”α9”にマウントアダプター「LA-EA3」とAマウントレンズをつけて、AF追従しながら連写できる設定を覚えておこう。
・ついにやってきたデジタル一眼カメラ”α9”外観編、触らないと気付かなかったやたらと細かい修正が入りまくりの良好な操作フィーリング。
・デジタル一眼カメラ”α9”の感度特性を知りたい。 ISO感度ごとにα9、α7RⅡ、α7、α6500の4機種で夜間撮影比較してみた。
・ずっと見えたまま被写体をつかまえて連写しまくれる”α9”の変態性能を、子供撮りのためだけに使ってみる。
・暗がりで動き回る子どもを「瞳AF」で追いかけて撮影してみよう。α9、α7RⅡ、α7の3機種で比較してみた。
・瞳AFだけじゃない、”α9”の被写体を捕まえる機能たちと、ホールドしたまま直感的に操作できるボタンとの組み合わせでかなり便利に。
の続き。
Eマウントのいいところは、フランジバックの短さを利用してマウンドアダプターを介せばいろんなレンズが装着できることよね。
てことでまだ他社レンズは持ってないものの、デジタル一眼カメラα9にマウントアダプター「LA-EA3」を装着した時、Aマウントレンズの性能をギリギリまで活かせるように、備忘録として書いておこう。
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●「LA-EA3」装着時の連続撮影速度とオートフォーカスの追従の条件。
Aマウント用のマウントアダプターは2種類あるけれど、α9で利用する場合、「LA-EA4」と「LA-EA3」では挙動の違いが結構あって、”高速連写時にフォーカス追従する”という使い方には「LA-EA3」のほうが有利。
お約束として、ソフトウェアアップデートを最新(現時点ではver. 02)しておく。
そうすることで、特定のAマウントレンズ装着時に、オートフォーカス追従しながら、AF/AE追従最高10コマ/秒の連写がHiモードとMidモードで可能になる。
・LA-EA3 マウントアダプター アップデート (Windows) Ver. 02
ちなみに、Aマウントレンズによっても、連写枚数(秒)やAF追従の有無も変わってくるのでややこしい。
現状最大利用できるレンズは2017年5月25日時点で11本。
「AF-Cモード時、最高10枚/秒のAF追従連続撮影」、「AF-S/DMF/MFモード時、最高20枚/秒の連続撮影」に対応しているレンズは以下のとおり。
・SAL1635Z2 Vario-Sonnar T* 16-35mm F2.8 ZA SSM II
・SAL1650 DT 16-50mm F2.8 SSM
・SAL18135 DT 18-135mm F3.5-5.6 SAM
・SAL2470Z2 Vario-Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM II
・SAL300F28G2 300mm F2.8 G SSM II
・SAL500F40G 500mm F4 G SSM
・SAL50F14Z Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM
・SAL55300 DT 55-300mm F4.5-5.6 SAM
・SAL70200G2 70-200mm F2.8 G SSM II
・SAL70300G2 70-300mm F4.5-5.6 G SSM II
・SAL70400G2 70-400mm F4-5.6 G SSM II
あれ少ない?と思ったけれど、連写枚数は減るものの「AF-Cモード時、最高8枚/秒のAF追従連続撮影」に対応しているAマウントレンズはさらに15本ある。
これでも全然余裕で使える。
後他に、AF追従はできないものの、「AF-S/DMF/MFモード時、最高15枚/秒の連続撮影」に対応しているAマウントレンズが35本ほどある。
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●「LA-EA3」とAマウントレンズを装着して撮影するときの注意。
α9 + 「LA-EA3」 + 70-200mm F2.8 G SSM II 「SAL70200GM」 で合体。
もちろんα9のAFの性能をフルに発揮させるならFEレンズのFE 70-200 mm F2.8 GM OSS 「SEL70200GM」が圧倒的に相性が良いのはわかっちゃいるけれど、持ってないものは仕方がない(;゚∀゚)=3ハァハァ
70-200mm F2.8 G SSM II 「SAL70200GM」 は、同じ明るさのレンズながらも色味などのテイストの違いもあったり、開放からシャープな映りと、前ボケも後ボケもやわらかくて、二線ボケの出にくいザワザワとうるさくならない背景も良好。
手持ちのAマウントレンズ資産が活かせるってステキ!
