ソニーが、クラウド制作プラットフォーム「Creators’ Cloud」を、個人向けにも開始。無償のクラウドストレージ5GB~25GBを使ってみよう!
ソニーは、最先端のカメラ技術とクラウド技術を掛け合わせ、撮影からコンテンツ制作全般までクリエイターをサポートするクラウド制作プラットフォーム「Creators’ Cloud(クリエイターズ クラウド)」を、個人向けに幅広く提供を開始。
個人向けサービスとして、以下のサービスなどを提供する。
・「Creators’ App(クリエイターズ アップ)」
カメラで撮影した動画・静止画を簡単にクラウドサービスへアップロードするスマートフォン向けアプリ
・「Master Cut (Beta)(マスターカット ベータ)」
カメラメタデータとクラウドAIを活用した動画編集クラウドサービス
・「Ci Media Cloud(シーメディアクラウド)」
共同作業ができるクラウドメディアストレージ
・「Discover(ディスカバー)」
クリエイター同士が繋がり作品を発信するコミュニティ機能
色々とサービスを提供されるけれど、一般ユーザー的にはまず「通常5GBの無償クラウドストレージ」の提供が嬉しいポイントだろう。
さらに”ソニーのカメラの対象機種を所有するユーザー“ならば、無償クラウドストレージが25GBに増加して提供される。
ひとまず「Creators’ Cloud」にログインして、使ってみよう。
・ソニーのクラウド制作プラットフォーム「Creators’ Cloud」、新機能を追加し個人向けにも提供開始 | ニュースリリース | ソニー
・Creators’ Cloud
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目次
●クラウド制作プラットフォーム「Creators’ Cloud」
「Creators’ Cloud」は、ソニーの先進的なカメラ技術とクラウドAIを掛け合わせて実現した「クリエイターの撮影から制作全般をサポートするプラットフォーム」。
世界中のクリエイターと出会い、コラボレーションできる創造の空間としており、カメラと撮影・制作アプリケーションやサービスのすべてが一体となった効率的なソリューションを、Webアプリやモバイル、PCアプリケーションで体験することができる。
無料の5GBクラウドストレージ、ソニーのカメラユーザーなら25GBに!
「Creators’ Cloud」にサインインすると、無料で5GBのクラウドストレージがもらえる。
5GBを自由に使えるものの、アップロードとダウンロードには容量制限があり、アップロードは20GB、ダウンロードは10GBまでとなる。
月に使用できる容量で、使い切ると翌月までアップロード・ダウンロードできなくなり、毎月リセットされる。
がっつりと使用するには5GBは少々物足りないけれど、”ソニーのカメラの対象機種を所有するユーザー“ならば25GBまで拡大される。
最近のカメラならほぼ記載されているけれど、10年近く前のα99などは流石にリストに乗っていなかった。
カメラを追加して、ページを更新してみると無事に5GB→25GBへ拡大された。
アップロード容量も100GBまで、ダウンロード容量も50GBまでと、無料のクラウドストレージとしてはかなり多く、他のサービスに比べても魅力的。
その他、有料プランとして100GB、500GBのサービスも提供している。
仕様の違いは、以下の通り。
全ユーザー(無料)
ストレージ容量:5GB
アップロード容量:20GB
ダウンロード容量:10GB
αカメラユーザー(無料)
ストレージ容量:25GB
アップロード容量:100GB
ダウンロード容量:50GB
100GBプラン(有料)
月額料金:770円(税込)「海外価格:4.99ドル」
ストレージ容量:100GB
アップロード容量:400GB
ダウンロード容量:200GB
500GBプラン(有料)
月額料金:1,540円(税込)「海外価格:9.99ドル」
ストレージ容量:500GB
アップロード容量:2000GB
ダウンロード容量:1000GB
スマートフォン向けアプリCreators’ App
ただ、カメラで撮影した動画・静止画を簡単にクラウドサービスへアップロードするスマートフォン向けアプリ「Creators’ App」については、まだ配信されておらず、2023年2月下旬以降提供予定となっている。
