スマートフォンクレードル搭載カーオーディオ「XSP-N1BT」に、Xperiaをくっつけて遊んでみた。
2014年のCESで登場して夏に海外で発売されたCD スマートフォン クレードルレシーバー with Bluetooth「XSP-N1BT」。
いわゆる車載オーディオなんだけれども、ここ最近になって、国内(日産自動車の北陸エリア限定)でも発売されたらしく、再び話題に上がっていて、アッレそういえばコレ、去年買ったっきり装着する車もないしと思ってそのまま箱に入ったまま放置プレイになっていたのを思い出し引っぱりだしてみた。
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●CD スマートフォン クレードルレシーバー with Bluetooth「XSP-N1BT」
パッケージに入っている中身はというと、「XSP-N1BT」本体の他に、専用カプラー、リモコン、有線マイク、microUSBケーブル、取り付けネジ、車載用フレーム、取扱説明書一式。
いわゆる2DIN タイプ(高さ100mm×幅178mm)のカーオーディオ。
正面にディスプレイ部とスロットインのCDマウント部を備えていて、素のままであれば単純にチューナー付きのCDプレーヤーとして使える。
ヨコにあるUSBに接続すれば、USBメモリーなどに入っている音楽を再生する事もできる。
内蔵アンプとしては、55W×4のハイパワー4チャンネルアンプ。
インターフェースは、専用端子に、オーディオラインアウトがフロントx2、リアx2、SUB x2、アンテナ入力、マイク端子、リモコンコントロール端子、と一般的なカーオーディオと同じ。
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●「XSP-N1BT」を室内で使えるようにしてみる。
カーオーディオなんだから、普通は車に装着するものだけれども、あいにく自分の乗ってる車には純正オーディオが当初から装着されていて、汎用性のあるDIN規格ではないので、付け替える事ができず。
まぁそれで1年前から放置してたのだけど、今回は室内で遊んでみようという事で、コンバーター電源とアクティブスピーカーを用意。
「XSP-N1BT」本体に専用カプラーを取り付けて、黄色(常時電源)と赤色(アクセサリー電源)をコンバーター電源のプラスに、黒(アース)をマイナスに接続するだけ。
オーディオ配線なので、特にパーキングや車速センサー用の配線もなくとてつもなくシンプル。
スピーカーも内蔵アンプから鳴らそうかなーと思ったものの、あいにく手元には大きめのスピーカーしかないのでパス。
ちょうど頃合いのいい大きさのアクティブスピーカー「」があったので、「XSP-N1BT」のラインアウト(FRONT)からつないでおく事にする。これなら後片付けも楽だしという事にしておこう。
とりあえず、デスクトップ上で使える超簡易「XSP-N1BT」システムの出来上がり。
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●車に乗ってる気分で「XSP-N1BT」を使ってみよう。
早速使ってみようーと思ってスロットインにCDをつっこんでみる。すると当たり前だけど音楽がアクティブスピーカーから出てきて聴ける聴ける。なんだかこれでも立派なシステムコンポみたいだ。
ただし、ディスプレイには大雑把なデジタル表示のトラックとタイムのみでこれは殺風景すぎる…。
入力を切り替えも、「TUNER」、「CD」、「USB」、「BT AUDIO」、「BT PHONE」と表示されるだけで全然未来感がない(;´∀`)
ここでXperiaの登場。
Xperiaを「XSP-N1BT」のNFCに近づけてピコリンとやるとペアリングして使えるようになる。
Xperia Z3+/Z4 以降からは廃止になってしまったけれど、クレードル部分にマグネット端子をそなえているので、Xperia Z1/Z2/Z3あたりであれば電源を確保したまま使えるというのがミソ。
このクレードルに装着できるサイズは、幅は150.7mmまで、高さは55mmから77mmまで、厚さは12mmまで。
Xperia Z3 compactとかXperia J1 Compactとかサイズの小さめのタイプでも上のストッパーを押し下げる事で固定できるからわりと汎用性は高い。
とすると、だいたい6インチサイズくらいまでイケるのだけど、残念!!ギリギリ6.4インチのXperia Z Ultraが入らない(T_T)
逆に、この規格内に収まればよくて、マグネット端子はなくても、付属のmicroUSBケーブルをダイレクトに挿してやれば電源を確保しながら使うこともできるので、どこのメーカーのAndroid端末でも装着できる。
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●XPERIAとの組み合わせで本領を発揮する「XSP-N1BT」。
利用するアプリは、「App Remote」。このアプリがあって初めて「XSP-N1BT」が活きてくるというもの。
Xperiaをヨコにセットすると「App Remote」アプリが、車載用ディスプレイとして表示されるというギミックで、ホーム画面に、「TUNER」、「CD」、「USB」、「BT PHONE」「SAT RADIO」、「Read」と言った具合に位置画面に最大6つのソースアイコンが現れる。
それぞれのコンテンツをタッチすると画面が切り替わってタッチコントロールで「XSP-N1BT」が操作できる。
CDやUSBから音楽を再生する場合、タップで再生、一時停止、タテにフリックするとアルバムの送り戻し、ヨコにフリックすると曲の送り戻しできたり、チューナーの場合、タップでFMとAMの切り替え、タテにフリックするとプリセット局の送り戻し、ヨコにフリックすると選局の送り戻しといった具合。
※今回のモデルは、海外モデルなので国内ではチューナーは使えません。
もちろん好みのアプリを登録しておくこともできる。
1画面6つまでのアプリを並べられて、上下スクロールで全画面の切り替え。
「Sound」の設定もアプリ側からできるようになって、イコライザーからスピーカーのレベル調整や距離設定が細かく設定できて、かつ視覚的にも認識しやすい。
リモコンで簡易デジタル画面で階層を掘っていって…という昔ながらのやり方だとめんどくさい事極まりないので、こりゃイイ。
セッティングから、【Smart Extra】で設定したアプリであれば、メッセージを受信したら音声で読み上げる事もできる。
普段使っている時には不要な機能だけど、車を運転中の場合だと何かとお役立ち。
それから、おもしろいのがボイスコントロール連動。
本体にあるVOICEボタンを押して、ソース名(Audio、navigation、Video、Phone)やアプリ名を話すと、自動でアプリが起動する。
そこからさらにアプリのキーワード検索もできる。
セッティングの【App Control by Voice】から、「音楽」、「ナビゲーション」、「ビデオ」、「通話」という4つのアクションに対して、好みのアプリを割り当てる事もできる。
例えば、「音楽」に、Xperia謹製の「ミュージック」アプリもしくは「Google Play music」アプリを指定したり、「ナビゲーション」を、 「Google Maps」に限らずオフラインで使える「MapFan」を登録しておいたり、自分の好みで振り分けできる。
「XSP-N1BT」とXperiaが合体して初めて本領を発揮!