・ソニーストアで、G Master 望遠ズームレンズ「SEL70200GM」やテレコンバーター「SEL20TC」をカメラに装着して、Aマウントレンズといろいろ比べてみた。
ただし、マウントアダプター「LA-EA3」を装着時のカメラ設定の条件をちゃんと把握していないと、Eマウントレンズのときと違って慌てふためく事になってしまうので注意が必要。
オートフォーカス追従しつつ最高10枚/秒の連続撮影ができるために最低限把握しておかないといけない設定条件は以下のとおり。
<カメラ設定例>
フォーカスモード : AF-C
連続撮影 : Hi
シャッター方式 : [オート]または[電子シャッター]
シャッタースピード : 1/125 より高速
絞り値 : F11より小さい(明るい)
画像サイズ:L
連写中は、絞りは固定になる。
また、その他のSSM/SAMAマウントレンズについては、最高8コマ/秒の連写速度が上限になる。
※連続撮影可能枚数は被写体、カメラの設定状態(画像サイズやISO感度、高感度ノイズリダクション、レンズ補正(歪曲収差補正)実行時)、使用する記録メディアの条件などにより減少する場合がある。
それから、マウントアダプター「LA-EA3」を装着時には利用できない機能もあることも覚えておこう。
まずα9の最大の武器ともいえる[瞳AF]や[ピント拡大中のAF]といった便利機能が使えなくなる。
特に[瞳AF]に頼りっきりになりすぎると、突如使えなくなると現場でかなり狼狽するので、日頃から別の撮り方(AFオンやフレキシブルスポットやマニュアルフォーカスetc)にも慣れておいたほうが困らない。
<2017年9月27日追記>
α9のアップデート(Ver. 1.10)により、最高10枚/秒もしくは8枚/秒のAF追従連続撮影に対応しているAマウントレンズを対象に瞳AFが可能になった。
α9の場合だと、[ワイド]、[中央]、[フレキシブルスポット:S]の3つは利用可能で、[ゾーン]、[拡張フレキシブルスポット]、[ロックオンAF:拡張フレキシブルスポット]は使えなくなる。
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こうして確認すればわかっちゃいるものの、ふと期間があいて久しぶりに使おうとすると、細々した条件は忘れがちになるものなので、そんなときの参考になれば。
この組み合わせでもどこかに撮りに行ってみよう。
・ソニーストアでデジタル一眼カメラ”α9”の実機を触ってきたよ。(ファインダー見え続けながらの高速連写と高速AFと食いつきっぷりはマジで凄かった編)
・ソニーストアでデジタル一眼カメラ”α9”の実機を触ってきたよ。(Eマウント機の弱点をことごとく解消してきた外観編)
・デジタル一眼カメラ α9 (ILCE-9)の機能を調べよう。(設定メニュー編その1)
・デジタル一眼カメラ α9 (ILCE-9)の機能を調べよう。(設定メニュー編その2)
・デジタル一眼カメラ α9 (ILCE-9)の機能を調べよう。(設定メニュー編その3)
・α9に保護ガラスシート「PCK-LG1」を貼ってみる。純正ではコレ一択。フィルムタイプが好みならサードパーティ製を選ぼう。
・α9、α7ⅡシリーズのグリップがAマウント並に安定するグリップエクステンション「GP-X1EM」。一度使うとあの感触が忘れられなくなる。
・「ま、前からこのカメラ使ってるに決まってるじゃない(;゚∀゚)=3」 α7Ⅱシリーズからの”α9擬態化作戦”を決行セヨ!
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<デジタル一眼カメラ”α9”の性能を体をはってテスト! >
2017年5月27日(土)ライブ配信の録画。
<α9をソニーストアで触ってきた感動をひたすらしゃべっている動画>
2017年5月13日(土)ライブ配信の録画。
<α9とSEL100400GMについてひたすらしゃべっている動画>
2017年4月22日(土)ライブ配信の録画。
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●デジタル一眼カメラα9ボディ
『α9』 ボディ ILCE-9(E マウント)製品ページ
・デジタル一眼カメラ α9 ボディのみ ILCE-9購入ページ
ソニーストア販売価格:499,800円(税別)
●ソニーストア割引クーポン10%OFF
●長期保証サービス3年ワイド(無償)
●提携カード結成で3%OFF
●24回払いまで分割手数料0%
●αあんしんプログラム
αオーナー向けの「あんしん・快適な」サービス
「レンズ長期保証優待」、「αメンテナンス最大50%OFF」、「下取りサービス増額」
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●ソニーストア 直営店舗(銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神)
※ソニーストア直営店(銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神)にて購入の際、ショップコード「2024001」を伝えていただくと当店の実績となります。
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ソニーショールーム / ソニーストア 銀座
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・「光を捉え続ける」システムにより新次元の高速性能を実現 フルサイズミラーレス一眼カメラ 『α9』 | プレスリリース | ソニー
・35mmフルサイズミラーレス一眼カメラ「α7RⅡ」を、ソニーストア大阪で触ってきたレビュー。
・35mmフルサイズミラーレス一眼カメラ「α7RⅡ」、外観レビュー。
・ついに来たよ35mmフルサイズのコンパクトデジタル一眼Eマウント”α7”!
