ドコモ「Xperia 5 V SO-53D」は、5G SA 非対応? では SIMフリーモデル「Xperia 5 V XQ-DE44」は、5G SAに対応しているのかを検証。「Xperia 1 V XQ-DQ44」と合わせて、n78、n79のバンドでの接続を確認。
10月13日に、ドコモの販売する「Xperia 5 V SO-53D」の仕様が一般に公開。
その中の「対応周波数」をみると、「5G SA(Stand Alone)」に非対応となっていた。
同じく、フラッグシップモデルのドコモ「Xperia 1 V SO-51D」では対応しているにもかかわらず。
これは、もしかして「Xperia 5 V」全般に対応していないということなのか?
これは非常に気になるところで、SIMフリーモデル「Xperia 5 V XQ-DE44」で実際に「5G SA」が利用できるか確かめてみる必要がある。
「5G SA」は、5G専用のコアネットワーク設備である5GC(5G-Core)と、5G基地局を組み合わせて通信をする方式で、高速通信を利用できるというもの。
ただし、各キャリアとも展開エリアが限られていることもあって、未だにドコモ以外は提供エリアの情報がほとんどない状態。
そのためSIMフリーモデルのスマートフォンでは5G SA対応がわからず、利用できるかどうかは実際にその対応エリアまで行って確かめる他ない。
ということで、近場の「5G SA」が検証できそうな場所で試してみる事にした。
・Xperia 5 V XQ-DE44 | Xperia(TM) スマートフォン(SIMフリー) | ソニー
・Xperia 1 V(XQ-DQ44) | Xperia(TM) スマートフォン | ソニー
・Xperia(TM) スマートフォン | ソニー
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目次
●「5G SA」を利用するには?サービス申し込みと対応SIM、そして対応エリア。
<前回の検証記事>
・SIMフリーモデル「Xperia 1 V(XQ-DQ44)」は、5G SAに対応しているのか?(実践編)ドコモ回線の 5G SA に接続、高速通信を確認!ただし、バンドやキャリアによっては接続できない可能性もある。
・SIMフリーモデル「Xperia 1 V」は、5G SAに対応しているのか?(準備編)ドコモ 5G SA を利用するために必要な申し込みとSIMカード(ドコモUIMカード)。
まず前提として、「5G SA」を端末で利用するには、ドコモの場合は「5G SA」サービスを利用する申し込みが必要。
さらに、5G SAサービスを利用するにはVer.6以上のSIMが必要。
※SIMカード(ドコモUIMカード)の色が、グリーンであればVer.7、水色(スカイブルー)であればVer.6。
これらの条件をクリアして初めて「5G SA」が使える条件が揃う。
2023年10月時点 |
あとは、「5G SA」に対応したエリアに行って使えるかどうかを試すだけ。
ではあるのだけれど、提供されているエリアやスポットがかなり限定されている。
ドコモHPの「5G SA」の提供エリアを調べると、[提供施設・スポット]が掲載されたPDFと、地域別サービス提供状況のテキストデータが掲載されているだけ。
これらの情報をもとに”提供エリア”とされる場所に行ってドコモアンテナを探してテストすることになる。
そもそも全国的に「5G SA」該当エリアが異常に少ないうえに狭くて実用に耐えうる状態ではない事を考えると、今のところ月額利用料550円が無料になっているのもうなずける。
そして今回試してみた端末は、SIMフリーモデル「Xperia 5 V XQ-DE44」と、「Xperia 1 V(XQ-DQ44)」。
「Xperia 1 V(XQ-DQ44)」では前回、5G SAをつかんだものの、ドコモでのみ利用されるn79(5G SA)の接続が確認できなかったのでそれも含めて確かめてみたい。
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●SIMフリーモデル「Xperia 5 V XQ-DE44」で5G SAをつかむ事を確認!ドコモ採用バンドのn79もキャッチ。
今回、検証した場所は、河川敷沿いの道から見えるドコモの基地局。
見通しも良くそれなりに近づける位置にあるしわかりやすい。
これなら電波も浴びれそう。
一応、ミリ波も展開しているようだけど、今回持ってきたSIMフリーモデル2台ともにミリ波には非対応なため検証していない。
SIMフリーモデル「Xperia 5 V XQ-DE44」、「Xperia 1 V(XQ-DQ44)」それぞれに、最新のドコモSIM(ドコモUIMカード Ver.7)を入れて検証してみた。