「Creators’ App」では、撮影済みの写真や動画の転送と保存、またスマートフォンをカメラのリモコンとして使用しリモート撮影ができる。
一部機能は、「Imaging Edge Mobile」、「ZV-1F」専用アプリの「Imaging Edge Mobile Plus」などと被っており、どういった棲み分け統合がされるのか今後に期待したい。
クラウドへの動画・静止画伝送や、カメラのリモート操作機能は、提供開始当初は「ZV-1F」、「α7 IV」に対応し、2023年春に「α7R V」、「FX30」、「FX3」に対応予定。
また、2023年以降発売する多くの機種にも対応を拡大予定となっている。
『α7 IV』、『α7R V』、『FX3』、『FX30』は、別途ソフトウェアアップデートが必要。
カメラメタデータとクラウドAIによる動画編集クラウドサービスMaster Cut(Beta)
「Master Cut (Beta)」では、撮影する動画のみならず、撮影時に収録されるカメラとレンズの様々な情報(メタデータ)と、クラウドAI技術を活用することで、クラウド上で高速・高精度に動画を補正し、最終制作前の高品質な下地作りを簡単に行うことができる。
具体的な機能としては、高精度な手ブレ補正、音声分離による音ノイズ除去、不揃いな音量を均一化といったものが利用できる。
さらに、クラウドストレージにアップロードすることで、動画や編集内容が同期され、様々なデバイスからアクセスできる。
今後のアップデートとしては、プロキシファイルを活用した高速ワークフロー、クリップの明るさ・色合いの補正、S-Log3 support対応などを予定している。
使い勝手などは実際に使用してみないとわからないけれど、使いやすければ、編集時間の短縮や共有のしやすさが非常に有用そう。
クラウドメディアストレージCi Media Cloud
「Ci Media Cloud」は、収録された素材や編集されたファイル映像を共有したり、映像制作の共同作業を可能にするクラウドメディアストレージサービス。
法人顧客向けに展開し、映像制作コラボレーションツールとして映画やドラマ制作で高い評価を得ている「Ci Media Cloud」を、個人向けにも展開する。
無料プランも提供されており、無料の場合は一人での使用となる。
使い勝手が良ければ有料プランも使ってみても良さそうだけれど、ガッツリと仕事として利用する人向けのサービスだろう。
クリエイター同士が繋がり作品を発信するコミュニティ機能Discover
「Discover」は、撮影・制作した作品を、世界中のクリエイターへ発信したり、他のクリエイターの作品を閲覧したりすることができる。
自身のポートフォリオページを持ち、作品の他に撮影機材や自身の活動拠点の登録も可能なので、自分と同じ機材を使用しているクリエイターや、近隣で活躍しているクリエイターとの出会いに繋がる。
簡単に説明すると、日本向けに展開しているコミュニティサイト「α cafe」の全世界版のようなサービスだろう。
閲覧してみた感じ、サクサクとアクセスでき、使用カメラ・レンズからソートも可能なため、みんなが使えば非常に有用なサービスになりそうな雰囲気がある。
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●新型レンズラインナップ
・標準ズームレンズの新基準となる、小型・軽量で超広角20mmから70mmまでをカバーする FE 20-70mm F4 G「SEL2070G」が、2023年2月10日(金)発売。市場推定価格、185,000円前後。ソニーストア予約開始は、1月24日(火)10時。
・FE 20-70mm F4 G「SEL2070G」をソニーストアで触ってきたレビュー。これなら持ち出したい!広角20mmから望遠70mmまで、近接撮影からキレイなボケ味まで、1本で撮れる表現の振り幅が広すぎる標準ズームレンズ。
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●フルサイズデジタル一眼カメラ ラインナップ
デジタル一眼カメラα7R V ボディ「 ILCE-7RM5」
ソニーストア販売価格:555,500円(税込)
