G Master 望遠レンズ(FE 70-200 mm F2.8 GM OSS) 「SEL70200GM」、ようやくソニーストアで[翌日出荷]ステータスへ。
ソニーのデジタル一眼カメラα用の新ブランドの交換レンズ「G Masterレンズ」のうち、2016年9月に発売されたものの生産数が希少なため納期にしばらく時間がかかっていた望遠レンズ(FE 70-200 mm F2.8 GM OSS) 「SEL70200GM」。
ようやく[翌日出荷]となりすぐに手元に届く状態へと改善された模様。
レンズが5%OFFで購入できるαフォトライフサポートが利用できるのは2017年3月31日までなので、非常に高価な「SEL70200GM」はこのタイミングを狙うのもアリ!
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●FE 70-200mm F2.8 GM OSS『SEL70200GM』。
開放F値2.8で70mmから200mmの使用頻度の高いズーム域をカバーする望遠レンズ(FE 70-200 mm F2.8 GM OSS) 「SEL70200GM」。
超高度非球面XA(extreme aspherical)レンズなど最先端の光学技術を投入して、優れた描写性能だけでなく、AF、手ブレ補正などF2.8望遠ズームに必要とされる機能を高いレベルで実現。
クラス最短の0.96m、最大撮影倍率0.25倍の近接撮影性能や機動性、信頼性、操作性も兼ね備えて、幅広い撮影ジャンルに対応する。
FE 70-200 mm F4 G OSS 「SEL70200G」と比較すると、直径は8mm大きく、全長が2.5cm長くなることと、レンズ重量が640gの増。
仮に、α7RⅡ(バッテリー+メモリー含めて約625g)に装着した場合の総重量は、「SEL70200GM」が2,105g、「SEL70200G」が1,465g。
明るいレンズを追求すると巨大化するのはレンズの宿命なので、わりと頻繁に使うズーム域だけに、取り回しのよさを考えると「SEL70200G」のサイズ感も捨てがたいけれど、ズームリングをまわしても全長の変化もなくて十分に取り回しできるサイズ感。
「SEL70200GM」を構えてみると、狙ったポイントにシュっとピントがあってシャッターがきれる。
パワーの強いリングドライブSSM(前側)と2つのリニアモーター(後側)のお陰でAFスピード速いわ、精度高いわで、【瞳AF】を利用したときでも、左右だけじゃなく前後の追従性も高速でレスポンスの良さは凄く快適。
いかにいいレンズでもシャッターチャンスを逃してしまったら元も子もなくて、このあたりはさすが最新の機能が盛り込まれているレンズさまさま。
カメラ : SONY ILCE-7RM2
レンズ : FE 70-200 mm F2.8 GM OSS 「SEL70200GM」 焦点距離:100mm
シャッター速度:1/125 絞り値:F2.8 露出補正:±0.0 EV ISO:400 ホワイトバランス:自動
カメラ : SONY ILCE-7RM2
レンズ : FE 70-200 mm F2.8 GM OSS 「SEL70200GM」 焦点距離:113mm
シャッター速度:1/80 絞り値:F4.5 露出補正:±0.0 EV ISO:800 ホワイトバランス:自動
CP+2017のソニーブース、ポートレートシューティングコーナーでα7RⅡとGMasterのFE 70-200 mm F2.8 GM OSS 「SEL70200GM」の試し撮りした画像を2枚ほど。
かなりの短時間(5分間)にパラメーターを追い込むとかせずに撮ってしまっただけの画像ではあるけれど、リアルな質感の伝わりっぷりが他のレンズとくらべても段違いで、α7RⅡの高解像度性能をまるごと発揮する心地よさというか、まだまだ余力を残しているんじゃないかと思える描写っぷり。
Eマウントレンズの中でも突出した価格ではあるけれどその価値はあるなーと撮って実感できる。高いけど。
- 超高度非球面XAレンズを含む3枚の非球面レンズが収差変動を抑制し、ズーム全域で高い解像力を実現
- ヌケの良いクリアな描写を実現するナノARコーティングを採用
- 4枚のEDガラスと2枚のスーパーEDガラスが色収差を補正し、高い解像力を実現すると共にシャープに描写、色にじみも低減
- 諸収差を低減し、近接撮影での解像力を向上するフローティング(近距離収差補正)機構を採用
- 新開発の電磁絞りとしては最多※5の11枚羽根による絞りが、自然で美しいぼけ表現を実現
- 新たに開発した、リングSSMと二つのリニアモーターを持つフォーカスユニットのハイブリッド構造を採用することにより、静止画・動画を問わず高いAF性能を発揮
- 流し撮りにも効果的なモードを備えた手ブレ補正機構を内蔵
