SIMフリーモデル「Xperia 10 VII(XQ-FE44)」がXperia 10シリーズ史上最も売れている!? 予約から約1週間の受注データを2024年発売の「Xperia 10 VI(XQ-ES44)」と比較してわかった驚異的な数値。
2025年10月2日(木)より予約販売を開始したSIMフリーモデル「Xperia 10 VII(XQ-FE44)」。
Xperia 10シリーズがSIMフリーモデルとしてソニーストアで販売されるようになったのは、2023年3月のXperia 10 IVから。
その後、Xperia 10V、Xperia 10 VIと続いて登場したものの、フラッグシップモデルのXperia 1シリーズとは埋めることができない大きな差があった。
ところが、「Xperia 10 VII)」が発表されると、デザインが一新したことに加えて欲しい機能が搭載された事もあってミッドレンジモデルとしては今までにはないほどにユーザーの印象は高く、国内での予約が始まると爆発的な売れ行きとなった。
そこで、予約開始して1週間の販売実績を、昨年2024年発売のXperia 10 VI(XQ-ES44)と比較してみた。
※あくまでも一法人のデータとなり、ソニー全体との情報とは異なります。
・Xperia 10 VII 製品ページ
・Xperia(TM) スマートフォン(SIMフリー) | ソニー
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目次
●Xperia 10 VIIとXperia 10 VIの販売実績を比較
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SIMフリーモデル「Xperia 10 VII(XQ-FE44)」と、Xperia 10 VI(XQ-ES44)の予約から約1週間の受注実績は、グラフのように強烈な伸び。
昨年(2024年)は、Xperia 1 VIの直後に発売されたこともありXperia 10 VIでの販売数は極端に少なかった事もあるとはいえ、Xperia 10 VIIの売れっぷりが激しい。
2年前まで秋頃に発売されていたXperia 5シリーズとも比較にならないほど。
要因として考えられる事として、純粋に「Xperia 10 VII(XQ-FE44)」を欲しいと思う層が集中している事の他に、キャリアモデルを購入する層が条件を鑑みてSIMフリーモデルへ切り替えた事もあるだろうし、Xperia 5シリーズのユーザーを受け入れているのかもしれない。
はっきりとした理由はわからないものの、明らかに今までよりもソニーのSIMフリーモデルを購入する人たちの数は着実に増えていると思われる。
販売実績としてのカラーバリエーションの内訳は、チャコールブラックが1番人気で約45%のユーザーが購入。
次いでターコイズを約30%のユーザーが購入、ホワイトを約25%のユーザーが購入している。
チャコールブラックが最も人気となっているとはいえ、極端な偏りがあるわけではない。
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Xperia 1 VII カラー別販売実績 | Xperia 1 VI カラー別販売実績 |
参考までに、Xperia 1 VIIの1週間の販売実績を見ると、スレートブラックとオーキッドパープルの2強という状態。
Xperia 1 VI については、予約当初から圧倒的にスカーレットに極端に偏っていた。
そこからすると、Xperia 10 VIIは3色のバランスがとれているようにも見える。
もともとXperiaシリーズのホワイト・シルバー系のカラーは、トータルでみると少ない傾向にあった。
そう考えると、Xperia 10 VIIのホワイトは今まで以上に指名買いしている人が多いとも言える。
個人的な予想では強烈な印象のあるターコイズが一番人気になると思っていたけれど、真っ黒ではないダークグレーにも見えるチャコールブラックがもっとも売れている。
どのカラーも新たなデザインに見事にハマっている。
Xperia 10 VII(XQ-FE44)とXperia 10 VI(XQ-ES44)の販売実績
2024年に発売されたXperia 10 VI(XQ-ES44)、2025年に発売となった「Xperia 10 VII(XQ-FE44)」でグラフにしてみた。
Xperia 10 VI(XQ-ES44)が登場した当初は、ミッドレンジモデルが出てきたねという印象以外の特に感想もなく、動きも非常に少なかった。
振り返ってみると、Xperia 10 VIが発売した時に同時に販売されていたモデルを見ると、Xperia 1シリーズ(Xperia 1 VI/1V)、Xperia 5シリーズ(Xperia 5 V/5 IV)含めて多数のラインナップが併売されており、あえてXperia 10シリーズを選択する理由がなかった。
※さらに、発売当時はXperia 10 VIは現在の価格よりも高価だった。
今回の「Xperia 10 VII(XQ-FE44)」は、状況が大きく異なる。
ソニーストアでもすっかり旧モデルの在庫はなくなってしまい、Xperiaのラインナップは4モデルのみ(Xperia 1 VII、Xperia 5 IV、Xperia 10 VII、Xperia 10 VI)。
その中で、刷新されたデザインや、ミッドレンジながらも性能が向上して、シャッターボタンやディスプレイリフレッシュレートが改善したり、セキュリティアップデート期間も大きくのびて安心感のあるXperia 10 VIIはとても魅力的に見える。
おそらくソニーとしても、フラッグシップモデル Xperia 1 VIIのみならず、価格訴求しやすいミッドレンジのXperia 10 VIIにも注力している事は間違いない。
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公式ページには、「Go to 1」、「Go to 10」と銘打った特設サイトも用意されている。
Xperia 1シリーズ・Xperia 5シリーズユーザーには特にXperia 1 VIIをオススメしている。
そしてこの度、Xperia 5シリーズ・Xperia 10シリーズ・Xperia Aceシリーズを使ってきたユーザーには、Xperia 10 VIIへの進化を訴求。
