アスペクト比 19.5:9 の「Xperia 10 VII」に、かつてのソニー純正日本語入力アプリ「POBox Plus」をインストールして使ってみる。

往年のXperiaユーザーとして長年慣れ親しんだソニー純正の日本語入力アプリ IME (Input Method Editor)といえば 「POBox Plus」。
すでにXperiaシリーズ にプリインストールされなくなって久しいけれど、「POBox Plus」をどうしても使いたい人のために「Xperia 10 VII」にインストールできるか試してみた。
目次
【CAUTION!注意!】
外部よりアプリをインストールすると、動作が不安定になったり故障の原因になります。
この記事を読んで同様の事をして、万が一生じた損害は全て自己責任となり、当方やメーカーは一切その責を負いません。
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●Xperia 10 VII に、「POBox Plus」をインストールする。

2019年に発売されたXperia 5 以降のXperiaシリーズでは、「POBox Plus」に変わってGoogleの多言語キーボードアプリ「Gboard(ジーボード)」が標準のIMEになった。
アプリが終了してすでに数年が経過。
「POBox Plus」はXperia専用のプリインストールアプリのため、Google Playで検索しても見つからない。
そのため、web上に残っている「POBox Plus」のapkを見つけてインストールするしか方法がない。

まず、Googleで”POBox Plus apk” などで検索して、apkを入手する。
「POBox Plus」の最新バージョンはXperia 1 以降の21:9の画面に合わせて対応している。
そのため、最新の19.5:9の画面となった「Xperia 10 VII」でもちゃんと利用できるのか?という心配もあるけれど、以前試したところXperia 1 VIIやXperia 1 VIでも利用できている。
自身でapk をインストールする作業となるため、万が一にも不安定になる場合もあるので、そのあたりも理解したうえでチャレンジするしかない。
一応試してみたところ、Android 15の「Xperia 10 VII」でも、最新のVer.「3.10.A.0.1」がインストールできた。

ダウンロードしたapkは、セキュリティの理由からインストールしようとしても忠告メッセージが出て一旦は拒否されてしまう。
提供元が不明なアプリ(apk)をインストールするためには、apkを手に入れたアプリ(ここではFile by Google)で許可する必要がある。
「設定」から、「アプリ」→「特別なアプリのインストール」→「不明なアプリのインストール」から「この提供元のアプリを許可」をONにする。
注意書きにある通り、不明なアプリのインストールは行なうのはユーザー自身が責任を負う形となるので注意が必要。

今回インストールする「POBox Plus」のapkのバージョンは 3.10.A.0.1。(2021年7月12日更新バージョン)
Xperia のOSバージョンによっては、インストールできない場合もある。
その場合は適したapkを探るしか、もしも動作しない場合はあきらめる他ない。
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インストールした後、「設定」から「システム」→「キーボード」→「画面上のキーボード」と開いて、「POBox Plus」を有効にする。
この時、ATOKなどと同じく画面キーボードアプリでは、以上のような注意事項が表示される。
これをを踏まえた上で、OKとして有効化すると、入力方法の選択に「POBox Plus」が追加され選択できるようになる。
これで「Xperia 10 VII」でも「POBox Plus」が利用できる。
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実際に使ってみると[キーレイアウト]を変更したり、PCキー時に[数字段あり・なし・フリック]の変更や、同じ文字を連打、[片手キーボード]といった操作ができる。
入力時のバイブレーション設定も可能。
「POBox Plus」を使い慣れている人にとっては、自然と指が覚えている機能が利用できると思われる。
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●Android 15の最新Xperia 10 VIIでも「POBox Plus」を利用できる。
Android 15の「Xperia 10 VII」では、「POBox Plus」を問題なく利用できた。
とはいえ、androidのOS更新やapkのバージョンによっては何かしらの不具合が起きるかもしれないという事は十分承知しておく必要がある。
今のところ確認できている不具合としては、なにかの拍子に「POBox Plus」の表示が画面半分まで拡大されてしまうことがあったものの、他のIMEの切り替えること元に戻った。
全てを細かく調べ尽くしたわけではないので、他にもうまく動作しないところがあるかもしれない。
ネットからダウンロードしたapkをインストールするという自己責任をともなう利用となる事も理解しておこう。
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●Xperia SIMフリーモデル ラインナップ
Xperia 1 VII(XQ-FS44)

Xperia 1 VII(XQ-FS44)
ソニーストア販売価格:
12GB/256GBモデル:204,600円(税込)
12GB/512GBモデル:218,900円(税込)
16GB/512GBモデル:234,300円(税込)
カラー:スレートブラック、モスグリーン、オーキッドパープル
スペック:Snapdragon 8 Elite、メモリ12GB~16GB、ストレージ256GB~512GB、デュアルSIM対応
ソニー フラッグシップスマートフォン「Xperia 1 VII 」のことがわかる記事まとめ。実機レビュー、モデル比較、検証や設定チップスなど。
Xperia 1 VII(XQ-FS44)SIMフリーモデル ベンチマーク( Antutu、3D Mark、ストレージ性能)レビュー。高温でも Xperia 1 VI を超えるベンチマーク結果。
Xperia 10 VII(XQ-FE44)

Xperia 10 VII(XQ-FE44)
ソニーストア販売価格:74,800円(税込)
カラー:チャコールブラック、ホワイト、ターコイズ
スペック:Snapdragon 6 Gen 3、メモリ8GB、ストレージ128GB、デュアルSIM対応
Xperia 10 VI(XQ-ES44)

Xperia 10 VI(XQ-ES44)
ソニーストア販売価格:53,900円(税込)
カラー:ブルー、ブラック、ホワイト
スペック:Snapdragon 6 Gen 1、メモリ6GB、ストレージ128GB、デュアルSIM対応
「Xperia 10 VI(XQ-ES44)」SIMフリーモデル 実機レビュー。Snapdragon 6 Gen 1 を搭載してバランス良いミッドレンジスマートフォンに進化。
Xperia 5 IV(XQ-CQ44)

Xperia 5 IV(XQ-CQ44)
ソニーストア販売価格:84,700円(税込)
カラー:ブラック
スペック:Snapdragon 8 Gen 1、メモリ8GB、ストレージ256GB、デュアルSIM対応
・Xperia(TM) スマートフォン(SIMフリー) | ソニー
5G対応ポータブルデータトランスミッター「PDT-FP1」
●ソニーストア割引クーポン10%OFF
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スペック:Snapdragon 8 Gen 2、メモリ8GB、ストレージ256GB、デュアルSIM対応、非Xperia、非防水
ポータブルデータトランスミッター「PDT-FP1」実機レビュー。高負荷のゲームを安定してプレイできるか!?ベンチマークテスト内容をXperia 1V / Xperia 5V と比較。
・ポータブルデータトランスミッター「PDT-FP1」実機開封レビュー。5Gミリ波対応&アンテナ強化、冷却ファン・HDMI入力・LAN端子・USB type-C x2 を搭載して、中身はまるまるXperia!
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・PDT-FP1 | デジタル一眼カメラα(アルファ) | ソニー
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