- 手持ち撮影に切り換え可能な、αレンズ初の着脱式の三脚座を採用
- マウントゴムリングなど防塵防滴※3に配慮
- αレンズで初めて、最前面のレンズ表面にフッ素コーティングを採用
- テレコンバーター1.4x Teleconverter『SEL14TC』と2x Teleconverter『SEL20TC』に対応(2016年2月発表時点)
望遠レンズ(FE 70-200 mm F2.8 GM OSS) 「SEL70200GM」
希望小売価格:330,000円(税別)
ソニーストア販売価格:299,630円(税別)
●長期保証サービス(3年ベーシック)無償
●ソニーストア割引クーポン10%OFF
『αあんしんプログラム』
レンズ構成:18群23枚
最短撮影距離:0.96m
最大撮影倍率:0.25倍
焦点距離イメージ:70-200 / 105-300mm(APS-Cサイズ時)
フィルター径:φ77mm
大きさ:最大径φ88 mm、全長200mm
質量:約1480g
・ソニーストアで、G Master 望遠ズームレンズ「SEL70200GM」やテレコンバーター「SEL20TC」をカメラに装着して、Aマウントレンズといろいろ比べてみた。
・α Universeに、写真家森本真哉氏によるα7R II×SEL70200GMの作例レポート。
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●1.4x テレコンバーターレンズ『SEL14TC』、2x テレコンバーターレンズ『SEL20TC』
FE 70-200 mm F2.8 GM OSS 「SEL70200GM」には、1.4x テレコンバーター「SEL14TC」を装着することで焦点距離が1.4倍に、また2.0x テレコンバーター「SEL20TC」を装着することで焦点距離が2倍に伸びて、超望遠での撮影が可能になるというのがミソ。
注:画像に写っている黒いリード線は、ソニーストア店内の盗難防止用のもので実際には付いていません。
「SEL70200GM」に装着した場合の焦点距離イメージは、以下のとおり。
2.0x テレコンバーター「SEL20TC」
大きさ:62.4 x 42.7 mm (全長)、62.4 × 27.2 mm (マウント基準)
質量:約207g
2倍の焦点距離イメージ(mm):140-400 mm / 210-600mm(APS-Cサイズ時) ※F値5.6
1.4x テレコンバーター「SEL14TC」
大きさ:62.4 x 33.6 mm (全長)、62.4 x 17.2 mm (マウント基準)
質量:約167g
1.4倍の焦点距離イメージ(mm):98-280 mm / 147-420mm(APS-Cサイズ時) ※F値4
α7RⅡ+「SEL70200GM」に、「SEL20TC」をマウントすると全長は27.2mm長くなり、トータル重量は2,312g。
「SEL14TC」をマウントすると全長は17.2mm長くなり、トータル重量は2,272g。
単純に巨大さがアップするように思えるけれど、テレコンバーターレンズひとつで、最大望遠280mm、400mmと変えられるメリットは計り知れなく。
だって、200mmと300mmと400mmの3本のレンズを持っていくなんて物理的にほぼ不可能に近くて、それがシチュエーションにあわせてテレコンバーターを現地でチョイスできるというのは強い。めちゃくちゃ強い。
2.0x テレコンバーター「SEL20TC」
希望小売価格:70,000円(税別)
ソニーストア販売価格:57,130円(税別)
※αフォトライフサポート(2017年3月31日まで)
1.4x テレコンバーター「SEL14TC」
希望小売価格:70,000円(税別)
ソニーストア販売価格:57,130円(税別)
※αフォトライフサポート(2017年3月31日まで)
- 主レンズの描写性能を活かし、高コントラストを実現
- 主レンズと同等の高精度、高速AFを達成
- Exifデータ記録が可能※9
- カメラ、レンズ同様に防塵防滴に配慮※3
- 主レンズになじむシンプルな形状と脱着しやすいローレットデザイン、ロックスイッチ付き
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●77mm径に対応するアクセサリー
MCプロテクター「VF-77MPAM」
希望小売価格9,500円+税
ソニーストア販売価格:8,880円(税別)
円偏光フィルター「VF-77CPAM」
希望小売価格18,900円+税
ソニーストア販売価格:17,780円(税別)
レンズフロントキャップ「ALC-F77S」
希望小売価格1,400円+税
ソニーストア販売価格:1,380円(税別)
