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デジタル一眼カメラα1II α1 α9III α7RV α7SIII α7IVで使える「カスタムグリッドライン ライセンス(LCN-CG1)」の可能性!PNGファイルをフル活用して欲しかったグリッドラインを作れる。

ソニーデジタルカメラ用「カスタムグリッドライン ライセンス(LCN-CG1)」を買って実際に試してみた。デジタル一眼カメラα1 α9III α7SIII α7IV「α7RV」に、自分専用の「グリッドライン」を表示して強力なサポートに。

α1「ILCE-1」、α9 III「ILCE-9M3」、α7S III「ILCE-7SM3」、α7 IV「ILCE-7M4」を対象とした、カスタムグリッドライン機能が日本国内でも提供されている。

価格は 25,300円(税込)という超高価で試す人も少なさそうなので、あえて人柱になって試してみた。

PNGファイルを使ってグリッドラインを作成するため色々と遊べそうな汎用性の高さがある。

・一貫した構図での撮影を補助し、撮影の効率化を実現するカスタム・グリッドライン ライセンスの販売開始
・カスタム・グリッドライン | [法人向け] カメラ | ソニー

・Install up to 4 custom gridlines with our Alpha functional license(北米などの販売ページ)

・デジタル一眼カメラα(アルファ) | ソニー

 

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●実用的なグリッドラインを考えてみる。

デジタル一眼カメラαは、いくつかのグリッドラインが標準で備えられている。

主に、「3分割」、「方眼」、「対角+方眼」の3パターンと、最新のモデルには「黄金分割」の4つが用意されている。

「3分割」…3分割の線の近くに主要な被写体を配置すると、バランスのよい構図になる。
静止画:3x3
動画:3x3

「方眼」…方眼線により構図の傾きが確認しやすく、風景写真や接写、複写などの構図決定に適している。
静止画:6x4
動画:6x4(方眼が正方ではなく長方形になる)

「対角+方眼」…対角線上に被写体を配置することで、躍動感や力強さなどを表現できる。
静止画:4x4(方眼が正方ではなく長方形になる)
動画:4x4(方眼が正方ではなく長方形になる)

「黄金分割」…黄金比で分割された線の近くに主要な被写体を配置すると、バランスのよい構図になる。
静止画:3x3
動画:3x3

α9 IIIに入っていないグリッドライン「黄金分割」を入れてみる


実は、α9 IIIには、最近発売されたαに搭載されている「黄金分割」のグリッドラインが備わっていない。

おそらく次の大きなアップデートのタイミングで追加される可能性はあるとはいえ、現時点ではいまのところ不明。

それならば、カスタムグリッドライン機能のライセンスをインストールしたα9 IIIに、「黄金分割」のグリッドラインを自作して追加すれば良い。


スチル用黄金分割グリッドライン(3:2)

動画用黄金分割グリッドライン(16:9)

注意点があるとすれば、カスタムグリッドラインは標準で搭載されているグリッドラインと異なり縦横比を自動で変更してくれないため、スチル用(3:2)と動画用(16:9)両方のファイルを用意しないといけないという事。

短時間で作ったため若干精度が低いものの、黄金分割のグリッドラインを準備してみた。

ソニーデジタルカメラ用「カスタムグリッドライン ライセンス(LCN-CG1)」を買って実際に試してみた。デジタル一眼カメラα1 α9III α7SIII α7IV「α7RV」に、自分専用の「グリッドライン」を表示して強力なサポートに。

カメラへのインストールは、メモリーカードの所定の場所に保存して設定内から登録。

このとき、ファイルサイズ、ファイル形式、ファイル名(半角英数字)などが適合していないと登録画面にリストアップされないので注意。

・グリッドラインデータ
ファイル形式:PNGファイル
ファイルサイズ:256KB以下
解像度:640×480ピクセル以下
ファイルシステム:exFAT / ラインカラーモード:RGBA RGBA3

推奨される画像サイズ
・静止画(3:2)
630×420ピクセル

・動画(16:9)
640×360ピクセル

SDカードの場合:
/PRIVATE/SONY/PRO/GRIDLINE

CFexpressカードの場合:
/SONY/PRO/GRIDLINE

フォルダ内に保存した後は、カメラにメモリーカードを入れて、MENU→ [撮影]→[撮影画面表示]→[グリッドラインの種類]と進む。

従来であれば、[3分割]、[方眼]、[対角+方眼]の3種類しかない。

ライセンスをインストールしていると、グリッドラインの種類が増えてカスタム1~4が追加されている。

ここにカスタムに保存したグリッドラインデータを登録するだけ。

先ほど作成した「スチル用黄金分割グリッドライン(3:2)」と「動画用黄金分割グリッドライン(16:9)」のデータを登録。

実際にモニターに表示するとこのようになる。

プリインストールされていない「黄金分割」も、カスタムグリッドラインを使えば自前で用意できる。

今回はソニーが用意しているグリッドラインを元に追加したけれど、他メーカーなどで採用しているようなグリッドラインなどを参考にして作ることもできる。

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●カスタムグリッドラインの使い道を考えてみる

透過画像も利用可能


せっかく大金を投資して使えるようになったカスタムグリッドラインなのに、普通にグリッドラインを作って使うだけではもったいない。

使用する画像ファイルがPNGファイルという条件なので、半透明化した透過画像をカスタムグリッドラインのデータとして利用してみた。

すると画像データが半透明の状態で表示されて、カメラが映している映像も同時に見える状態になった。


白背景では、薄っすらとPNGファイルの画像が確認できる。

透明度は、PNG作成時に調整できるので、トライ・アンド・エラーで最適な透明度で作れば良い。


あくまでもネタではあるけれど、例えばキャラクターのポーズや構図に合わせて撮影することができる。

よくある撮影したい構図やポーズをスマホに映し出して撮影するだけでは物足りない、全く同一の構図を目指したい!という場合には非常に効果的(だと思う。)


