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グローバルモデル「Xperia C4 Dual(E5363)」をいじってみたレビュー。

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既に8月中旬の時点でグローバルモデルの「Xperia C5 Ultta」が発売になっているけれど、6月に発売になったセルフィー(自撮り)に特化した「Xperia C4 Dual」EXPANSYSさんよりお借りしたので、本体の外観と基本性能をレビューしてみる。

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●Xperia C4 Dualの外観をみてみる。

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「Xperia C4 Dual」の正式型番は、(E5363)。

本体の大きさのわりにコンパクトなパッケージで、横はミントカラー。中身は、本体以外の付属品は、microUSBケーブルと、ACアダプター、イヤホンと取説といった紙類。

カラーバリエーションはBlack / White / Mint の3色展開で、定番カラーのブラックとホワイトに比べて、このポップなカラーのミントの異色感は半端ない。

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ディスプレイサイズは、約5.5インチとスマートフォンとしては大きくて、ミッドレンジながら解像度もフルHD(1,920×1,080)へと高画素化したIPS液晶に、Mobile BRAVIA Engine 2を採用、Super Vivid Modeにも対応している。

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素材は、樹脂製で背面から側面まで一体成型風にみせているデザインで、実際には、複数のパーツで構成されていて、最近のトレンドとなっている防水防塵といった機能はなし。

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本体サイズは、高さ約150.3 mm x 幅約77.4 mm x 厚さ約7.9 mm、質量は、147g。

基本スペックは、プロセッサーは64bitオクタコア 1.7 GHz MediaTek MTK6752、ARM Mali760 MP2 700 MHz、、メモリー(RAM)2GB、内部ストレージ(ROM)は16GB。外部メモリーは、microSD最大128GBまで対応。

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側面にあるフタをパコっと開けると、デュアルSIMモデルなので、SIMのスロットが2つ(nano SIM)があることを確認。トレイではなくプッシュして出し入れする。それぞれのSIMスロットに1番と2番の番号がふってある。 さらにその横には、MicroSDスロットがある。

サイドにMicroUSB端子と上部にイヤホンジャックは、ダイレクトに差し込むタイプ。

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背面カメラは、約1,300万画素の積層型CMOSイメージセンサーExmor RS for mobileを採用して、すぐ下にあるのがLEDライト。中央部に、NFC、SONYロゴがならんで、下側にみえるXperiaロゴのとなりにあるのはモノラルスピーカー。

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正面の上部中央にSONYロゴがあって、すぐその横に500万画素、25mmと広角なカメラを搭載、前面にもLEDライトを備えていて、まさにセルフィー向けに作られたスマホという感じ。下部分にはロゴはなし。

ボティカラーがブラックとミントはベゼルはブラックで、ホワイトのモデルはベゼルもホワイトになる。

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「Xperia C4 Dual」をXperia Z4と並べて比較。ディスプレイサイズが5.5インチとより大きくなるので、全体にXperia Z4よりも大きめサイズになる。解像度は1920×1080あるので見え方も同じ、UIも同じ。

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本体の質感は、さすがにガラスの背面と金属フレームからなるXperia Z4からすると、「Xperia C4 Dual」の樹脂ボディのチープ感は否めないけれど、そこはミドルレンジの価格帯を考えれば納得のレベル。

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側面を見ると電源ボタンとボリュームボタン、カメラボタンという並びからして、Xperiaシリーズ特有の配置。

厚みは、Xperia Z4が6.9mmなのに対して、「Xperia C4 Dual」は1mmも厚い7.9mmになるけれど、本体の大きさからすると随分と薄くみえる。重さは、Xperia Z4が約144g、「Xperia C4 Dual」が約147gとほぼ同じ。

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●Xperia C4 Dualの中身もチェックしてみる。

以下、「Xperia C4 Dual」の初期セットアップから基本スペックをチェックしてみる。

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 「Xperia C4 Dual」の電源を投入すると、言語選択で「日本語」を選んだ後にセットアップ画面は7枚。

利用規約から、データ通信設定、ここではデュアルSIMのデータ通信設定をはさんで、Wi-Fi設定、Googleアカウント設定、SONYのアカウント設定、Facebookアカウント設定、とすすめればセットアップ完了。

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5.5インチ(解像度1920 x 1080のディスプレイに表示されるホーム画面は、4×4グリッド、Android 5.0に準ずるマテリアルデザイン。

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これが標準でプリインストールされるアプリ群。ひとまず余計なプリインアプリはなくスッキリ。ドロワー(アプリ一覧)も4×5グリッドとXperia Z4と同じ。アイコンはこうなるとかなり大きい。