・やたらウキウキで、初めてα7/α7Rを持って撮影してきた!
・α7を持って、横須賀港に撮影に行ってみた。
・α7にマウントアダプター+望遠レンズで、呉港に撮影に行ってみた。
・かなり楽しみに待ってた「SEL55F18Z」が来たからα7他で撮ってきてみた。
・α7で、1/1ガンダムとストライクフリーダムを狙い撃つっ( ゚д゚ )!!!
・α7にあるとかなり重宝するカールツァイスレンズ「SEL2470Z」。
・Eマウント待望のフルサイズ対応望遠ズームレンズ「SEL70200G」を使ってみよう!
・ダイナミックな広角からスナップまでを1本でこなせるフルサイズEマウントレンズ 「SEL1635Z」を使ってみよう。
・広角24mmから望遠240mm(APS-C360mm)までカバーする高倍率ズームレンズ 「SEL24240」を使ってみよう。
・2015年8月8日(土)、福岡天神を歩きながらデジタル一眼カメラ”α7RⅡ”を初めて使ってみた。
・9月19日(土)、ソニークラスタのみんなで撮影会に行ってきたよ。(横田基地友好祭2015 編)
・9月19日(土)、ソニークラスタのみんなで撮影会に行ってきたよ。(国営昭和記念公園 編)
・9月19日(土)、ソニークラスタのみんなで撮影会に行ってきたよ。(銀座~築地、夜散歩 編)
・9月20日(日)、強行突破で「東京ゲームショウ 2015」に行ってきたよ!
・9月20日(日)、ソニークラスタのみんなで撮影会に行ってきたよ。(伊丹空港千里堤防 編)
・2015年10月15日(木)、「平成27年度自衛隊観艦式」の事前公開(体験航海)に行ってきたよ。
・フルサイズと明るいレンズの組み合わせで背景ボケを楽しめる、単焦点レンズ(FE 50mm F1.8) 「SEL50F18F」
・”αシリーズ”Eマウントカメラの性能を出しきれる待望の望遠ズーム(FE 70-300mm F4.5-5.6 G OSS)「SEL70300G」。
・キリっとした解像感とふんわりとろけるボケの柔らかさがキモチイイ! FE 85mm F1.4 GM『SEL85F14GM』と格闘しながら1ヶ月ちょっと使い続けてみた。
・さーさーの葉ーさーらさらー♪の七夕飾りを撮影散歩。(α7RⅡ+SEL85F14GM)
・ビシっと決まる解像感と描写力、ポートレートからスナップまでが1本で撮りやすい、単焦点レンズ Planar T* FE 50mm F1.4 ZA 「SEL50F14Z」。
・ソニークラスタのみんなで、熊本(大観峰・黒川温泉)に行ってきたよ。
・24mmから70mmまで変化できる焦点距離で、どれだけの絵が撮れるか楽しみなレンズ「SEL2470GM」
・ボケ味が主役になるSTFレンズとG Masterレンズが融合したFE 100mm F2.8 STF GM OSS「SEL100F28GM」、外観レビュー。
・「CP+2017」ソニーブースレポート(その1)。トロトロのボケ味と最新機能が合体したFE 100mm F2.8 STF GM OSS「SEL100F28GM」
・「CP+2017」ソニーブースレポート(その2)。軽くて小さい機動性とAFも速くて扱いやすいFE 85mm F1.8 「SEL85F18」
・「CP+2017」ソニーブースレポート(その3)。動画撮影に特化したE PZ 18-110mm F4 G OSS 「SELP18110G」
・「CP+2017」ソニーブースレポート(その4)。フラッシュを使ったプロのスタジオライティングを体験。
・「CP+2017」ソニーブースレポート(その5)。スピード撮影や暗所撮影といったαの性能を試せる撮影コーナーと充実しつつあるαのサポート。
・ソニークラスタと行く!北海道いきあたりばったりツアー!(前編)
・ソニークラスタと行く!北海道いきあたりばったりツアー!(後編)
・2017年の桜の季節を、STFレンズ「SEL100F28GM」、Planar「SEL50F14Z」、Vario-Tessar「SEL1635Z」で撮ってみた。
・GWは「岩国空港基地フレンドシップデー2017」に出かけてみた。α6500+「SEL70300G」で望遠連写にも挑戦してみたよ。