「Xperia PRO-I」のUSB type C端子からの映像出力を「Xperia PRO」に表示する実験。「 Photo Pro / Cinema Pro / Video Pro」 アプリごとの挙動について試してみた。
・1.0型イメージセンサーを搭載したスマートフォン「Xperia PRO-I」をソニーストアで触ってきたレビュー(その1)
・1.0型イメージセンサーを搭載したスマートフォン「Xperia PRO-I」をソニーストアで触ってきたレビュー(その2)
・1.0型イメージセンサーを搭載したスマートフォン「Xperia PRO-I」をソニーストアで触ってきたレビュー(その3)
の続き。
「Xperia PRO-I」には、専用のモニターとしてVlog Monitorが用意されている。
けれど、その前に「Xperia PRO」という立派なモバイルモニターがあるじゃないか!という事で、「Xperia PRO-I」の映像を「Xperia PRO」に映し出す実験をしてみた。
・Xperia PRO-I(XQ-BE42) | Xperia(TM) スマートフォン | ソニー
<参考>
・「Xperia PRO-I」は1.0型センサーを有効活用できていないって本当?クロップは悪なのか?を考察。ガチカメラを搭載したソニー製スマホが欲しいという欲求の行く先。
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目次
●まず、「Xperia PRO」のHDMI micro端子と「外部モニター」について。
「Xperia PRO」は、本体下部の中央位置ににHDMIマイクロ端子(タイプD)の入力端子を搭載している。
これと5G ミリ波似対応することが、「Xperia PRO-I」と異なる部分。
例えば、カメラとHDMIケーブルで接続すれば、カメラのレンズを通した画像が「Xperia PRO」のモニターに映しだされる。
カメラに備わるHDMI出力から「Xperia PRO」へ、HDMIケーブル1本で接続できるというシンプルさがある。
「Xperia PRO」に接続した映像を映し出すには「外部モニター」アプリを利用する。
入力対応最大解像度は、4K(3,840×2,160)。
補足すると、「Xperia PRO」のディスプレイは、21:9アスペクト比の解像度は3,840×1,644 。
実際に映し出される映像は、左右に黒帯を表示して中央16:9で表示しているためドットバイドットで4K表示されているわけではない。
<参考>
・「Xperia PRO」だけが持つHDMI micro端子。カメラと接続して「外部モニター」や「ライブ配信」をしてみる。
・「Xperia 1II / Xperia 5 II 」のAndroid 11は、神アップデート!? 変換アダプタを利用してカメラやPS5を接続、「外部モニター」アプリで表示してみた。
・「Xperia 1II / Xperia 5 II 」のAndroid 11アップデート。UVC変換アダプタ経由のカメラ映像を、ライブ配信で利用してみる。
それを踏まえて、「Xperia PRO-I」は、USB typeーC から映像の出力ができるため、今回試してみたのは以下のように接続して、「Xperia PRO-I」の映像を「Xperia PRO」に表示するということ。
<接続の流れ>
「Xperia PRO-I」⇒「 USBハブ(USB type CからHDMI出力)」⇒「 HDMIケーブル」⇒「Xperia PRO」
※上の画像は、「Xperia 1 III」。
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●「Xperia PRO-I」のUSB type Cから映像出力をして「Xperia PRO」に表示してみる。
「Xperia PRO-I」と「Xperia PRO」を接続して、「外部モニター」アプリを起動してみると…。
「Xperia PRO-I」のホーム画面がタテ表示に出力され、「Xperia PRO」に小さく表示されているのがわかる。
これは、「Xperia PRO-I」だけの問題ではなくて「Xperia 1 III」や「Xperia 1II / 5II 」などでも共通。
出力した画像がタテのまま出力されてしまう。
わかりやすい例で言えば、Xperiaからテレビに映像を出力した場合。
テレビ画面は横長だけど、出力された”Xperiaのホーム画面”はタテに表示されて、両サイドに大きく黒帯が表示される。
これが、タテ画面で出力されるものと、ヨコ画面で出力されるものなど、Androidのアプリによって都合が決まっていて変更のしようがない。
※厳密には、全く変更できないわけではない。
「Photography Pro(フォトグラフィプロ)」アプリ
「Xperia PRO-I」からカメラアプリの「Photography Pro」を出力した場合。
これも、「Xperia PRO」「外部モニター」アプリはタテに小さく表示されしまっている。
「Xperia PRO」の向きを変えても表示のされかたは変わらず、さすがにこれでは使えない…残念。
「Cinematography Pro(シネマトグラフィープロ)」アプリ
次に、「Xperia PRO-I」から、21:9アスペクト比で、映画のような撮影ができる「Cinematography Pro」アプリを起動。
