ソニーが基本的に好き!

”安曇野FINISH”のクオリティを持った、Windows 10 Mobile搭載「VAIO Phone Biz」がついに登場。

0202g

VAIO㈱から、Windows 10 Mobileを搭載した「VAIO Phone Biz」を発表。

・VAIO株式会社 Windows 10 Mobile搭載SIMフリー スマートフォン「VAIO Phone Biz」を発表

-----------------------------

●Windows 10 Mobileを搭載した「VAIO Phone Biz」

0202a
「VAIO Phone Biz」の正式型番は、「VPB0511S」。

「VAIO Phone Biz」の名前の後ろに”Biz”とつくとおり、法人向けビジネスを意識したスマートフォンとなっていて、同じMicrosoftアカウントを利用することで、データを一元管理できる利便性を重視して、OSとしてWindows 10 Mobileを採用。

アプリには「Office Mobile」をプリインストールして、ExcelやWordを確認編集できたり、「Office365」を利用して「SharePoint」や「OneDrive for Bussiness」も活用できるというのが1つのウリにしている。

 

0202m 0202n
本体のスペックとしては、5.5インチのフルHD(1920×1080)ディスプレイ、プロセッサーに、オクタコアのSnapdragon 617(1.5GHz+1.2GHz)、メモリー3GB、ストレージに16GBを搭載。

0202h

本体の筐体デザインは、「VAIO Z Canvas」をベースに、アルミニウムと強化ガラスで包まれたボディにして、美しさと堅牢性を両立。

アルミニウムの削り出しで製造したボディから、レーザーエッチングでVAIOロゴをカッティング、表面にはブラスト加工処理を施して完成させている。

「VAIO Phone Biz」は、Windows PCのVAIOと同じく、最終工程として、長野県安曇野工場で全数検査される”安曇野FINISH”のクオリティを維持させる。

0202b

そして、Windows 10 mobileでも特徴的な、「Continuum」に対応。

Windows 10 Mobileを搭載した「VAIO Phone Biz」からワイヤレスでディスプレイに接続、キーボードやマウスを用意すれば、Windows 10と同じUIを表示して、擬似デスクトップのように使える。

ただし有線での「Continuum」には非対応。

0202p

ちなみに、「Continuum」を利用している際には、「VAIO Phone Biz」の画面は、”操作用のタッチパッド”として使えたり、画面を切り替えて通常のスマートフォンとしても使える。

0202r

SIMフリーのスマートフォンとうたうとおり、対応バンドの幅が広く、LTEの1/3/8/19/21と、WCDMAの1/6/8/11/19に対応。

ドコモ回線(1/3/6/19/21)やSoftBank回線(1/8/11)を利用するMVNO各社のSIMカードを利用できる。

さらにドコモ回線では、キャリアアグリケーションにも対応して、バンド1+19、1+21、3+19といった組み合わせでの高速通信もできて、理論値としては最大最大225Mbpsの高速通信にも対応する。

0202d

本体にある、スロットには、トレイにMicro SIMとMicroSDカードを載せて装着するタイプ。

0202c

このMicroSDカードを載せるトレイにはNano SIMが装着できるようになっているけれど、基本はMicro SIMで動作。おそらく中身的にデュアルSIMの機構があるものと思われるけれど、お約束で片側LTE/3Gで片側GSMになるので同時通信は不可能。

他、通信系としてワイヤレスLAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)、Bluetooth 4.0。

残念ながらNFCは非搭載。

0202l
0202k

接続端子は、USB type-CではなくMicro USB端子。上部にステレオミニプラグを装備。

背面に1,300万画素のカメラ、前面に500万画素のカメラを搭載する。

0202i
0202j

本体サイズは約77×156.1×8.3mmで、質量はは約167g。バッテリ容量は2,800mAh。

発売は2016年4月を予定して、販売予想価格は5万円台の予定。

販路として、法人向けに㈱NTTドコモ法人ビジネス本部、ダイワボウ情報システム㈱、個人向けに「VAIO STORE(VAIOストア)」、ビッグローブ㈱、楽天モバイル、ほか一部量販店。

-----------------------------

0202e
去年、箱だけ発表にはじまって、発売にいたるまでの期待値を煽って、コレジャナイ感満載だった、日本通信版の「VAIO Phone」から1年。

今回の、VAIO主導でつくられた「VAIO Phone Biz」は、短期間でそれこそ初のスマートフォンという不安要素もありながら、シンプルだけれども、きちんと真っ当な今あるWindows PCのVAIOのアイデンティティを汲みとったモデルとして登場。

背面からみるとまさにベースとなった「VAIO Z Canvas」と同じテイストで、本体をアルミニウムの削り出しで作られたボディでその質感を感じられる所有欲の満たされ具合。

「VAIO S11」からSIMを搭載してきた通信との親和性は、この「VAIO Phone Biz」ではさらに活かされていて、対応バンドの広さとキャリアアグリゲーションまで対応するNTTドコモのサポートまで含めての通信クオリティ。

Windows 10 mobileを搭載して、Android OSに比べて圧倒的にアプリが少ないというデメリットはありはするものの、ビジネスという方向にかじをきって、Microsoft製アプリやデータの連携を重視。