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「Xperia C4 Dual」(E5363)のAndroid OSのバージョンは、5.0(Lollipop)。初期のビルド番号は、「27.1.8.1.81」。

技適に関しては、EU、USのみ。残念ながら日本の技適はなし。

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「Xperia C4 Dual」(E5363)のストレージ容量は16GBで、機器として見える容量も16GBで、初期段階で利用できる空き容量は9.44GB。

2GBの搭載メモリー(RAM)のうちデフォルトでの未使用領域は、804MB。

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「画面設定」を確認すると、動作再生時の画質を調整する「Mobile BRAVIA Mngin 2」と「ダイナミックモード」の2段階の「高画質モード」を備えていて好みの画質調整ができる。また、「手ぶくろモード」や「ホワイトバランス」の調整機能もある。

「Xperia接続設定」には、2台以上で使える「ワンタッチ設定」やテレビに画面を表示する「スクリーンミラーリング」はあるけれど、Xperia Z4などに搭載されているキャスト機能、Windowsテザリング接続、DUALSHOCKコントローラとの接続、MirrorLinkといったものは省かれている。

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オーディオ機能には、サウンドエフェクト機能としてイコライザーとサラウンド(VPT)の2つが調整できるほか、自動でSONYオススメの音質に調整してくれる「ClearAudio+」や「ダイナミックノーマライザー」と、ヘッドホンのモデルを選ぶ事でより最適化した音質にする機能を備えている。

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背面カメラは、約1,300万画素の積層型CMOSイメージセンサーで広角なので、煽りで撮ってもダイナミックに撮れるのが良いところ。HDRビデオにも対応しているので、動画撮影時に逆光のような明暗差のあるシーンでも白とび黒つぶれの少ない自然な色の動画の撮影ができる。

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 それから、前面カメラも25mmと広角で、自撮りをしても、友達同士でも一緒に入りきれて、背景もバッチリ映り込める。前面にLEDライトもを備えているので光量が足りない時や、逆光になっている時にはかなり重宝する。

新しく加わった「スタイルポートレート」や「ARマスク」といったカメラアプリも背面カメラだけじゃなく、前面カメラでも使えるようになっていてこれがまた楽しい。

 

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デュアルSIMもでるならではの、デュアルSIM設定。1枚目のSIMと2枚目のSIMの設定が個別にできる項目が見える。

ちなみに、片側でLTEとGSMいずれかで動作する仕様なので、どっちもLTE待ち受けというのは無理。

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非常に残念なところは、入力のIMEに「POBox Plus」が入っていないということ。Xperia Z4の「POBox Plus」がより使いやすくなっていただけに、「Xperia C4 Dual」に入っていないのは残念。

入っているのは、Google音声入力、中国語キーボードのみで、入力言語設定から探すものの日本語(JP)はないので、別途IMEはインストールしないと日本語の入力ができない。

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バッテリー容量は2,930mAhで、「STAMINAモード」を設定することで、アプリごとにバッテリーの消費を極力抑えてより長く使えるカスタマイズもできる。緊急用の「Ultra STAMINAモード」を使えばさらに長持ちさせる事もできる。

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 画面の大きい「Xperia C4 Dual」ならではの機能として、「片手モード」を搭載していること。

ダイヤル番号や、画面ロック解除をするときに、アイコンが小さくなって、画面の左、もしくは右に寄り添う形になるというもの。

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 両手だと問題ないものの、片手で操作しようとすると画面が大きすぎて指がとどかない、とか、思わず手から滑って落としそうになるので、これを使うと随分と楽になる。

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 それから、当然画面の上からひっぱり出す通知やクイック設定ツールのアクセスも、指が届かないことを考慮して、ホームボタンをダブルタップすると、通知/クイック設定ツールが開くようにできる。

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すでに、さらに6インチという画面の大きい「Xperia C5 Ultta」が出てきているので、スマホ最大画面というわけではないけれど、5.5インチにもなるとなかなかの迫力で、あとは価格帯としても随分とリーズナブル(執筆時点でEXPANSYSで日本円にして35,000円弱という安さっぷり。

海外に旅行した際に、調べ物したり、MAPをみたりしながら、時には自撮りで記念撮影しよう、といった一連の作業出来て、デュアルSIMならではの、GSMとLTEの2枚さしで、音声通話とデータ通信をうまく使い分ける事ができるので、コストパフォーマンスはなかなか高い。

<Xperia Z4 のレビュー>
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・EXPANSYS(エクスパンシス)

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