するとこちらは、「Xperia PRO」「外部モニター」アプリにヨコ表示され、大画面で視認することができた。
おそらく、「Cinematography Pro」のアプリが強制的に横画面になっているため、このようにUSB type Cからヨコ表示で出力されたものだと思われる。
そう考えると、「Photography Pro」は、BASICモードで縦持ちするとタテモードに切り替わる事もあって、横画面強制になっていないのだろう。
「Videography Pro(ビデオグラフィプロ)」アプリ
そして一番気になっていた、新しいビデオアプリ「Videography Pro(ビデオグラフィプロ)」。
「Videography Pro」は、「Xperia PRO」「外部モニター」アプリにヨコ表示され、大画面で視認することができた。
理由は、「Cinematography Pro」と同じで強制ヨコ画面固定のため。
「Xperia PRO-I」で「Videography Pro」を使う場合、本体(カメラ)の向きをタテやヨコなど自由に変えても、そのまま映し出された「Xperia PRO」の大画面で確認しながら撮影といった事ができる。
もちろん反対向きにして Vlog Monitor のような自撮りも出来る。
実際には2つのスマートホン本体の保持が大変で現実的ではないので、本格的に撮影する場合は Vlog Monitor を使ったほうが手っ取り早い。
今回は、無理やりPROつながりで「Xperia PRO」を使いたいという欲求でやってみた実験ではあるけれど、「Xperia PRO-I」から映像出力して外部モニターを利用する場合の挙動の参考にでもなれば。
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●ソニーストア Xperia SIMフリーモデルラインナップ
Xperia 1 III (XQ-BC42)
ソニーストア販売価格:159,500 円(税込)
カラー:フロストブラック/フロストグレー/フロストパープル/フロストグリーン
Xperiaケアプラン(月払い550円/年払い5,500円)
24回まで分割払手数料が【0円】
月々の支払い 6,600円(税込)
1回目のみ 7,700円(税込)
・Xperia 1 III(XQ-BC42) | Xperia(TM) スマートフォン | ソニー
・Xperia 1 III SIMフリーモデルと キャリアモデルをいろんな角度から比較。仕様や価格、保証まで比べてみるとかなり魅力的なSIMフリーモデル!?
・待ちに待った 国内 SIMフリーモデル「Xperia 1 III(XQ-BC42)」は11月19日発売。限定カラーのフロストグリーンの実機を確認。Xperia Z5 グリーンとの違い。
・SIMフリースマートフォン「Xperia 1 III(XQ-BC42)」は、5Gと4G LTE 国内キャリアのどこまでカバーしているのか?楽天モバイル 5G(Sub6)や、キャリア4G周波数の5G転用バンドに対応しているか実際に試してみた。
Style Cover with Stand for Xperia 1 III(XQZ-CBBC)
ソニーストア販売価格:3,830 円(税込)
Xperia View(XQZ-VG01)
ソニーストア販売価格:29,700 円(税込)
Xperia PRO-I (XQ-BE42)
ソニーストア販売価格:198,000 円(税込)
カラー:フロストブラック
Xperiaケアプラン(月払い550円/年払い5,500円)
24回まで分割払手数料が【0円】
月々の支払い 8,200円(税込)
1回目のみ 9,400円(税込)
・Xperia PRO-I(XQ-BE42) | Xperia(TM) スマートフォン | ソニー
・これを待っていた!悲願の1.0型イメージセンサーを搭載したスマートフォン「Xperia PRO-I」現る!ポケットから一瞬で取り出して撮れる静止画と動画に納得のクオリティ。
・「Xperia PRO-I」は1.0型センサーを有効活用できていないって本当?クロップは悪なのか?を考察。ガチカメラを搭載したソニー製スマホが欲しいという欲求の行く先。
Vlog Monitor(XQZ-IV01)
ソニーストア販売価格:24,200 円(税込)
Style Cover Leather for Xperia PRO-I(XQZ-CLBE)
ソニーストア販売価格:8,800 円(税込)
Xperia 5II (XS-AS42)
ソニーストア販売価格:99,000円(税込)
カラー:ブラック、グレー、ブルー、ピンク
Xperiaケアプラン(月払い550円/年払い5,500円)
24回まで分割払手数料が【0円】
月々の支払い 4,100円(税込)
1回目のみ 4,700円(税込)
・Xperia 5II(XQ-AS42) | Xperia(TM) スマートフォン | ソニー
<SIMフリーモデル Xperia 5 II レビュー>
・5G対応 SIMフリー コンパクトモデル「Xperia 5 II (XQ-AS42)」。初期セットアップと基本スペックの確認、「Xperia 5 (J9260)」とのベンチマークテスト比較。