VAIO㈱としてはスパッとわりきった形での投入なので、(Android OSではないという意味で)一般に広く受け入れられるモノではないだろうなと思いつつも、だからこそこのいつも”真摯”に作られた初代「VAIO Phone Biz」が非常に魅力的に思える。

先日、トリニティから発売されたばかりの「NuAns NEO」はとってもオシャレで、しかも好みや気分で外装を変えられるという全く別のアプローチを持っていて個人的にも物凄く気に入っているし、その後に、ちょっと無骨な「VAIO Phone Biz」が4月に加わってくると、まだまだアプリの少ないこれからというWindows 10 mobileもとっても面白くなってくるんじゃないかという期待もモリモリある。

この不便だけど、ちょっとづつ一緒に進化を楽しめるというのもAndroidもたどった道で、これからまさに「VAIO Phone Biz」と「NuAns NEO」でそれを楽しんでいこうと。

もちろん今やなくてはならないAndroidたるXperiaはもちろん必須でね。あ、iPhoneも持っててごめんなさい(;´∀`)

-----------------------------


“ソニーが基本的に好き” LIVE(2016年1月30日深夜配信分):Youtube
・Skylake搭載の新VAIO登場!「VAIO Z、VAIO S13、VAIO S15」の話。
 開始22分頃~1時間45分頃

・自社PCを今こそVAIOに!ビジネス要件を満たすハイパフォーマンスなモバイルPC「VAIO S13」
・第6世代Core H クアッドコアCPU、メモリー16GB、「SSD+HDD」デュアルドライブと、デスクトップPC並のパフォーマンスを備えた「VAIO S15」

・11.6インチサイズで究極のツールとなる「VAIO S11」をねっとりレビューしよう。(プロローグ編)
・11.6インチサイズで究極のツールとなる「VAIO S11」をねっとりレビューしよう。(外観と剛性、インターフェース編)
・11.6インチサイズで究極のツールとなる「VAIO S11」をねっとりレビューしよう。(ディスプレイ、LTEモデム編)
・11.6インチサイズで究極のツールとなる「VAIO S11」をねっとりレビューしよう。(パフォーマンス編)
・11.6インチサイズで究極のツールとなる「VAIO S11」をねっとりレビューしよう。(ベンチマークテスト編)

・クラムシェルタイプのノートPCとして圧倒的に完成度が高い「VAIO Pro 13 | mk2」(その1)
・クラムシェルタイプのノートPCとして圧倒的に完成度が高い「VAIO Pro 13 | mk2」(その2)

・他を凌駕するパフォーマンスを封じ込めるモンスタータブレットPC「VAIO Z Canvas」(開梱編)
・他を凌駕するパフォーマンスを封じ込めるモンスタータブレットPC「VAIO Z Canvas」(外観と使い勝手編)
・他を凌駕するパフォーマンスを封じ込めるモンスタータブレットPC「VAIO Z Canvas」(パフォーマンスと信頼性編)
・他を凌駕するパフォーマンスを封じ込めるモンスタータブレットPC「VAIO Z Canvas」(CPUとグラフィックのベンチマーク編)
・他を凌駕するパフォーマンスを封じ込めるモンスタータブレットPC「VAIO Z Canvas」(メモリーとストレージ編)
・他を凌駕するパフォーマンスを封じ込めるモンスタータブレットPC「VAIO Z Canvas」(SDカード転送速度編)

 ・モバイルPCにもデスクトップPCにもなれる圧倒的パフォーマンスのモンスタータブレットPC「VAIO Z Canvas」
・六本木ヒルズ内”Hills Cafe/Space”に期間限定で「VAIO Cafe」誕生、そしてさらに【VAIO meeting 2015 #2】を開催!
・長野県安曇野にある「VAIOの里」と呼ばれるVAIO本社で工場見学してきたよ。

・安曇野VAIOの本気、MONSTER PC 「VAIO Z」をいじり倒したい。(開梱編)
・安曇野VAIOの本気、MONSTER PC 「VAIO Z」をいじり倒したい。(外観編)
・安曇野VAIOの本気、MONSTER PC 「VAIO Z」をいじり倒したい。(パフォーマンス編)
・安曇野VAIOの本気、MONSTER PC 「VAIO Z」をいじり倒したい。(基本ベンチマークテスト編)
・安曇野VAIOの本気、MONSTER PC 「VAIO Z」をいじり倒したい。(3Dグラフィックス系ベンチマーク編)
・安曇野VAIOの本気、MONSTER PC 「VAIO Z」をいじり倒したい。(バッテリーライフ編)
・安曇野VAIOの本気、MONSTER PC 「VAIO Z」をいじり倒したい。(過酷なバッテリーベンチマーク編)
・安曇野VAIOの本気、MONSTER PC 「VAIO Z」をいじり倒したい。(冷却ファン音/発熱テスト編)

ダマされちゃいけない、MONSTER PCの名を持つ安曇野産「VAIO Z」の真実。
・「My Sony Club」と「週アス(3/3号)」に、新VAIO Zの開発秘話たっぷり。

0522z
 MONSTER TABLET PC “VAIO Z Canvas”
ソニーストア販売価格:249,800円(税別)~

iconicon

人気記事

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)