SIMフリーモデル「Xperia 5 V XQ-DE44」で「5G SA」を浴びた結果
電波状況を調べてみると、SIMフリーモデル「Xperia 5 V XQ-DE44」では問題なく「5G SA」を掴むことが出来た。
しかも、5G SAのうちn78(3.7GHz帯)に加えて、ドコモのみが利用しているn79(4.5GHz帯)についても接続が確認できた。
通信スピードテストをしてみると、下り速度は最高1Gbpsに迫る速度で、上りについては最高でも20Mbpsとあまり速度が出なかった。
技術規格上の最大値ダウンロード:4.9Gbps、アップロード:1.1Gbps と比べると物足りないものの、下りに関しては日常利用している通信スピードと比べればかなり高速。
ただし、こんな良好な環境でも上り速度が圧倒的に遅いのはなぜなのか?という不満は残る。
ともあれSIMフリーモデル「Xperia 5 V XQ-DE44」で「5G SA」が利用できるという確証は得られた。
SIMフリーモデル「Xperia 1 V(XQ-DQ44)」で「5G SA」を浴びた結果
次に、SIMフリーモデル「Xperia 1 V(XQ-DQ44)」でも同様に試してみると、こちらも問題なく「5G SA」を掴むことが出来た。
そして、「Xperia 1 V(XQ-DQ44)」でも、5G SAのうちn78(3.7GHz帯)に加えて、ドコモのみが利用しているn79(4.5GHz帯)についても接続が確認できた。
前回、別のエリアで試したときは、n79の接続が確認できなくてモヤモヤしていたのでこれでスッキリ。
同様に通信スピードテストをしてみると、下り速度は最高1Gbps、上りについてはやはり最高20Mbps程度しか出なかった。
ことのついでにもう一つ調べてみた。
この「5G SA」の環境下で、「原神」をプレイ。
すると、画面の右上に表示されている応答速度の数値が「55ms」となっていた。
さすがに自宅などの固定の光回線に比べると決して早くはないものの、応答速度としては不利なモバイル回線という状況でこの数値であれば悪くはない。
※「5G NSA」では100msくらいだったのでかなりの違い。
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●SIMフリーモデルはドコモ「5G SA」に接続可能。ただし他キャリア・バンドについては不明。
SIMフリーモデル「Xperia 5 V XQ-DE44」、「Xperia 1 V(XQ-DQ44)」で、「5G SA(Stand Alone)」が利用できるのか?という疑問について。
実際に提供エリアで検証してみたところドコモの5G SAの利用ができた。
そして、5G SAのn78(3.7GHz帯)とn79(4.5GHz帯)に接続できたという事実。
とはいえ「Xperia 5 V XQ-DE44」、「Xperia 1 V(XQ-DQ44)」が対応している5G SAバンドは特に公開されていない事もあって、そのほかの5Gバンドやキャリアごとの対応については個別に検証していかないとわからない事も多い。
また、「5G SA」は、ドコモの端末では本来ならアドバンテージとなるはずなのに、どうしてドコモの販売する「Xperia 5 V SO-53D」が非対応となっているのかも何故かわからない。
アップデートで対応すれば、また追記する予定。
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●Xperia 1 Vキャリアモデル発売!SIMフリーモデルレビュー。
SIMフリーモデル「Xperia 1 V(XQ-DQ44)」レビュー
・(その1)所有欲を満たすボディデザイン、シンプルな中身、メモリ16GB・ストレージ512GB 大容量というSIMフリーモデルの魅力。
・(その2)ベンチマークテストとゲームの挙動を比較。「Xperia 1 V」は前モデルを圧倒!、Xperia Streamを利用すれば高負荷なゲームも長時間安定してプレイ可能。
・発熱制限を緩和して、「Xperia 1 V」を長時間使うための「撮影持続モード」と「モニター持続モード」。SIMフリーモデルとキャリアモデル毎に対応の違い。
・「Xperia 1 V」と「Xperia 1 IV」で、高負荷 4K120P撮影の録画時間を検証。「Videography Pro」の撮影持続モードをオンにすると、さらなる長時間撮影が可能に。
・SIMフリーモデル「Xperia 1 V(XQ-DQ44)」で、「povo2.0」のeSIM新規契約申し込みと登録、そして物理SIMとeSIMのデュアルSIM運用を試す。「データSIM自動切換え」が便利。
SIMフリーモデル「Xperia 1 V」は、5G SAに対応しているのか?