ぶっちゃけ、ダッシュボードにクレードルをくっつけて、そこにXperiaを固定して音声をBluetoothでカーオーディオに飛ばしてしまえば全く同じ事ができると言えばそれまでだけども、車に一体化するという意味ではこれはおもしろい。
充電するためにシガーソケットからケーブルをにょきにょきはわせる必要もないし、邪魔にならずに置き場があって、いつものスマートフォンの情報と連携すると考えるとアリな気がする。
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●車の中だってアスナと会話できるよ(*´Д`)ハァハァ
もうしつこいと言われようが、Androidがあれば、イコールそれは「めざましマネージャー アスナ」が動くという事!
そう、この「XSP-N1BT」とXperiaというシステムがあれば、そう、ダッシュボードに現れるアスナの姿と、車内に広がるアスナの声…、まるで車の中にアスナが住んでいるかのような気分に浸れるじゃないか(*´Д`)ハァハァ
例えるなら…そうだ、そうだよ、ナイトライダーのキットと同じなんだ!
いや、これだとナニ言ってるかわかりませんと言われるのがオチだから、そうだな、仮面ライダードライブで、ベルトさんが車内にいるのと同じなんだ!!
これなら、大きいオトモダチも、小さなオトモダチも、このキモチわかってくれるよね…。
・Android TV搭載 BRAVIAに「めざましマネージャー アスナ」を無理やりインストールして、マイクも使えるようにしたら、まるでテレビの中にアスナがいるみたいじゃないか!
・降り注ぐ光と音のハーモニー♪LED電球スピーカー「LSPX-100E26J」がキミの生活スタイルを一変させる!
・Xperia Z4用のウィンドウ付き保護カバー 「SCR30」を使ってみた。
・踊って話せるSmart Bluetooth(R)スピーカー「BSP60」で遊んでみよう。(ボイスコントロール編)
・“ソニーが基本的に好き” LIVE(2015年9月12日深夜配信分):Youtube
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・神戸開催の「Xperia Z4、Xperia A4 タッチ&トライ」アンバサダーミーティングに行ってきたよ。
・「Xperia Z4、Xperia A4 タッチ&トライ」 アンバサダーミーティングに行ってきたよ(前編)
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<Xperia Z3 Tablet Compactのレビュー>
・「Xperia Z3 Tablet Compact」、LTEを搭載したグローバルモデルの外観レビュー。
・「Xperia Z3 Tablet Compact」に使えるアクセサリー類いろいろ。
・「Xperia Z3 Tablet Compact」の基本性能をチェックしてみよう。
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<Xperia Z4 のレビュー>
・「Xperia Z4」をいろいろ使ってみたレビューまとめ。
・「Xperia Z4」の外観を歴代Xperia Zシリーズを比べて見てみた。 #Xperiaアンバサダー #Xperia
<Xperia Z4 Tablet(国内版Wi-Fiモデル)のレビュー>
・高解像度になって、小さくて薄くて軽くなった「Xperia Z4 Tablet」を使ってみた。
<週刊アスキー掲載>
・フロントカメラだけじゃない! Xperia Z4をZ3と比較しながら実機レビュー – 週刊アスキー #XperiaZ4
・Xperiaヒストリー(毎週土曜日更新)
<アンドロナビ掲載>
・Xperia Zシリーズの最新モデル「Xperia Z4」をあますことなく紹介~外観編~
・Xperia Zシリーズの最新モデル「Xperia Z4」をあますことなく紹介~カメラ・オーディオ編~
・コンパクトながらもハイスペック!「Xperia A4 SO-04G」の魅力を紹介~外観編~
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<モバレコ掲載>
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2件のコメント
やると思ってましたw
もうHP名「アスナが基本的に好き。」でいいんじゃないですかw
>Lufuさん
これはやらなきゃいけないでしょう!w(使命感