーヤー化してみる。ステージモニターインナーイヤー「IER-M9/M7」や、業務用モニターヘッドホン「MDR-M1ST」と組み合わせた漢気セット。
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●Xperiaキャンペーン
・PS5抽選外れて涙目、SIMフリーモデル「 Xperia 1 II」フロストブラックが超カッコイイ、α7Cを便利にする作戦失敗!! ”ソニーが基本的に好き。Live”(2020年10月31日配信)
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●ソニーストア 直営店舗(銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神)
※ソニーストア直営店(銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神)にて購入の際、ショップコード「2024001」を伝えていただくと当店の実績となります。
ご購入される方はよろしければ是非ともお願い致します。
ソニーショールーム / ソニーストア 銀座
街の中心にある銀座四丁目交差点に面したGINZA PLACE(銀座プレイス)4階~6階。
東京メトロ銀座線・丸の内線・日比谷線「銀座駅」A4出口直結
営業時間:11:00~19:00
ソニーストア 札幌
地下鉄「大通駅」12番出口から徒歩1分。4丁目交差点すぐ
営業時間:11:00~19:00
ソニーストア 名古屋
名古屋市中区錦3丁目24-17 日本生命栄ビル 3階
営業時間:11:00~19:00
ソニーストア 大阪
大阪駅/梅田駅から徒歩5分程度。ハービスエント4階
営業時間:11:00~20:00
ソニーストア 福岡天神
西鉄福岡(天神)駅南口から徒歩5分。
営業時間:11:00~19:00