実際に撮った写真には当然PNGの映像が映ることはなく、生の姿がそのまま記録される。

キャラクターのポーズや構図を究極にまで寄せられるという意味ではコスプレ撮影には神機能かもしれない。

聖地巡礼時の強い味方になる?

もう一つ、旅行で聖地巡礼したとき、あの作品に出てくるシーンを再現したいという時。

例えば、アニメ「ぼっち・ざ・ろっく!」の結束バンド新曲ジャケットには、実際の場所と劇中のシーンを重ねて撮影した表現がされている。

こんな時にも、カスタムグリッドラインにPNGとして入れておけば、完璧に同じ構図で撮影できる。

やったことがある人ならわかるけれど、実際に同じような配置で撮ろうとするとかなり大変。

グリッドラインに撮影したい構図を表示できれば、撮影時の手間を相当減らすことができるのでこれは相当に重宝するかもしれない。

 

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●カスタムグリッドラインライセンス「LCN-CG1」対象商品


デジタル一眼カメラ α1 「ILCE-1」
ソニーストア販売価格:990,000円(税込)
●長期保証<3年ベーシック>付
●ソニーストア割引クーポン10%OFF
●提携カード決済で3%OFF

・進化するプロの創造性に最先端技術で応える フルサイズミラーレス一眼カメラ 『α1』 発売 | プレスリリース | ソニー
・α1 | デジタル一眼カメラα(アルファ) | ソニー
・ソニーのフラッグシップ、フルサイズミラーレス一眼カメラ「α1 ( ILCE-1 )」登場(前編)。α7R IVに迫る高解像度と、α9IIを遥かに凌ぐスピード性能。
・ソニーのフラッグシップ、フルサイズミラーレス一眼カメラ「α1 ( ILCE-1 )」登場(後編)。信頼性やアウトプットも大幅に改良、あらゆるレスポンスを重視したワークフロー。


デジタル一眼カメラα9 III「ILCE-9M3」
ソニーストア販売価格:
935,000円(税込)
●長期保証<3年ベーシック>付
●ソニーストア割引クーポン10%OFF

●提携カード決済で3%OFF

<レビュー>
・「α SPECIAL EVENT 2023」で α9 III を触ってきたレビュー(その1)高速回転するファンを α9III、α1、α7RV、α7 IV の4機種で、静止画・動画を撮影比較してみた。


デジタル一眼カメラ α7SIII 「ILCE-7SM3」
ソニーストア販売価格:526,900円(税込)
●長期保証<3年ベーシック>付
●ソニーストア割引クーポン10%OFF
●提携カード決済で3%OFF

<ソニーストア先行レビュー>
・ソニーストアでデジタル一眼カメラ α7SIII を触ってきたレビュー(その1) これを最新世代と言わずなんと呼ぶ!?全てのαユーザーの羨む機能が物欲を激しく刺激する。
・ソニーストアでデジタル一眼カメラ α7SIII を触ってきたレビュー(その2)4K 120p ハイフレームレート撮影、4:2:2 10bit記録、多彩な動画フォーマットへ対応、知れば知るほど使ってみたくなるポテンシャルの高さ。


デジタル一眼カメラ α7 IV 「ILCE-7M4」

ソニーストア販売価格:383,900円(税込)
●長期保証<3年ベーシック>付
●ソニーストア割引クーポン10%OFF
●提携カード決済で3%OFF

・国内発表 「α7IV」( ILCE-7M4 )が12月17日(金)発売。市場推定価格330,000円前後(税込)。予約開始は12月7日(火)10時より。先行展示も予約日と同日開始

・「α7 IV」( ILCE-7M4 )は、「α7 III」からどれほど進化したのか?仕様を比較。α9ベースのスタンダードモデルと、α1ベースのスタンダードモデルとの違い。
・フルサイズミラーレス一眼カメラ α7 IV ( ILCE-7M4 )の熱耐性能について、海外のソニー公式ページから調べてみる。α7 IV、α7SIII、FX3、α1の動画連続撮影比較。
・フルサイズミラーレス一眼カメラ α7 IV ( ILCE-7M4 )の新機能「フォーカスブリージング補正」と、その対象レンズについて確認してみる。
・「α7 IV」( ILCE-7M4 )は本体内ソフトウェアアップデートが可能!? メモリーカード内に保存したファームウェアデータを使って実行できる様子。PCいらずで、スマートフォンやタブレットだけでもアップデートできる可能性。

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