(準備編)ドコモ 5G SA を利用するために必要な申し込みとSIMカード(ドコモUIMカード)
(実践編)ドコモ回線の 5G SA に接続、高速通信を確認!ただし、バンドやキャリアによっては接続できない可能性もある。
・「Xperia 1 V」を、物理キーひとつでいつでも瞬時に「Photo Pro」と「Video Pro」に切り替えて撮影できる最強仕様にカスタムしてみた。
・Xperia SIMフリーモデルに、「ドコモSIM」を入れて「ドコモメール」を使えるように設定してみる。「Gmail」アプリにドコモメールを設定する方法。
・ドコモ版「Xperia 1 V SO-51D」に強制プリインストールされている悩ましいキャリアアプリをどうにかしたい。
(初級編)リスクの少ないアプリの無効化で手軽にストレス軽減。
(中級編)消せない不要なプリインストールアプリを、PCを利用してadbコマンドで削除する。
(上級編)不要なアプリをリストアップしてバッチファイルを作成、いらないアプリを一掃する。
・「Xperia 1 V」の「外部モニター」アプリが、ピーキング / ゼブラパターン / 録画対応といったプロ用モニターと同等機能を搭載。高輝度モニターとして安定して使えるまでに神進化!
・Xperia 1 V「外部モニター」アプリの進化点と注意点。「外部モニター」に備わった機能の便利な表示プリセット設定や、USBストリーミング時のマイク仕様について徹底解説。
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●Xperia 5 V純正スタイルカバー販売開始
Style Cover with Stand for Xperia 5 V(XQZ-CBDE)
ソニーストア販売価格:4,730円(税込)
カラー:グレー、ブルー、ブラック
最速お届け予定:2023年10月13日頃
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●ソニーストア Xperia SIMフリーモデルラインナップ
Xperia 5 V(XQ-DE44)
ソニーストア販売価格:139,700円(税込)
カラー:プラチナシルバー、ブルー、ブラック
36回まで分割払手数料が【0円】
月々の支払い 3,800円(税込)
1回目のみ 6,700円(税込)
・Xperia 5 V SIMフリーモデル 発売記念キャンペーン | Xperia (エクスペリア) スマートフォン | ソニー | Xperia(TM) スマートフォン(SIMフリー) | ソニー
Xperia 1 V(XQ-DQ44)
ソニーストア販売価格:194,700円(税込)
カラー:ブラック、プラチナシルバー、カーキグリーン
36回まで分割払手数料が【0円】
月々の支払い 5,400円(税込)
1回目のみ 5,700円(税込)
SIMフリーモデル「Xperia 1 V(XQ-DQ44)」レビュー
・(その1)所有欲を満たすボディデザイン、シンプルな中身、メモリ16GB・ストレージ512GB 大容量というSIMフリーモデルの魅力。
・(その2)ベンチマークテストとゲームの挙動を比較。「Xperia 1 V」は前モデルを圧倒!、Xperia Streamを利用すれば高負荷なゲームも長時間安定してプレイ可能。
Xperia 1 IV(XQ-CT44)
ソニーストア販売価格:149,600円(税込)⇒139,700円(税込)
カラー:ブラック/アイスホワイト/パープル
Xperiaケアプラン(月払い550円/年払い5,500円)
36回まで分割払手数料が【0円】
月々の支払い 3,800円(税込)
1回目のみ 6,700円(税込)
・「Xperia 1 IV」SIMフリーモデルのベンチマークはいかに?SIMフリーモデルとキャリアモデルの処理性能の差は軽微。ところがゲーミングギアを装着するとベンチマーク結果が35%向上!