・SIMフリーモデル「Xperia 5 II (XQ-AS42)」のSIMカードの利用方法とAPN設定。データ通信や音声通話を使い分けできるデュアルSIMの便利機能。5G利用時の注意点。
・ハイエンド機能をコンパクトボディに詰め込んだ 5G対応 SIMフリーモデル「Xperia 5 II (XQ-AS42)」。カメラ、オーディオ、ゲームや機能性能をチェックする。
Xperia PRO (XQ-AQ52)
ソニーストア販売価格:249,800(税込)
24回まで分割払手数料が【0円】
月々の支払い 10,400円(税込)
1回目のみ 10,601円(税込)
・Xperia PRO(XQ-AQ52) | Xperia(TM) スマートフォン | ソニー
<Xperia PROレビュー記事>
・ついに手にしたぞ!5Gミリ波帯対応スマートフォン「Xperia PRO」レビュー。無骨な外観を「Xperia 1 II」と比較、開封から初期セットアップまで。
・「Xperia PRO」だけが持つHDMI micro端子。カメラと接続して「外部モニター」や「ライブ配信」をしてみる。
・「Xperia PRO」を有線接続のオーディオプレーヤー化してみる。ステージモニターインナーイヤー「IER-M9/M7」や、業務用モニターヘッドホン「MDR-M1ST」と組み合わせた漢気セット。
Xperia 1 II (XQ-AT42)
ソニーストア販売価格:108,900 円(税込)
カラー:特別色フロストブラック/ホワイト/パープル
Xperiaケアプラン(月払い550円/年払い5,500円)
24回まで分割払手数料が【0円】
月々の支払い 4,500円(税込)
1回目のみ 5,400円(税込)
・Xperia 1 II(XQ-AT42) | Xperia(TM) スマートフォン | ソニー
<Xperia 1 IIレビュー記事>
・「Xperia 1 II」に備わる「Photography Pro」の項目とメニューをすべてチェックしてみた。撮るそのときに自分の想いを反映する楽しさがあるカメラアプリ。
・ついに手にした SIMフリーモデル「 Xperia 1 II (XQ-AT42)」、フロストブラックの質感の高さが異常なまでのカッコよさ!
・SIMフリーモデル「 Xperia 1 II (XQ-AT42)」を初期セットアップとスペックを知るためのベンチマークテスト。メモリー(RAM)12GB、ストレージ(ROM)256GBの恩恵は大きい。
・いつも持ち歩くXperiaで高音質ストリーミングを聴こう。サブスク(音楽聴き放題サービス)がハイレゾ化すると音楽ライフが一段と楽しくなる。
・SIMフリーモデル「 Xperia 1 II (XQ-AT42)」のSIMカードの利用方法とAPN設置。データ通信や音声通話を使い分けできるデュアルSIMが最高に便利。5G利用時の注意点。
・国内SIMフリーモデル「Xperia 1 II (XQ-AT42) / Xperia 5 (J9260)」を買ったら、「モバイルSuica」の設定をしておこう。 Xperia 1 (J9110)は「おサイフケータイ」非対応なので注意。
・国内SIMフリーモデル「Xperia 1 II / Xperia 5」に「モバイルSuica」を設定したら、よりお得に使う方法を検討してみよう。「JRE POINT」の登録や、「ビューカード」、「楽天ペイ+楽天カード」との連携。
・SIMフリーモデル「 Xperia 1 II / Xperia 1 / Xperia 5」のデュアルSIMを活かす。サブ回線として、1年間無料&解約料無料の「Rakuten UN-LIMIT V」を使ってみる。
・スマートフォン「Xperia 1 II (XQ-AT42)」をソニーストアで大幅値下げ!デュアルSIM搭載&メモリー/ストレージ増量のSIMフリーモデルがお買い得に!
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●Xperiaキャンペーン
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●ソニーストア 直営店舗(銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神)
※ソニーストア直営店(銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神)にて購入の際、ショップコード「2024001」を伝えていただくと当店の実績となります。
ご購入される方はよろしければ是非ともお願い致します。
ソニーショールーム / ソニーストア 銀座
街の中心にある銀座四丁目交差点に面したGINZA PLACE(銀座プレイス)4階~6階。
東京メトロ銀座線・丸の内線・日比谷線「銀座駅」A4出口直結
営業時間:11:00~19:00
ソニーストア 札幌
地下鉄「大通駅」12番出口から徒歩1分。4丁目交差点すぐ
営業時間:11:00~19:00
ソニーストア 名古屋
名古屋市中区錦3丁目24-17 日本生命栄ビル 3階
営業時間:11:00~19:00
ソニーストア 大阪
大阪駅/梅田駅から徒歩5分程度。ハービスエント4階
営業時間:11:00~20:00
ソニーストア 福岡天神
西鉄福岡(天神)駅南口から徒歩5分。
営業時間:11:00~19:00