・有効約6100万画素フルサイズセンサー&BIONZ XR搭載 α高画素機 新モデル「α7R V」(ILCE-7RM5)、2022年11月25日(金)発売。市場推定価格、560,000円(税込)前後。4軸チルトや8段ボディ内手ブレ補正、AIプロセッシングユニットなど新要素満載。
・α7Rシリーズ 第5世代モデル「α7R V」と、気になるαシリーズ(α7R IV、α7 IV、α1、α7S III)の仕様を比較!AIプロセッシングユニットや8段ボディ内手ブレ補正、4軸チルトなど「α7R V」だけが持つ最新機能の魅力が突出。
・「α7R V」と「α7R IV」の撮影持続時間と書き込み時間の違いを検証。同じSDカードを使った場合と、CFexpress TypeA カードを使った場合の2つの結果。
デジタル一眼カメラ α7 IV 「ILCE-7M4」 ソニーストア販売価格: ●長期保証<3年ベーシック>付 ●ソニーストア割引クーポン10%OFF ●提携カード決済で3%OFF |
デジタル一眼カメラ α7 IV 「ILCE-7M4K」ズームレンズキット ソニーストア販売価格: ●長期保証<3年ベーシック>付 ●ソニーストア割引クーポン10%OFF ●提携カード決済で3%OFF |
・「α7 IV」( ILCE-7M4 )は、「α7 III」からどれほど進化したのか?仕様を比較。α9ベースのスタンダードモデルと、α1ベースのスタンダードモデルとの違い。
・フルサイズミラーレス一眼カメラ α7 IV ( ILCE-7M4 )の熱耐性能について、海外のソニー公式ページから調べてみる。α7 IV、α7SIII、FX3、α1の動画連続撮影比較。
・フルサイズミラーレス一眼カメラ α7 IV ( ILCE-7M4 )の新機能「フォーカスブリージング補正」と、その対象レンズについて確認してみる。
・「α7 IV」( ILCE-7M4 )は本体内ソフトウェアアップデートが可能!? メモリーカード内に保存したファームウェアデータを使って実行できる様子。PCいらずで、スマートフォンやタブレットだけでもアップデートできる可能性。
デジタル一眼カメラ α1 「ILCE-1」
ソニーストア販売価格:
●長期保証<3年ベーシック>付
●ソニーストア割引クーポン10%OFF
●提携カード決済で3%OFF
・進化するプロの創造性に最先端技術で応える フルサイズミラーレス一眼カメラ 『α1』 発売 | プレスリリース | ソニー
・α1 | デジタル一眼カメラα(アルファ) | ソニー
・ソニーのフラッグシップ、フルサイズミラーレス一眼カメラ「α1 ( ILCE-1 )」登場(前編)。α7R IVに迫る高解像度と、α9IIを遥かに凌ぐスピード性能。
・ソニーのフラッグシップ、フルサイズミラーレス一眼カメラ「α1 ( ILCE-1 )」登場(後編)。信頼性やアウトプットも大幅に改良、あらゆるレスポンスを重視したワークフロー。
デジタル一眼カメラ α7S III 「ILCE-7SM3」
ソニーストア販売価格:
●長期保証<3年ベーシック>付
●ソニーストア割引クーポン10%OFF
●提携カード決済で3%OFF
・ソニーストアでデジタル一眼カメラ α7SIII を触ってきたレビュー(その1) これを最新世代と言わずなんと呼ぶ!?全てのαユーザーの羨む機能が物欲を激しく刺激する。
・ソニーストアでデジタル一眼カメラ α7SIII を触ってきたレビュー(その2)4K 120p ハイフレームレート撮影、4:2:2 10bit記録、多彩な動画フォーマットへ対応、知れば知るほど使ってみたくなるポテンシャルの高さ。
デジタル一眼カメラ「α9 II」ボディ 「ILCE-A9M2」
ソニーストア販売価格:654,500円(税込)
●長期保証<3年ベーシック>付
●ソニーストア割引クーポン10%OFF
●提携カード決済で3%OFF
・デジタル一眼カメラ α9 II ( ILCE-9M2 ) 国内発表。α9とセンサーは同等のままでどこが変わったのか?を細かくチェックしたみた。
デジタル一眼カメラα7RIV ボディ「 ILCE-7RM4A」
ソニーストア販売価格:438,900 円(税込)
●長期保証<3年ベーシック>付
●ソニーストア割引クーポン10%OFF
●提携カード決済で3%OFF
・デジタル一眼カメラ α7RIV レビュー(その1)α7IIIシリーズからどこが改善されたのか外観をチェック。触ると実感するカメラの道具としての良好な操作フィーリング。