・ゲーミングギア「Xperia Stream 」は「Xperia 1 IV」を本格的なゲーミングマシンへと変貌させる。高負荷なゲームを長時間安定してプレイできる冷却性能と、自由度の高いカスタマイズ性。
Xperia 5 IV(XQ-CQ44)
ソニーストア販売価格:119,900円(税込)⇒99,000円(税込)
カラー:ブラック/エクリュホワイト/グリーン
Xperiaケアプラン(月払い550円/年払い5,500円)
36回まで分割払手数料が【0円】
月々の支払い 2,700円(税込)
1回目のみ 4,500円(税込)
Xperia 10 V(XQ-DC44)
ソニーストア販売価格:67,100円(税込)
カラー:ブラック、ホワイト、ラベンダー、セージグリーン
36回まで分割払手数料が【0円】
月々の支払い 1,800円(税込)
1回目のみ 4,100円(税込)
Xperia 10 IV(XQ-CC44)
ソニーストア販売価格:60,500円(税込)⇒53,900円(税込)
カラー:ブラック/ホワイト
Xperiaケアプラン(月払い550円/年払い5,500円)
36回まで分割払手数料が【0円】
月々の支払い 1,400円(税込)
1回目のみ 4,900円(税込)
・5G対応 SIMフリーモデル「Xperia 10 IV(XQ-CC44)」をレビュー。約161gの軽さと5000mAhの大容量バッテリーを備えた扱いやすいミッドレンジスマホ。
Xperia PRO-I (XQ-BE42)
ソニーストア販売価格:139,700円(税込)⇒119,900円(税込)
カラー:フロストブラック
Xperiaケアプラン(月払い550円/年払い5,500円)
36回まで分割払手数料が【0円】
月々の支払い 3,300円(税込)
1回目のみ 4,400円(税込)
・これを待っていた!悲願の1.0型イメージセンサーを搭載したスマートフォン「Xperia PRO-I」現る!ポケットから一瞬で取り出して撮れる静止画と動画に納得のクオリティ。
・「Xperia PRO-I」は1.0型センサーを有効活用できていないって本当?クロップは悪なのか?を考察。ガチカメラを搭載したソニー製スマホが欲しいという欲求の行く先。
・「Xperia PRO-I」は1.0型センサーを有効活用できていないって本当?クロップは悪なのか?を考察。ガチカメラを搭載したソニー製スマホが欲しいという欲求の行く先。
Xperia 5 III (XQ-BQ42)
ソニーストア販売価格:89,100円(税込)⇒79,200円(税込)
カラー:ブラック/ピンク/グリーン
Xperiaケアプラン(月払い550円/年払い5,500円)
36回まで分割払手数料が【0円】
月々の支払い 2,200円(税込)
1回目のみ 2,200円(税込)
・5G対応 SIMフリーモデル「Xperia 5 III(XQ-BQ42)」レビュー。フラッグシップモデル「Xperia 1 III」と同等のスペックと機能を詰め込んだコンパクトボディが魅力。
・「スマホあんしん買取サービス」&「Xperia乗り換えキャンペーン」
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●SIMフリーモデル Xperiaの使い方
・SIMフリーモデル「 Xperia 1 II (XQ-AT42)」のSIMカードの利用方法とAPN設置。データ通信や音声通話を使い分けできるデュアルSIMが最高に便利。5G利用時の注意点。
・国内SIMフリーモデル「Xperia 1 II (XQ-AT42) / Xperia 5 (J9260)」を買ったら、「モバイルSuica」の設定をしておこう。 Xperia 1 (J9110)は「おサイフケータイ」非対応なので注意。
・国内SIMフリーモデル「Xperia 1 II / Xperia 5」に「モバイルSuica」を設定したら、よりお得に使う方法を検討してみよう。「JRE POINT」の登録や、「ビューカード」、「楽天ペイ+楽天カード」との連携。
・SIMフリーモデル「 Xperia 1 II / Xperia 1 / Xperia 5」のデュアルSIMを活かす。サブ回線として、1年間無料&解約料無料の「Rakuten UN-LIMIT V」を使ってみる。
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●ソニーストア 直営店舗(銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神)
※ソニーストア直営店(銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神)にて購入の際、ショップコード「2024001」を伝えていただくと当店の実績となります。
ご購入される方はよろしければ是非ともお願い致します。
ソニーショールーム / ソニーストア 銀座
街の中心にある銀座四丁目交差点に面したGINZA PLACE(銀座プレイス)4階~6階。
東京メトロ銀座線・丸の内線・日比谷線「銀座駅」A4出口直結
営業時間:11:00~19:00
ソニーストア 札幌
moyuk SAPPORO 3階
さっぽろ地下街ポールタウン直結
地下鉄「大通駅」から徒歩3分、「すすきの駅」から徒歩5分
札幌市電「狸小路停留所」から徒歩1分
営業時間:11:00~19:00
ソニーストア 名古屋
名古屋市営地下鉄栄駅サカエチカ8番出口。丸栄百貨店南隣
営業時間:11:00~19:00
ソニーストア 大阪
大阪駅/梅田駅から徒歩5分程度。ハービスエント4階
営業時間:11:00~20:00
ソニーストア 福岡天神
西鉄福岡(天神)駅南口から徒歩5分。西鉄天神CLASS
営業時間:11:00~19:00