他社モデルを含めて魅力的なスマートフォンが溢れている昨今の状況で、Xperiaシリーズとしては選択肢が狭まっているとはいえ、Xperia 10 VIIに魅力がなければこれほどまでにユーザーから選ばれていないはず。
それほどに、Xperia 10 VIIはソニーユーザー、スマホユーザーから受け入れられている事の現れのように思える。
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●Xperia 10 VII(XQ-FE44)2025年10月9日(木)発売
Xperia 10 VII(XQ-FE44)
ソニーストア販売価格:74,800円(税込)
発売日:2025年10月9日(木)発売
カラー:チャコールブラック、ホワイト、ターコイズ
スペック:Snapdragon 6 Gen 3、メモリ8GB、ストレージ128GB、デュアルSIM対応
SIMフリーモデル対応バンド
5G:n1, n3, n28 , n77, n78, n79
LTE:Band 1, 3, 4, 5, 8, 12, 18, 19, 21, 28, 38, 39, 41, 42
Xperia 10 VII
・Qualcomm社製「Snapdragon® 6 Gen 3 Mobile Platform」を採用
・メモリストレージは8GB / 128GB構成
・6.1インチFHD+(2340 x 1080) 19.5:9 120Hz対応ディスプレイ
・本体サイズ約72mm×約153mm×約8.3mm、重量約168gのスリム軽量ボディ
・10シリーズで初めてシャッターボタンを搭載
・超広角カメラ、広角カメラのイメージセンサーが大型化
・エンクロージャー構造フロントステレオスピーカーを搭載
・3.5mm有線オーディオジャック搭載、Bluetooth送信電力2倍、アダプティブビットレート、LDAC対応
・かこって検索、Google Geminiに対応
・OSアップデート最大4回、6年間のセキュリティアップデートに対応
・2日間バッテリーが持つ大容量バッテリー5000mAh
・4年後も快適に使える長寿命バッテリー設計
Style Cover for Xperia 10 VII「XQZ-CBFE」
ソニーストア販売価格:4,378円(税込)
・Style Cover for Xperia 10 VII XQZ-CBFE| Xperia(エクスペリア) | ソニー
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●Xperia SIMフリーモデル ラインナップ
Xperia 1 VII(XQ-FS44)
Xperia 1 VII(XQ-FS44)
ソニーストア販売価格:
12GB/256GBモデル:204,600円(税込)
12GB/512GBモデル:218,900円(税込)
16GB/512GBモデル:234,300円(税込)
カラー:スレートブラック、モスグリーン、オーキッドパープル
スペック:Snapdragon 8 Elite、メモリ12GB~16GB、ストレージ256GB~512GB、デュアルSIM対応
ソニー フラッグシップスマートフォン「Xperia 1 VII 」のことがわかる記事まとめ。実機レビュー、モデル比較、検証や設定チップスなど。
Xperia 1 VII(XQ-FS44)SIMフリーモデル ベンチマーク( Antutu、3D Mark、ストレージ性能)レビュー。高温でも Xperia 1 VI を超えるベンチマーク結果。
Xperia 10 VII(XQ-FE44)
Xperia 10 VII(XQ-FE44)
ソニーストア販売価格:74,800円(税込)
カラー:チャコールブラック、ホワイト、ターコイズ
スペック:Snapdragon 6 Gen 3、メモリ8GB、ストレージ128GB、デュアルSIM対応
発売日:2025年10月9日(木)発売
従来のXperia 10シリーズのデザインとカラーから脱却を果たした「Xperia 10 VII」。自分仕様にアレンジできるソニー純正スタイルカバー。
Xperia 10 VI(XQ-ES44)
Xperia 10 VI(XQ-ES44)
ソニーストア販売価格:53,900円(税込)
カラー:ブルー、ブラック、ホワイト
スペック:Snapdragon 6 Gen 1、メモリ6GB、ストレージ128GB、デュアルSIM対応
「Xperia 10 VI(XQ-ES44)」SIMフリーモデル 実機レビュー。Snapdragon 6 Gen 1 を搭載してバランス良いミッドレンジスマートフォンに進化。
Xperia 5 IV(XQ-CQ44)
Xperia 5 IV(XQ-CQ44)
ソニーストア販売価格:84,700円(税込)
カラー:ブラック
スペック:Snapdragon 8 Gen 1、メモリ8GB、ストレージ256GB、デュアルSIM対応
・Xperia(TM) スマートフォン(SIMフリー) | ソニー
5G対応ポータブルデータトランスミッター「PDT-FP1」
●ソニーストア割引クーポン10%OFF
●提携カード決済で3%OFF
スペック:Snapdragon 8 Gen 2、メモリ8GB、ストレージ256GB、デュアルSIM対応、非Xperia、非防水
ポータブルデータトランスミッター「PDT-FP1」実機レビュー。高負荷のゲームを安定してプレイできるか!?ベンチマークテスト内容をXperia 1V / Xperia 5V と比較。
・ポータブルデータトランスミッター「PDT-FP1」実機開封レビュー。5Gミリ波対応&アンテナ強化、冷却ファン・HDMI入力・LAN端子・USB type-C x2 を搭載して、中身はまるまるXperia!
・ポータブルデータトランスミッター「PDT-FP1」の実機を弄り倒してきたレビュー。お前さん、冷却ファン・HDMI・LAN端子・USB type-Cを備えた Xperiaじゃないのかい!?
・ポータブルデータトランスミッター「PDT-FP1」実機レビュー。5Gミリ波や5GSA(スタンドアローン)の高速通信に対応しているか 通信テストしたみた。Xperiaより高速だけど、課題はそもそもの5Gエリア。
・PDT-FP1 | デジタル一眼カメラα(アルファ) | ソニー
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