・デジタル一眼カメラ α7RIV レビュー(その2)α7RIVの圧倒的な解像力を身を以て知るには?解像力テストチャートを使ってチェックしてみた。
『α7 III』 ボディ ILCE-7M3(E マウント) ソニーストア販売価格: ●長期保証<3年ベーシック>付 ●ソニーストア割引クーポン10%OFF ●提携カード決済で3%OFF |
『α7 III』 スームレンズキット ILCE-7M3K(E マウント) ソニーストア販売価格: ●長期保証<3年ベーシック>付 ●ソニーストア割引クーポン10%OFF ●提携カード決済で3%OFF |
・デジタル一眼カメラ α7III レビュー(その1)実機を触りながら、α7RIIIやα9との違いを調べてみる。
・デジタル一眼カメラ α7III レビュー(その2)α7/α7IIからのボディの変遷から使い心地をチェック。
・α7IIIを思い通りに操作するためにカスタムキーとファンクションメニューを好みに設定しよう。(各ボタンに割り当てられる機能一覧)
・発売直前、CP+2018ソニーブースで試してきたデジタル一眼カメラ α7IIIをレビュー。これから先、撮る思い出も記録も、妥協しない失敗しないものにするミラーレスカメラ。
・ベーシックの基準がどう考えてもおかしいα7III。α7IIからの進化点、α9、α7RIIIとの共通点や細かい相違点を比較。(追記)
・α7IIIに使えるソニー純正周辺機器はどれ?本体と一緒に手に入れておきたいアクセサリーをチェックしよう。
『α7C』ズームレンズキット ILCE-7CL ソニーストア販売価格: ●長期保証<3年ベーシック>付 ●ソニーストア割引クーポン10%OFF ●提携カード決済で3%OFF |
『α7C』 ボディ ILCE-7C ソニーストア販売価格: ●長期保証<3年ベーシック>付 ●ソニーストア割引クーポン10%OFF ●提携カード決済で3%OF |
いつも持ち歩きたくなるフルサイズミラーレス一眼カメラ α7C レビュー。
・(その1)凝縮されたプロダクツを味わえる外観と使い勝手のフィーリング。
・(その2)α7Cは本当にコンパクトなのか?フルサイズαシリーズと比較してみる。
・(その3)α7Cはα6000シリーズから買い替えてバレないか?APS-C αシリーズと比較。
お出かけフルサイズミラーレス一眼カメラ α7C がもっと愛おしくなるアイテム
・(その1)ULYSSES 本革&帆布カメラバッグ ボルセッタ。
・(その2)α7Cとキットレンズ「SEL2860」に、便利なオートレンズキャップを付けてみた結果…。
・(その3)α7Cの背面モニターを保護する純正ガラスシート「PCK-LG1」や、液晶保護フィルムを貼ってみよう。
・(その4)α7Cとキットレンズ「SEL2860」をお気軽に使うために、レンズプロテクターとレンズフードを付けてみよう。
・(その5)α7Cのオトモレンズ「SEL55F18Z」をコンパクト&クールに持ち運びたい。
・(その6)ほんの少しだけ見た目を変えてみたい、アクセサリーシューキャップを取り替えてみる。
・(その7)コンパクトなボディのグリップ性がよくなるサムグリップを装着。
・(その8)「写ルンです」のレンズを再利用した「GIZMON Wtulens L」と合体して最小カメラに!
・(その9)小さいファインダーをより使いやすくするためのアイピースカップ。
●αあんしんプログラム
αオーナー向けの「あんしん・快適な」サービス
「レンズ長期保証優待」、「αメンテナンス最大50%OFF」、「下取りサービス増額
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●ソニーストア 直営店舗(銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神)
※ソニーストア直営店(銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神)にて購入の際、ショップコード「2024001」を伝えていただくと当店の実績となります。
ご購入される方はよろしければ是非ともお願い致します。
ソニーショールーム / ソニーストア 銀座
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営業時間:11:00~19:00