・新たな映像体験をもたらす、圧倒的な解像力ととろけるようなボケ味「G Master」
・「CP+2017」ソニーブースレポート(その1)。トロトロのボケ味と最新機能が合体したFE 100mm F2.8 STF GM OSS「SEL100F28GM」
・「CP+2017」ソニーブースレポート(その2)。軽くて小さい機動性とAFも速くて扱いやすいFE 85mm F1.8 「SEL85F18」
・「CP+2017」ソニーブースレポート(その3)。動画撮影に特化したE PZ 18-110mm F4 G OSS 「SELP18110G」
・「CP+2017」ソニーブースレポート(その4)。フラッシュを使ったプロのスタジオライティングを体験。
・「CP+2017」ソニーブースレポート(その5)。スピード撮影や暗所撮影といったαの性能を試せる撮影コーナーと充実しつつあるαのサポート。
・ぼけ味が最高になめらかなSTFレンズ「SEL100F28GM」、AFや手ブレ補正、マクロ切替を備える便利さと「G Masterレンズ」のクオリティをあわせもって登場。
・コンパクトで取り回しのしやすい大口径中望遠単焦点レンズ FE 85mm F1.8 「SEL85F18」が登場。
・スーパー35mm/APS-Cフォーマットで4K動画撮影に特化した電動ズームレンズ E PZ 18-110mm F4 G OSS 「SELP18110G」。
・「HVL-F43M」よりもコンパクトに光量アップした、電波式ワイヤレス通信対応 外付けフラッシュ「HVL-F45RM」。
・デジタル一眼カメラ α99IIと縦位置グリップに、レリーズのストロークを調整する有料のカスタマイズサービスを3月2日(木)から開始。
・これからカメラを初める人やより高みを目指す人へ、プロから学べるカメラスクール「α Academy(αアカデミー)」を4月から開講。
・35mmフルサイズミラーレス一眼カメラ「α7RⅡ」を、ソニーストア大阪で触ってきたレビュー。
・35mmフルサイズミラーレス一眼カメラ「α7RⅡ」、外観レビュー。
・ついに来たよ35mmフルサイズのコンパクトデジタル一眼Eマウント”α7”!
・やたらウキウキで、初めてα7/α7Rを持って撮影してきた!
・α7を持って、横須賀港に撮影に行ってみた。
・α7にマウントアダプター+望遠レンズで、呉港に撮影に行ってみた。
・かなり楽しみに待ってた「SEL55F18Z」が来たからα7他で撮ってきてみた。
・α7で、1/1ガンダムとストライクフリーダムを狙い撃つっ( ゚д゚ )!!!
・α7にあるとかなり重宝するカールツァイスレンズ「SEL2470Z」。
・Eマウント待望のフルサイズ対応望遠ズームレンズ「SEL70200G」を使ってみよう!
・ダイナミックな広角からスナップまでを1本でこなせるフルサイズEマウントレンズ 「SEL1635Z」を使ってみよう。
・広角24mmから望遠240mm(APS-C360mm)までカバーする高倍率ズームレンズ 「SEL24240」を使ってみよう。
・2015年8月8日(土)、福岡天神を歩きながらデジタル一眼カメラ”α7RⅡ”を初めて使ってみた。
・9月19日(土)、ソニークラスタのみんなで撮影会に行ってきたよ。(横田基地友好祭2015 編)
・9月19日(土)、ソニークラスタのみんなで撮影会に行ってきたよ。(国営昭和記念公園 編)
・9月19日(土)、ソニークラスタのみんなで撮影会に行ってきたよ。(銀座~築地、夜散歩 編)
・9月20日(日)、強行突破で「東京ゲームショウ 2015」に行ってきたよ!
・9月20日(日)、ソニークラスタのみんなで撮影会に行ってきたよ。(伊丹空港千里堤防 編)
・2015年10月15日(木)、「平成27年度自衛隊観艦式」の事前公開(体験航海)に行ってきたよ。
・フルサイズと明るいレンズの組み合わせで背景ボケを楽しめる、単焦点レンズ(FE 50mm F1.8) 「SEL50F18F」
・”αシリーズ”Eマウントカメラの性能を出しきれる待望の望遠ズーム(FE 70-300mm F4.5-5.6 G OSS)「SEL70300G」。
・キリっとした解像感とふんわりとろけるボケの柔らかさがキモチイイ! FE 85mm F1.4 GM『SEL85F14GM』と格闘しながら1ヶ月ちょっと使い続けてみた。
・さーさーの葉ーさーらさらー♪の七夕飾りを撮影散歩。(α7RⅡ+SEL85F14GM)
・ビシっと決まる解像感と描写力、ポートレートからスナップまでが1本で撮りやすい、単焦点レンズ Planar T* FE 50mm F1.4 ZA 「SEL50F14Z」。
・ソニークラスタのみんなで、熊本(大観峰・黒川温泉)に行ってきたよ。
・24mmから70mmまで変化できる焦点距離で、どれだけの絵が撮れるか楽しみなレンズ「SEL2470GM」